Amagiri's blog

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ヴェルファイアに決めたわけ 番外編:アル/ヴェルとLEXUS LMの比較

2019-04-17 08:09:16 | VELLFIRE

via:https://carview.yahoo.co.jp/

昨日上海モーターショーで発表され結構な話題になっているLEXUS初のミニバン、レクサスLM。

実はうちもヴェルファイアを購入する際、近々LEXUSでミニバンが発表されるという噂がありましたので、
関心があり色々調べていましたので少し比較したこと、気がついたことなどを書いてみたいと思います。

※以下は個人的に調べたことです。内容については保証できませんので予めご了承の上お読み下さい。


デビュー前はFRになるかも?というような色々な噂がありましたが、デザインといいサイズといい
写真で見る限り明らかにアルファード/ヴェルファイア(以下、アル/ヴェル)がベースになっているようですね。
(おそらくアルファードがベースでしょう。)

 


via:https://carview.yahoo.co.jp/

フロント、サイド、リアです。
フロントについてはレクサス初のミニバンということでスピンドルグリルの造型にかなり苦労したでしょうが、個人的になかなか良い感じにまとまっていると思います。

サイドを見るとやはりベースがアルファードというのがはっきり見えますね。

そしてリア。
かなりあっさりしているなというのが個人的な感想です。
ヴェルファイアの場合、かなり凝った造型になっているのですが、LEXUS UXのように一直線に光らせるようにするためにこのようなデザインになったのかも。


参考までにヴェルファイア。


エクステリアは良い意味で全体的にレクサス版のアルファードという感じです。
ホイールも最新のLEXUSでよく採用されているスパッタリング?タイプですね。
ちなみにボディカラーは外装カラーはブラックとホワイト・パーツ・クリスタル・シャインの2色のみです。


さてLMの最大の特徴であるインテリア。


via:https://discoverlexus.com

まずコックピット部分はほぼアルファードと同じ造型ですね。
ハンドルやナビ、エアコン部分はレクサス用に換装されているようですが、最新のレクサス車なのにシフトブーツが無いのにはちょっと驚きです。
そしてかなり高級なこのデザインどこかで見たことがあると思ったのですが・・・


via:https://toyota.jp/alphard/customize/royallounge/

ヴェルファイアやアルファードに設定されている「ロイヤルラウンジ」によく似ています。
ロイヤルラウンジとは7人乗りのアル/ヴェルを4人乗りにして、後部座席のスペースをしっかりと確保したカスタマイズカーです。
こちらからアルファードのロイヤルラウンジのサイトにジャンプします。)

おそらくこのカスタマイズカーをLEXUS仕様にしたのがこのLMという車なのかもしれません。

 

ただLEXUS仕様にするにあたって幾つか変更点もあるようです。


via:https://discoverlexus.com

・液晶ディスプレイが24インチから26インチへ大型化。
・サウンドシステムがJBLからマークレビンソンへ変更。
・ロイヤルラウンジは運転席と後部座席は完全にパーテンションで区切られているが、
LMはガラスのような物で仕切られている・・・などなど。

ただし根本的に何かが違うということではなくあくまで小変更的な感じですね。

ちなみにいま紹介した4人乗りの仕様の他7人乗りの仕様もあるようです。

 

さて走行性能の面ですが、


via:https://discoverlexus.com

この紹介文を読む限り、現行アル/ヴェルのハイブリッドがLM300h、3.5がLM350になるようです。
LM350がFF、LM300hがAWDという点も同じですね。
トランスミッションなども日本のアル/ヴェルに準拠してくる可能性がかなり高いです。

あとLEXUS ESでも採用されている「スイング・バルブ・ショック・アブソーバー・テクノロジー」を採用しているということ。
これで乗り心地もアップしているようです。


だいたい出ている情報はこんな感じですね。
7人乗りについては余り情報が出ていませんが、おそらくアル/ヴェルの最高グレードである「エグゼクティブラウンジ」に似たグレードになるのでは?と思っています。
またどちらも当分日本では展開されず中国や東南アジアで展開されるとのこと。

 

 

個人的な感想にしては若干拍子抜けした感じです。
プラットフォームを変えるのは無理だとしても、インテリアや走行性能で大きく差をつけてくるかな?と思っていたのですが、アル/ヴェルのロイヤルラウンジの輸出仕様にした車といった方が近いかもしれませんね。
また日本ではアル/ヴェルがかなりヒットしていますし、日本市場に投入してもヒットするかといえば微妙かも。
理由は色々ありますが、アル/ヴェルは日本では300万円から800万円近いグレードまでかなり値段の幅があります。
また売れ筋の2.5もラインナップされていません。
LMはロイヤルラウンジの値段から推定すると1,500万円は超えてくる可能性は高いですので、かなり狙っているマーケットが違うような気がします。
(7人乗りだとしても1,000万円ぐらい?)

以前ハリアーがレクサスRXに移行した時(というより元々海外ではハリアー=LEXUS RXでしたが)も結局ハリアーの要望が強くまた復活したことを考えると今回も同様にかなり難しいと思います。
(しかも今回はアル/ヴェルが先に出ているわけですから余計に)

なのでもしかするとアル/ヴェルのフルモデルチェンジの際に、3.5やハイブリッドをLEXUSに移行して、2.5だけ残すという形をとるかもしれません。
ハリアーもLEXUS RXに移行した時、2.4だけしばらく残っていた覚えがあります。

ただ、どちらにしても日本投入は大分先でしょうし、投入する際もアル/ヴェルとマーケットが被らないようにしてくるのでは、と個人的に思っています。

 


ちなみにヴェルファイアの契約前に妻にLEXUSからミニバンがデビューするけど?と話を振ったのですがあまり興味がないようで、更に昨日このLMの話をしても同じく「ふ~ん」と言うでした(笑)
妻の話ではヴェルファイアのデザインが気に入っているのと、そもそもLEXUSのミニバンも検討するのであれば、エグゼクティブラウンジも検討していたということでした。
今回、3.5で内装が普通のグレードであるZAが無かったのでZGを選んだのですが、そもそも妻にとっては内装に関してはそこまで求めていないのでZGで十分以上。
なのでLMは全く対象外だったのでしょう。

こういう点から考えてもアル/ヴェルはラインナップがかなり幅広い(特に2.5とハイブリッド)のも特徴ですので、全面的に移行すればかなりの層を取りこぼしてしまうのでは、と思います。


まだ情報が断片的で確たる事は言えないのですが、アル/ヴェルが早々にLMに置き換わるということは無さそうですし、逆に今3.5が買えてお買い得だったと思うことにします(笑)