Amagiri's blog

車、写真、旅など色々つぶやきます。
「速度を上げるばかりが、人生ではない。」from Gandhi's quotes

RC FとVELLFIRE

2019-07-28 00:08:58 | 愛車

昨日納車された妻のVELLFIREですが、コーティングが無事完了したと連絡を受け、RC Fの助手席に嫁さんを乗せてVELLFIREを受け取りに行ってきました。
そしてついでにRC Fも洗車してもらうことに。
来週はいよいよ遠出が出来そうなのでそのためというのもありますが、やはり1ヶ月に1、2度洗車しておくと綺麗なボディが維持しやすですね。

 

VELLFIREはコーティングブースにで~んと鎮座しておりました。

 

やはりフロントマスクには圧倒されます。
ただだいぶ見慣れてきたのもあり、いつものVELLFIREだなとかわいく見えてきました(笑)

 

 

3眼ヘッドランプ。
これがあるとフロントマスクが引き締まりますね。
しかし、この3眼ヘッドランプも含めLEXUS以上に装備が充実しているところもあって、
やはり売れている車はトヨタも力を入れているんだなと改めて感じます。

余談になりますが、今回乗り換えにあたりLEXUS NX300とRX300も検討しました。、
ただやはり2列目のキャプテンシート、V6大排気量の滑らかさ、そして8速ATが決め手になり、30系後期VELLFIREになりました。
内装の上質さはともかくとして、動力性能についてはかなりVELLFIREが進んでいます。
RXも近々マイナーチェンジですが、ハイブリッドを除いてV6の設定はなく、またターボの方も6ATのまま。
VELLFIREとそこまで車重が変わらない車なのでちょっと力不足なのでは?と思います。
NXはRXよりかなり車重が軽いのもあってスイスイ走りますが、車内の広さなどの点でVELLFIREに軍配が挙がります。
NXはともかく、RXにはVELLFIREと同等のパワーユニットとトランスミッションを装備しても良いのでは?と個人的に思うのですが、
この辺り、TOYOTAとLEXUSのねじれ現象?のような物があるのかもしれませんね。

 

RC Fの洗車も終わり、VELLFIREの受領も完了してそのまま近所の駐車場が広い公園へ。
妻にVELLFIREの操作についてレクチャーするためです。

 

 

まずはRC FとVELLFIREを並べて記念撮影。
実は家でもこの2台は駐車場も離れており、なかなか並ぶことがありません。
また2台同時に出ていることもあまりないので、折角なので撮影しておきました。

 

 

後ろからも1枚。
こう見ると本当にそれぞれの車の個性が良く出ていますね。

 

取り敢えず記念撮影の後は嫁さんに各種装備のレクチャー。
パワーシートの設定から始まり、パワーバックドアの操作の仕方まで、一通り説明。
嫁さんはこういった「パワー」系の装備は初めてなのでカルチャーショックを受けているよう。
今回のZGですが、以前のグレードに比べるとかなり快適装備が充実していて、ミニバンというよりサルーンの要素も含まれているなと感じました。
しかし本日は気温が高い上に、蒸し暑く色々外にも説明したいことがあったのですが、そこそこで切り上げることにしました。

 

出発前にRC Fも記念撮影。

まずはフロント。

 

エンジンをかけているとデイライトがかなり目立ちます。
またRC Fは車幅自体はそこまで広くないのですが、こう見るとかなりどっしりとした雰囲気がありますね。

 

リア。

 

リアにスモークフィルムを貼ったのですが、ブラックアウトされたコンビランプとマッチしている気がします。

 

サイド。

 

実はヴェルファイアとホイールサイズは1インチ違いですが、
こう見るとかなり大きさが違うなと感じます。

個人的にRC Fのエクステリアは1日眺めていても飽きないぐらい気に入っています(笑)
私自信、RC Fにかなり馴染んできたようで、以前より更に「人馬一体感」を味わう事ができるようになりました。
当初戸惑った部分なども色々あったのですが、今は慣れてしまいRC Fのコックピットに座ると本当に落ち着きます。
(この辺りはまた近いうちに追々書いていきたいと思います。)

 

この後近くのオートバックスでVELLFIREのメンテナンス用品を購入し、帰宅。
本当に蒸し暑い1日で二人とも家に帰るとくたくたでしたが、楽しいドライブになりました。


サウンドシステム

2019-04-22 10:42:53 | 愛車

(MC前のカタログから抜粋)


