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札幌・円山生活日記

ミモザとアザレアと福寿草と雪割草と~百合が原公園~

約25.4haという広大な敷地を持ち6,400種類ほどの花や植物が育てられている「百合が原公園」。園内には世界中から集められた約100種のユリを観賞できる「世界の百合広場」や札幌の姉妹都市である4都市の造園家が協力した「世界の庭園」などが広がります。積雪の冬季でも温室では様々な草花や花木などが楽しめます。

今日は久しぶりの「百合が原公園」です。先日新聞を読んでいると毎年3月8日は「ミモザの日」で「男性が女性に日頃の感謝や尊敬の気持ちを込めてミモザをプレゼントする」という記事が目に留まりました。そういえば昨年この時期に「百合が原公園」で大きなミモザの木を鑑賞したことを思い出しました。早速公園のウェブサイトにアクセスすると“ミモザはより一層花色も鮮やかになり見頃の時期に入りました”と出ているではありませんか。しかも1月25日(火)~2月13日(日)は【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】が、2月8日(火)~2月27日(日)には【アザレア展~道内最大級のコレクション~】が開催されていると知り両方を同時に楽しめる本日に訪問することにしました。アクセスは自宅から地下鉄東西線「大通駅」で東豊線に乗り換え「栄町駅」で下車、1番出口前のバス停から【麻25】(篠路小学校)行きに乗り10分ほどで「百合が原公園前」に到着です。

「百合が原 緑のセンター温室」の玄関口。雪が積みあがっています。

「緑のセンターの温室」の入口。入って左手より大・中・小と三つの温室から構成されています。

まずはミモザを目指して「大温室」へ。
大温室のシンボルツリー「ミモザ(ギンヨウアカシア)」です。高さ6メートルにもなるミモザの枝いっぱいにブドウの房のように見える黄色い花を咲かせます。
花は“約20個の小花が球状に集まりそれが総状に連なったもの”だそうです。
黄色が見事な華やかな花です。

ミモザの奥に「皇帝ダリアが咲いています」との案内が出ていたのですが周囲を見ても見つかりません。案内の写真を参考に目線をかなり上にあげていくと・・。

はるか頭上で一輪の花を発見。案内の写真にも一致するのでこれか!

「皇帝ダリア」です。


「大温室」ではツバキも開花を始めていました。【ツバキ展】は2月22日(火)からのようです。

《西王母(せいおうぼ)》
《太郎冠者(たろうかじゃ)》
《シェイラ》
《天津乙女(あまつおとめ)》


次に「中温室」の「アザレア展」へ。
【アザレア展~道内最大級のコレクション~】のチラシ。


「中温室」の「アザレア展」の全景。この展示会に合わせて開花を調整し、管理してきた約140品種、200鉢以上のアザレアが展示されているそうです。道内最大級の規模の展示会とか。

《ピノキオ》

可愛らしい名前と花色が人気だそうです。


《貴婦人》

同近影。


《乙女の祈り》
アザレアでは珍しい花形の品種で薄いピンクと細長い花弁が特徴だとか。

《ザクセンスター》。まるで星のように見えるアザレアだとか。

バラのような花姿の《デズリー》。アザレアは「こんなに多くの種類があるのか!」と思うほどに多彩で艶やかな花が多く春の到来に心躍る感じの花々でした。


そして「小温室」へ。
【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】 のチラシ。

「福寿草と雪割草展」の全景。今回の展示会では福寿草は1品種34鉢、雪割草は22品種約49鉢を展示しているそうです。

福寿草の展示。
“福寿草は、北海道から本州の山野に多く見られる日本原産の多年草の春植物です。3から4センチほどの鮮やかな黄色い花を咲かせて、花弁を使い日光を花の中心に集め、その暖かさで虫を誘引しています。 
福寿草という和名は、幸福や長寿など福を招く縁起の良い植物からその名がつき、古くは江戸時代から日本人に愛され多くの園芸品種も誕生しました。また新春を祝う植物として、元日草(がんじつそう)や朔日草(ツイタチソウ)とも呼ばれています”。
可憐は福寿草の花。
同上。


雪割草の展示。
“早春の陽光を浴び、林の中で一早く花開く山野草の一種である雪割草。ミスミソウ、スハマソウ、オオミスミソウ、ケスハマソウなどや、それらをかけ合わされたものを総称して雪割草と呼ばれています。 花色は桃色や藤色、白や緑と大変多彩なうえ、一重や二段咲き、千重など花形も豊富なため、観る者を飽きさせない可憐な花姿をしています。そのため、江戸時代にはすでに注目され、古くから日本人に愛されてきました”。
《碧空(あおぞら)》

《影丸(かげまる)》


《青嵐(せいらん)》


《玉鴉(たまがらす)》


《つま紅(つまべに)》。雪割草は皆小ぶりは花でその可憐さが魅力的な花々でした。これにて温室の観賞終了。

最後にバスの待ち時間で周囲を散策。広大な公園の一部の園道は除雪がなされておりウォーキングする人の姿もありましたが「サイロ展望台」には雪が深く近づけませんでした。 


近くの丘珠空港に着陸するJAL機が頭上を飛んでいきました。

久しぶりの「百合が原 緑のセンター温室」はミモザをはじめとする花々で大変見ごたえがありました。本年も公園のウェブサイト情報や「花ごよみ」を参考に四季折々の公園を楽しみに訪問したいと思います。次は3月1日(火)~3月6日(日)の「春の洋ラン展」でしょうか。少しずつ季節が動いている感じがして楽しみです。ありがとうございました。 

【百合が原公園】
札幌市北区百合が原公園210
011-772-3511(百合が原 緑のセンター 8時45分~17時15分)
閉園時間、閉園期間は無し ※一部施設により異なる下記参照

【緑のセンター温室】
開館時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日休館)
観覧料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料

【アザレア展~道内最大級のコレクション~】
開催期間:令和4年2月8日火曜日から2月27日日曜日
開催場所:百合が原緑のセンター 中温室
開催時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
観覧料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料
 
【福寿草と雪割草展~春を告げる雪国の妖精たち~】
開催期間:令和4年1月25日火曜日から2月13日日曜日
開催時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
開催場所:百合が原緑のセンター 小温室
観覧料:高校生以上130円 ※中学生以下、65歳以上の方、障がいのある方は手帳等の証明書提示により無料
(2022.2.13訪問)

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