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札幌・円山生活日記

青い池と四季彩の丘と。~富良野・美瑛バスツアー2023(後編)~

十勝岳が生んだ雄大な丘の景観のまち「美瑛」。なかでも近年は十勝岳の防災工事の際に堰堤にたまった水が不思議なほど青い色をたたえる幻想的な池「青い池」が人気スポットです。また広さ15haの敷地に数十種類の花が咲き緩くうねりのある丘が独特の風景を形作っている「四季彩の丘」も素晴らしい景観です。

さて旭川まるうんトラベル札幌営業所」の企画商品「【日帰りバス】★2023年度 HOKKAIDO LOVE!割 バスガイドと行く!じっくりファーム富田120分滞在と青い池・四季彩の丘」の後編です。午前7時50分過ぎにJR札幌駅北口を出発したバスは10時30分頃に「ファーム富田」到着し120分滞在(以上前編)。その後に富良野を出て“十勝岳が生んだ雄大な丘の景観のまち「美瑛」”に入ります。 

バスツアー出発地のJR札幌駅北口。コースは、「ファーム富田」→「美瑛白金・青い池(約30分滞在)」→ 「四季彩の丘(約40分滞在)」→「ジェットコースターの路(2.5kmの直線道路)」車窓見学→富良野の選べる観光「カンパーナ六花亭(買物約35分滞在)」または「ふらのワイン工場(見学・試飲・買物約20分滞在)」→「カンパーナ六花亭」訪問者乗車→札幌への予定です。
最初の訪問地「ファーム富田」(前編)。

「ファーム富田」から「美瑛白金・青い池」に到着。十勝岳の防災対策として「美瑛川」に砂防ダムを設置した際に右側の堰堤にたまった水が不思議なほど青い色だったことからいつしか「青い池」とよばれるようになったとか。
「青い池」周囲の白樺並木の遊歩道は、池に向かって右側から左側へ歩くのが暗黙の了解事項になっているそうです。歩き出して最初の頃は樹が茂っており時折写真が撮れる空間がある程度です。
遊歩道の中ほどで視界が開け池は左奥へ回り込んでいます。この辺りが絶好の写真撮影スポットだそうです。皆さん熱心に写真撮影です。
もちろん我々も写真撮影です。 「青い池」は日によって色合いを変え、青かったり緑かかっていたり、最悪の場合は暗く濁っていることもあるそうです。本日は昨年来た時よりも青さが濃い見事な色合いです。 
立ち枯れのカラマツとあいまって幻想的な風景を作っています。
また「青い池」は同じ日でも池の右側から左側へ歩くにしたがって少しずつ色合いを変えるとか。池の右側。
池の左側です。
白樺並木を更に歩いていきます。 
白樺並木が終わり「美瑛川」と合流する辺りまで来ました。
展望台から見た「美瑛川」(左)と「青い池」(右から右奥に続く)。
「美瑛川」に作られた砂防ダム。上流に「白ひげの滝」があり流れる川の水も青みかかっています。
「青い池」の解説版。池が青い理由は、上流にある白金温泉地区で湧き出している「白ひげの滝」などからアルミニウムなどの鉱物成分が含まれた水が流れ出ており、この水が美瑛川の河川水と混ざり合うとコロイドが生成されます。目に見えない粒子であるコロイドに太陽光が当たると人間の目には青い光を反射して見えるそうです。

それでは駐車場へ戻ります。
駐車場へ戻る途中に小さな売店「青い池」があります。
売っているのは「青いソフトクリーム」や「青い池まんじゅう」やなど青いシリーズです。

駐車場にはかなり多くの車が停まっていました。バスに乗車し次の目的地へ出発です。 

「四季彩の丘」に到着。入園料は500円(ツアー代金に込み)。色鮮やかな花畑や雄大な景色を楽しめるということで人気です。
「四季彩の丘」のマスコット「ロールちゃん」と「ロール君」の写真撮影スポット。
「ロールちゃん」と「ロール君」の背後の《ラベンダー》畑。
その奥に《ヒマワリ》。広大な「四季彩の丘」が見渡せます。
約40分の滞在時間内に徒歩で1周するのは大変そうなのでトラクター車「ノロッコ号」(乗車料金別途500円)を利用します。
「ノロッコ号」は約15分で園内を1周します。

《サルビア》。
《マリーゴールド》。3分間の下車休憩タイムがあります。
再度乗車し入口付近に戻ってきます。
以上で「四季彩の丘」終了。この後は「ジェットコースターの路(2.5kmの直線道路)」車窓見学を経て、富良野の選べる観光「カンパーナ六花亭(約35分滞在)」または「ふらのワイン工場(約20分滞在)」。ワイン工場は今回は貯蔵所が見学できないということで我が家2人は「カンパーナ六花亭」を選択。

「カンパーナ六花亭」。
富良野の2万4千坪もの丘陵地に広がるぶどう畑の中に店舗があり眼前に大雪山連峰をのぞむ北の大地らしいロケーションとか(写真は店のウェブサイトより拝借)。
ガラス張りの店内の販売コーナー。この店限定スイーツ「富良野あんころ」を購入。
喫茶コーナーにも限定品があるということで・・。
「カンパーナ六花亭」限定の「ふらの餅」。塩味をきかせた青えんどう入りのお餅で青えんどうのつぶ餡を包み、両面を香ばしく焼いて提供(1ケ税込み120円)。もう1品は定番の「雪やこんこまじりっけなし」(同350円)。
ガラス張りの大窓からテラスへ出て十勝岳連峰を一望。スイーツとともに時間の許すかぎり雄大な景色を楽しみました。以上で本日のバスツアーの行程は終了し札幌へ帰路につきます。

往路と同様に途中の「岩見沢IC」で休憩を経て・・。
ほぼ予定通り18時過ぎにJR札幌駅北口に戻ってきました。本年も充実の富良野・美瑛へのバスツアーでした。これで参加費は【HOKKAIDO LOVE!割】適用コースなので1人税込み5,000円。時間的にも効率的で更に1人に買物クーポンが2,000円分付きますのでかなりお得なツアーです。クーポン使用方法が面倒なのが難点でしたが最後に「マルヤマクラス」で使用したので実質的でした。ありがとうございます。

「白金青い池」
上川郡美瑛町白金
JR美瑛駅より車で約20分 道北バスで約20分
駐車場利用時間
5月~10月 AM 7:00~PM 7:00
11月~4月 AM 8:00~PM 9:30
(問:美瑛町商工観光交流課 0166-92-4321)

「四季彩の丘」
上川郡美瑛町新星第三
JR富良野線を「JR美瑛駅」より車で12分
「JR美馬牛駅」より徒歩30分
駐車場 有/普通車 300台
(夏期 6/15~9月末:1台 500円) 
0166-95-2758 / MAP CODE:349 701 160
http://www.shikisainooka.jp/
(2023.7.6訪問)

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