今回、RC F & ヴェルファイアを契約し、どちらも納車待ちの状態ですがどちらもメーカーオプション(以下、MOP)のサウンドシステムを装着しました。
MOPのサウンドシステムはそれぞれ長所、短所がありますが、今回は「長所」を重視しこちらを選ぶことに。

 

 

RC Fの方は“マークレビンソン”プレミアムサラウンドサウンドシステム 。

 


(MC前のカタログから抜粋)

 

こちら17個のスピーカーが設置され、Blu-rayや7.1chのサラウンドにも対応しています。
更にLEXUSの中では現在の所最新型のサウンドシステムということもありFLAC、そしてハイレゾにも対応していますのでウォークマンをよく使う私にとってはとてもありがたい。
また圧縮音源復元テクノロジーClari-Fi(クラリファイ)も搭載され、圧縮音源も高音質で鳴らせるようになっています。

ちなみに以前同じLEXUS NXに乗っていたときはマークレビンソンではなく標準装備のプレミアムサウンドシステムでしたが、CDの音質は勿論の事、圧縮音源の音質が向上していることに驚きました。
(ちなみにプレミアムサウンドシステムでも圧縮音源の高域をクリアを補完する機能があります。)
最近はCDではなくUSBメモリにAACやFLACファイルを入れて聞くことが多いので、圧縮音源の音質が重要になるのですが先述のNXでかなり高音質になっていることに驚き、
それならマークレビンソンなら・・・となりRC Fの契約の際に思い切って装着することにしました。

 

 

そしてヴェルファイアの方は、JBLプレミアムサウンドシステム。


via:https://toyota.jp/

RC Fと同じく17のスピーカーで、Blu-ray、5.1chのサラウンドに対応しています。
こちらはRC Fとは違いFLACやハイレゾには対応しておらず、圧縮音源についてはMP3/WMA/AACのみに対応しています。
ただ妻はハイレゾを全く使わないので不足は無いですし、AACに対応しているので私もそこまで困ることもないでしょう。
こちらは元々装着するつもりはありませんでしたが、MOPのナビを装着すると自動的にこのサウンドシステムが装着されます。
試乗車で試聴したところ、なかなかいい音でした。
ヴェルファイアについては以前も書きましたが、サウンドシステムを前後席に加えサブウーファーを設置するとなるとかなり大がかりなオプションになりますので、
それなら最初から設置しておく方が良いという点も大きいです。

 

ちなみに余談ですが、マークレビンソン、JBLともハーマン・インターナショナルのブランドです。
他に車のオーディオではハーマン・カードン、バング&オルフセンなどもこのハーマン・インターナショナルのブランドだったりします。

個人的にホームオーディオでこのハーマン・インターナショナルのブランドであるAKGのヘッドホンを愛用しています。
かなり高音が綺麗にでるヘッドホンです。

 

 

話しが逸れましたが、最近ではMOPのナビの性能が市販品と遜色無くなってきていること、また特にTOYOTAの場合などはコネクティッドシステムを推進しているので
それと相性の良いMOP、ディーラーオプション(以下、DOP)ナビがよく装着されている(ヴェルファイアの担当営業者の方談)ので、
こういう最初から設定されているサウンドシステムを選ぶのもありかもしれませんね。

ちなみにTOYOTAはDOPナビに対応した純正サウンドシステムをDOPにもにラインラップしています。


via:https://toyota.jp/

フロントだけですが、ハイレゾに対応したトヨタ純正のDOPナビと組み合わせればかなり高音質を楽しめるようです。

 

DOPのタイプははともかくMOPのサウンドシステムは長所、短所があります。

長所としては、
①メーカー純正なので保証等の問題がない
②インテリアにマッチする
③ナビと一体化しているので別途アンプなどの電源を入れる必要がない
④サラウンドシステムに対応しているタイプが多く、そのままでBlu-ray等が大迫力で楽しめる

短所として
①コスパとしてはいまいち?同じ値段で専門ショップに組んで貰った方がいい音になることもある
②後で取り替えることが出来ない


個人的に高音質第一というのであれば社外品を組んで貰った方がいい音がコスパ良く鳴らすことが出来ると思います。
勿論ショップで本格的な物、とまではいかなくても市販のナビと市販のスピーカーを組み合わせるだけでも純正のスピーカーとは全く違う音が出ます。

