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札幌・円山生活日記

狸小路の卵に拘った料理家の人気店~「Kitchen Oeufs(キッチンうふ)」~

狸小路8丁目にあるフードコーディネーターとしても活躍する店主が営む「Kitchen Oeufs(キッチンうふ)」。「Oeufs(うふ)」はフランス語で「卵」の意味。卵にこだわり、素材の味を生かしたシンプルで体に優しいメニューを提供します。”うふっ”と笑顔になれる料理とアンティーク家具の落ち着きのある空間で人気です。

本日は「Kitchen Oeufs(キッチンうふ)」でランチです。SNS等で「オムライスの美味しい店」として評判で狸小路150周年記念「第70回狸まつり」見物に「札幌狸小路商店街」を散策した際に来ました。店の場所は「狸小路商店街」7丁目のアーケードを抜け「狸小路8丁目商店街」 に入った一角にあるビル2階です(地図)。
「Kitchen Oeufs(キッチンうふ)」の入る「大洋ビル」入口。
ビル2階の通路奥にある「Kitchen Oeufs(キッチンうふ)」。店では全6テーブルのうち1テーブルのみを予約席として11:00~12:45、13:00~14:45、15:00~16:45の各時間帯区分で予約を受け付けています。他5テーブルは予約客以外の席ですが予約がお勧めです。ネットからも空き具合を確認し予約できます。 
店内のようす。11時の開店と同時に入店。退店時までに3組の女性2人客がありました。
厨房前のカウンター。料理家(管理栄養士・フードコーディネーター・アスリートフードマイスター)として活躍されるオーナーシェフ・中居香織さんが監修された料理を紹介する冊子などが置かれています。
店内は一点物の貴重なアンティーク家具で統一したとのことで、ほっとする落ち着きのある空間となっています。
窓際の予約席に着席。各テーブルには色々な小動物の置物が置かれていました。

メニューはタブレットで説明があります。
コースはA~Cの3パターン。料理の選択による値段が異なります。
「オムライストマトソース」。いずれの料理も当別町「ファームアグリコラ」の平飼いたまごをたっぷりと使用したもの。国産米を中心とする自家配合飼料で育った鶏の卵は黄身がクリーム色だそうで料理の色に現れます。 
「夏野菜とモッツァレラチーズのオムライス」。セット料金+400円(税込)。

「カルボナーラ」。セット料金+300円。料理は以上3品。少数精鋭でいずれも拘りの卵料理です。
スイーツは4種類。「バスク風チーズケーキ」。
「プリン ア・ラ・モード」。セット料金+300円。「オムライストマトソース」とともに2018年11月のオープン以来の看板にして人気メニューだそうです。
「まるごとプリンのクレープリン」。セット料金+400円。この「桃とすもものソース」も魅力的でした。

「プリンとコーヒーゼリーのパフェラム酒入りシロップ添え」。セット料金+200円。
ドリンクは「丸美珈琲」のスペシャリティコーヒー、「MARIAGES FRERESE(マリアージュ フレール)」等の紅茶に加え自家製ジュースなどが揃います。


注文はA・B各1セットで料理は「カルボナーラ」と「夏野菜とモッツァレラチーズのオムライス」としたので先ずはサラダが登場。
新鮮野菜のサラダほか料理は白い「Wedgwood(ウェッジウッド)」で提供されます。

「カルボナーラ」。

‟高品質卵と旨味が凝縮した自家製パンチェッタ、そしてたっぷりのパルミジャーノレッジャーノを茹でたてのパスタと絡めて濃厚に仕上げます。仕上げには挽きたての黒胡椒をたっぷりと振り、トリュフパウダーでリッチな香りを加えます。”
パスタは幅広のもちもち麺で濃厚カルボナーラソースに良く合います。美味しいです。

「夏野菜とモッツァレラチーズのオムライス」。

“爽やかな香りのバジルライスをふわとろのオムレツで包み、特製のトマトソースと夏野菜のラタトゥイユをかけて仕上げます。
とろけるモッツァレラチーズと一緒にお楽しみください。”
「オムライス」には昔ながらの包み込むタイプと伊丹十三監督の作品で有名になったオムレツをライスに乗せるタイプがあり個人的にはふわとろオムレツが楽しめるのせるタイプが好みです。この店のものは包み込みタイプなのですが卵のふわトロ感が味わえます。バジルライスも夏野菜も爽やかで美味しい夏のオムライスでした。

「プリン ア・ラ・モード」。

“堅すぎず、柔らかすぎず、なめらかな食感にこだわったバニラ香るシンプルなプリンです。
大人のためのプリン ア・ラ・モードはほろ苦いカラメルがアクセント。季節の果物とアイスクリームとのマリアージュをお楽しみください。”
看板メニューの「プリンアラモード」はビジュアル的にも魅せます。プリンは“堅すぎず、柔らかすぎず、なめらかな食感にこだわった”味わいで素材の卵の色に由来する白い生地とともに気品が感じられます。

ドリンクは「丸美珈琲」のスペシャリティコーヒーと「黒ゴマきなこラテ」(+200円)。いずれも美味しくいただきました。

会計は厨房前のカウンターで。その際に妻が白い卵料理の秘訣をオーナーシェフの中居香織さんにお伺いしたところ、拘りの「Farm Agricola」の卵につき笑顔で語ってくれました。ネットでも生協でも購入できるとのことです。ご馳走様でした。

「Kitchen Oeufs(キッチンうふ)」の入る「大洋ビル」の外観。
「狸小路商店街」7丁目のアーケードを抜けたところです。

「Kitchen Oeufs (キッチン うふ)」
札幌市中央区南3条西8丁目7 大洋ビル2F 
電話: 050-7121-0012
営業時間11:00〜18:00(LO17:00)
定休日:火.水
(2023.7.24)

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