いよいよ来月11月5日はアメリカ合衆国の大統領選です。
そこで思い出したのが、『John F. Kennrdy Presidential library and Museum(ジョン・F・ケネディ・ライブラリー)』。
第35代アメリカ合衆国大統領に就任したジョン・F・ケネディ。爽やかな勇姿とスピーチで人々を魅了しましたが、就任からわずか2年10か月後の11月22日、テキサス州ダラスをパレード中に人々の目の前で狙撃され46歳の若さで死亡。ケネディ大統領暗殺のニュースは世界中に衝撃を与えました。こちらのライブラリーでは、今もなおアメリカ国民に愛され続けているケネディ大統領について多くを知ることができます。
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ボストンを訪れた際に私たちが利用するホテルの近くにあるのですが、この日が初めての来館となりました。偶然にもこの日はケネディ大統領の命日でした。
ドーチェスター湾を臨むスタイリッシュな建物。とても気持ちの良い場所にあります。
館内には、各部屋ごとにケネディ大統領の業績、人柄をもの語る文献や歴史上のさまざまな記念品などが数多く展示されています。
ケネディ大統領といえば、アポロ計画の月面着陸でしょうか。やはり宇宙開発に関したコーナーが最初の部屋にありました。
~We choose to go to the Moon!~
1960年代といえばソ連と冷戦状態の真っ只中。アメリカはソ連よりも宇宙開発に遅れをとっていましたが、ケネディ大統領はヒューストンの大学で「我々は月に行く!」と宣言したのです。
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そしてこちらは、1960年の11月に行われたアメリカ大統領選挙ニクソン vs ケネディです。
当時の選挙戦のビデオも流れています。
~New Frontier~
赤がニクソン、青がケネディ。激戦を物語っています。ニクソンが優勢と見られていましたが、結果はケネディが歴史的な勝利をあげました。アメリカ国内の政治や思想についてはよくわかりませんが、ケネディ大統領の掲げたニューフロンティア精神には夢と希望が溢れているのを感じます。
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こちらの部屋では当時の外交について展示されていました。
ケネディ大統領夫妻がバッキンガム宮殿を訪れた際に贈呈されたエリザベス2世女王の著名入りのお写真。お美しいです。
そしてこちらは、西アフリカのコートジボワール大統領との互恵晩餐会でケネディ夫人が着用したドレス。
スパンコールとラインストーンで刺繍された淡いグリーンのシルクシフォンでツーピースのアンサンブルになっています。
ホワイトハウスで開かれた晩餐会のテーブルセッティング。
メニューと共に大統領の文字でメモ書きも展示されていました。
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こちらは、当時のケネディ大統領のデスクを再現したもの。
ガラス越しにデスクの上を見ることもできます。
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そして最後がこちらの部屋です。
真っ暗な部屋でケネディ大統領の葬儀がビデオで流れていました。
出口には、大統領就任時の有名なスピーチが展示されています。
『だから、アメリカ国民の皆さん、国が皆さんのために何ができるかではなく、皆さんが国のために何ができるかを問うてください。
世界の市民の皆さん、アメリカが皆さんのために何をしてくれるかではなく、人類の自由のために私たちが一緒に何ができるかを問うてください。
ジョン・F・ケネディ大統領就任演説、1961年1月20日』
すぐ横の海に面したガラス張りの部屋には、大きな星条旗。
アメリカは至る所に星条旗が掲げられていますが、ケネディ大統領の軌跡をみた直後の星条旗は、まるで我々に多くを語りかけているようでした。
アメリカ元大統領ジョン・F・ケネディ、安らかにお眠りください。
こちらの博物館はボストンにあるのですね。
とても充実した展示物の数々に、
やはりケネディ大統領はアメリカ人にとって特別な存在、
今も人々の心にしっかり刻まれていることを再認識します。
わたしがケネディ暗殺の年である1963年を覚えているのは、
Four Seasonsの歌"December, 1963 (Oh, What a Night)"と勝手に関連付けているからなんです 笑。
暗殺されたのは12月ではなく11月なんですけど、
この歌を聴くたびケネディのことを連想しちゃいます。
11月5日まであと1か月余り、どきどきします。
allyさんにとってはBFの住む国、わたしにとっては息子が暮らす国、
お互い大統領選を見守りましょう~。
展示が見られて嬉しいです!
外観も、展示もとてもスタイリッシュな感じがします。
学生の頃だったので1993年ごろでしょうか、
映画『JFK』を観ました。
洋画はいつも字幕で見ていたので
当然のように字幕の回を選びました。
内容は興味深く、とても面白い映画でしたが
ものすごいセリフの応酬で
場面が変わる前に読むのがやっと。
映像の方を見る余裕がない〜(´-`)
と思っているうちに終わってしまいました。
こんなとき、英語ができれば…と思いますね 笑
懐かしい思い出です。
私もボストンに行った時にこちらへ訪れました。
その時のこと、、思い出させていただきました。
ありがとうございました😊
そんな事を感じました
日本は…なんだか段々
小さくなっていくみたいな気がして来た
>1963... への返信
こんばんは。
アメリカ国民にとって偉大な人なのだな、と私もしみじみと思いました。日本の総理大臣なら誰になるのでしょう。そういえば、むかーし父に「尊敬する人は誰?」と訊ねたら、しばらく考え込んでから「吉田茂かな」と言ってましたが…。
"December,1963" どんな曲だっけ?と思い、検索して聴いてみました。自分の中で、その曲を聴くと思い出す出来事ってありますよね。storytellerさんのそんな曲を他にも教えてほしくなりました。^^
大統領選の行方、ドキドキしますね。
>こんにちは... への返信
こんばんは。
そういえば、私はきちんと場所の説明をしておりませんが、ケネディ大統領の出生地であるマサチューセッツ州にあります。外観も内容も、本当に素敵なライブラリーでした。
私も字幕で見て失敗したなって映画があります。その当時は週に一回は映画を観ていたのですが、ビールを飲んだせいかトイレは近いし、話の展開は速いし、内容が私には難しいし、チンプンカンプンなまま終わってしまいました。(笑)
なんていうタイトルの映画だったかな…。金融関係の話だったような気がしますが、英語が堪能ならトイレで中座しても理解できたかもしれませんね。^^;
>こんにちは♪... への返信
こんばんは。
わー!
こちらを訪れたことのある方からのコメントはとても嬉しいです。実は私がこちらを訪れた際、こちらのミュージアムの予備知識などはほとんどなく、だからさほど期待せずに来館しました。でも実際に訪れてみると内容がとても充実していて驚きました。
来年アメリカに戻ったら、ぜひまた訪れてみたいです。^^
>ふ~ん…... への返信
アメリカが世界に与える影響力は絶大だと思います。同じようにロシアや中国も。やはり国土の広さでしょうか…。
日本はもともと家名を重んじる国ですしね。諸外国が重んじる日本の「サムライ魂」は、日本が諸外国に誇れるものではないでしょうか。と、無責任なことを言ってしました。すみません。^^;
>昨夜の 私の返信
今朝読み返したら意味不明なこと言ってますね(笑)
ちょっと酔っ払ってたんですよね(//∇//)
ワラエル~~