ただ先程も書いたとおり、最近はナビを標準装着している車も増えているので、そういう車は標準のスピーカーを市販のスピーカーに交換する事はアンプの配線などがややこしく
簡単にはできなかったり、バランスが崩れたりすることがあります。
例えばレクサスは全車ナビ・サウンドシステムが標準装備ですので、マークレビンソンの有無に関わらずスピーカー交換は難しいです。
それなら最初からサウンドシステムを選んでおくのも手かもしれません。
(そういうシステムでも対応してくれるお店もあります。)


車を購入するときはナビが標準装備されているかどうか、手軽にスピーカー等が交換できるのかどうかしっかり確認した方がより愛車の満足度がアップするかもしれませんね。


マルチシリンダー大排気量高回転型NA or 高回転型高出力ターボ or ダウンサイジングターボ

2019-04-21 22:26:16 | 愛車

今まで愛車を何台か乗り継いできましたが、愛車毎にエンジンに様々な特徴がありました。
今回はそれぞれの愛車をエンジンのタイプに分けてみて考察を述べてみたいと思います。

※マルチシリンダー大排気量高回転型NA、高回転型高出力ターボ、ダウンサイジングターボの定義はこれと決まっているわけではありませんので、私個人の見解で分けた物です。厳密な定義があるわけではありません。
またそれぞれのエンジンの特徴、感想はあくまで個人的な見解によるものです。それをご了承の上、お読み下さい。

 

 

1.マルチシリンダー大排気量高回転型NA(LEXUS IS350)

 

via:https://lexus.jp/

先代IS350、現行マークXに搭載されているエンジンは2GR-FSE。
最高出力 318PS(234kW 314HP)/6400rpm
最大トルク 38.7kgm(380Nm)/4800rpm

こちらはショートストローク型のV6、NAエンジンです。
昔のVTECやロータリーのような超高回転型というわけではありませんが、ショートストロークということもあり高回転まで一直線に気持ちよく回ります。
世界で初めて直噴、ポート噴射式を併用したエンジンで、高回転域での効率を重視するため可変吸気システムも排除するという徹底ぶり。
加速感はは後述する高回転型高出力ターボのように一気にドカンというより、気がつけばこんなに速度が出ているというような加速をします。
またターボを使用していないのでどの回転域からアクセルを踏んでも思い通りに加速するレスポンスの良さがあります。
更に高回転まで回した時のエンジン音もとても魅力的。
マルチシリンダーということもありかなり精緻な音がします。


性能曲線はこのような感じです。


via:https://toyota.jp/

※こちらはマークXのものになります。
エンジン回転に綺麗に比例して馬力、トルクとも出ているような曲線ですね。
低速トルクも排気量相応に太く、ATとの相性も良いですし高回転型なのでMTと組み合わせても面白いと思います。
実際にこのエンジンと6MTを組み合わせたマークX “GRMN”が発売されましたが、あっという間に売り切れています。

ただ大排気量ということもあり、燃費はあまり良くないのと自動車税が高いのが短所。
あとアイドリング時にボンネットを開けると直噴エンジン特有の「チッチッチッ」というインジェクター音がします。
(フリクションロスを徹底的に排除したためしょうがないようですが。)


長所
①高回転まで気持ちよく回る
②自然な加速感
③低速トルクも必要十分
④レスポンスが良い
⑤高回転まで回した時のエンジン音が気持ちよい
⑥ATともMTとも相性が良さそう

短所
①燃費が良くない
②自動車税が高い
③アイドリング時に直噴インジェクターの音が目立つ
(ボンネットを開けた時ぐらいですが)

 

 

2.高回転型高出力ターボ(SUBARU WRX STI)

 


via:https://www.subaru.jp/


搭載されているのは勿論スバル屈指ののスポーツユニットであるEJ20。
最高出力 308PS(226kW 304HP)/6400rpm
最大トルク 43.0kgm(422Nm)/4400rpm

こちらはボア・ストローク比0.82という超ショートストローク型の水平対向4気筒、ターボエンジンです。
特徴はある回転数から一気にドカンとくるターボ。
これは結構病みつきになる楽しさがあります(笑)
またWRX STIならではの「ドドド・・・」という排気音も魅力です。


