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ワンダーランドの日記帳goo

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晩秋~京都

2006-11-28 09:37:25 | まち歩き

広沢の池というと京都の大覚寺の近くでもある。

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夕方雨上がりに訪れてみるともやがかかっていた。パステル画のようでもあり、水墨画のようでもある風景に、鮮やかな紅葉を見てきた目が意表をつかれてしまった。

                 晩秋の風景である

Akaiaki5_1 秋の風景は多彩な表情を持つと思った。

Akaiaki7 Akaikaki2           

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11月もあとわずかで終わる。

そのひととき、自然の大きな暖かさに包まれた思いがした。

Akaiaki4_1

過ぎ行く時間を振り返りながら、今年なにをしてきたかと反芻した。個人的には、多少の成長はあったかもしれないと評価した。

いつも、楽しみにしていた朝のワイドショーが悲しいニュース、悲惨なニュースがとびかい、なにか人間的なものが失われていく危機感を感じた。

「母親が子供を殺す」。自然の道理で行けば、命を生み、守りはぐくむ母性が、崩壊しようとしているのではないか・・・と不安をもった。

もともと母性は、何ものにも変えがたい愛情そのものである。それを維持できない現実の中にいる女性を責めることがあっても、励まし守っていくことの出来ない社会に、不信も不安も持つ。

夕餉の時間、薄明かりの中、家路に付く高校生の元気な自転車の列が通り過ぎていった。「ごはんですよ~~~、早く帰って来なさい」という母の声が彼らに聞こえるかのように、「また明日!」と、別れていった。

晩秋の京都。懐かしいふるさとの風景がそこにあった。

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