草木染めをやり始めた若い頃は、どんな色が染まるか楽しみで、
手当たり次第いろいろな植物や染料を試して見ていた。
このところは、編み物教室の生徒さんの需要が高い色を染めることが多い。
皆さん明るい色がお好みで、
もしかしたら、半分近くは、コチニール染めをしているかもしれない。
コチニールは糸の重量比1%くらいでも、綺麗なピンク、グレー、薄紫などに染まるので
以前はもっぱら限りなく薄く染めることが多かったんだけど、
10%ぐらい使って、赤を染めた所、大好評!
写真右 コチニール10% アルミ10%先媒染
写真左 コチニール10% チタン10%同浴媒染
写真上 上の残液で アルミ5%同浴媒染
コチニールは虫ですというと、みんな「エーッ!!」って驚く。
でも昔は、食品添加物にもなっていたし、
今でも、ナチュラルな髪の染料として使われている。
見た目はこんな感じ。
乾いているので、虫とは思えない。
これは、いろいろやってこれは一番という結論に達した、IWATANIのミルサーというマシン。
ふりかけを作るやつ。
これで、ガーーってやるとこんな粉末になるので、煮出しパックのような袋に入れて煮出す。
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