性能曲線はこんな感じです。


via:https://www.subaru.jp/


2000回転を過ぎた辺りから一気に立ち上がるトルクカーブがこのエンジンの最大の特徴ですね。
そこから最大トルクの発生回転数の4400rpmまで徐々に上昇しています。
高回転型ということでMTとの相性はとても良いと思いますが、乗りこなすのにはちょっと腕が必要かも。
でも乗りこなすと思い通りに走らせることができとても楽しいと思います。
ちなみに私は全くその域まで達しておりませんでした(汗)

短所は低速トルクが細いこと。
また現在とのところMTとの組み合わせのみなので上手くシフトワークしないとドン亀になるかも。
また燃費が2GR-FSEより悪いのもご愛敬ですね(笑)


長所
①一気に立ち上がるトルクが刺激的
②高回転まで気持ちよく回る
③排気音が魅力
④MTで乗ると楽しそう

短所
①低速トルクが細い
②燃費がよく似た出力の大排気量エンジンより悪い
③乗りこなすのには腕が必要。
(ただし乗りこなすとかなり速そう。)

 

 

3.ダウンサイジングターボ(LEXUS NX300)

 


via:https://lexus.jp/

搭載されているのは8AR-FTS。
最高出力 ;238PS(175kW 235HP)/4800-5600rpm
最大トルク:35.7kgm(350Nm)/1650-4000rpm

こちらは現在レクサスの主力車種やクラウンに搭載されているダウンサイジングターボです。
上記2つのエンジンと異なりボアストローク比1.00のスクエア型エンジンということもあり、良くも悪くも万能型のエンジンの特性があります。
最大の特徴は乗りやすいということ。
低速トルクも太く、また馬力/トルクとも必要十分で街中から高速までどでも運転しやすいです。
またスペック的には上記2機よりも劣っていますが、普通に走る分には寧ろパワーがあり、スペック的な面より実用性を重視したエンジンだと思います。
また水冷インタークーラーターボということもあり、インタークーラーも小型そしてパイピングも最短ですので、レスポンスもEJ20に比べて良好。
ターボラグもあまり感じません。
それも含めEJ20に比べるとターボらしさは減り、大排気量のエンジンの様な特性を持っています。
更に最新型のエンジンということもあり燃費も良好です。

短所はこれと言って思いつきませんが、敢えて言うのであれば高回転までの気持ちよさ、また癖が無いのが短所と言えば短所でしょうか。
運転する楽しさという意味では上記2機よりは劣るかもしれません。
この辺は良くも悪くも「万能」だと思います。


性能曲線はこんな感じです。


via:https://lexus.jp/

2000回転以下から一気に最大トルクを発生しそのまま4000回転まで最大トルクを維持しています。
また最高出力も低めの回転数(4800rpm)で発生しています。
但しレッドゾーンは上記2機と比較して一番低い5900rpm。
ただ最高出力はその下の5600rpmですからこれで十分なのだと思います。


長所
①万能型のエンジンで乗りやすい。
②低速トルクが太い
③ターボでもレスポンスが良く、大排気量エンジンに近い
④燃費が良い

短所
①回す楽しさはあまりなく良くも悪くも実用エンジンに徹している点

 

 

以上素人ながら私の感じた事を書かせて頂きました。
ここには記載しておりませんが、以前所有していたWRX S4のFA20DITは2.と3.の中間のような特性、スイスポのM16Aは1.を小排気量にしたような特性です。

こうしてみるとどのエンジンもそれぞれ特徴があって面白いなと思います。

 

ちなみにRC Fの2UR-GSEは1.を大排気量にして刺激的にしたような特性だと感じました。
ただV8、かつ5リッターというかつてない凄いエンジンですのでどのような特性なのか今から楽しみです。
2GR-FSEはどちらか言えば上品なエンジンでしたが、2URはそれにパワーと刺激を加えたようなそんなエンジンではないかと思っています。


余談ですが、ヴェルファイアは個人的にMCで3.の万能型である8AR-FTSに換装されると予想していたのですが、なんと1.の特性を持つ2GR-FKSになりました。
おそらくV6の上質感と高回転域の気持ちよさを重視したのでしょうね。
ただ高回転型とはいえアメリカではタコマ(ピックアップトラック)に搭載されていることを考えると、重量級の車にも向いているエンジンのようです。
更にロックアップ領域を広げた最新型のDirect Shift-8ATを組み合わせているのが素敵(笑)
試乗レビューなどを読んでいてもパワーアップは勿論の事、運転も楽しくなっているようです。
嫁さんに「今度来るヴェルファイアはかなり刺激的(?)な車になると思うよ。」と言っています。
こちらも楽しみです。