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札幌・円山生活日記

「紫陽花珈琲」

“藍色の花が集まって紫陽花(あじさい)になる様に、人と人が集まって一つのお店になれます様、そんな願いを込めて”名付けられた自家焙煎珈琲&自家製スイーツの店「紫陽花(あじさい)珈琲」。決して便利とは言えない円山西町の一軒家カフェに「ふわふる」の絶品パンケーキを求めて多くの人が集ります。

今日は「ラベンダーめぐり〜幌見峠〜」後のランチに円山西町の「紫陽花珈琲」にやってきました。この店は「円山公園」から自然歩道を「円山西町」方面に抜けて散策する際などに前を通り「パンケーキの有名店」と認識しておりいずれかの機会にと思っていました。ただ場所が場所だけにその機会はそう多くなく、丁度「幌見峠」から歩いて帰宅する途上に位置するため本日の訪問となりました。場所は「円山西町」の「藻岩山麓通り」沿いで下の店の名刺かこちらの地図をご参照下さい。

「紫陽花珈琲」の外観。1階が駐車場で2階と3階が店舗。右側の階段を登った2階部分に入口があります。

2階の入口すぐの位置にはキッチンに面したカウンター5席に・・。
4人用ソファ席×2に壁面カウンター4席の合計17席があります。

角には薪ストーブも置かれていてお洒落な空間になっています。店の人に人数を告げると「3階へどうぞ」と案内されます。幌見峠のラベンダー園にあれほど多くの人がいてそのほんの数%でもここに流れたら大変な混みようだと懸念したのですが先客は2組ほどでした。

3階に上がると窓に面した4人用テーブル席×2、2人用テーブル席×1、2人用ソファ席×1に・・。
3人用ソファ席×1、階段を登った脇にカウンター2席の合計17席。割と席数はあります。


メニューを渡されます。まずは「リコッタ・パンケーキ」のメニュー。ここは北海道産牛乳から作った自家製リコッタチーズを練り込んだプレーンの生地に、ソースとトッピングを自由に組み合わせるスタイル。迷った人のために「おすすめの組み合わせ」も用意されています。

こちら期間限定・数量限定の「ふわふわあんこバター・ソース」と「ベリーベリー・パンケーキ」。

他に食事ものは無いかとメニューをめくると数量限定の「半熟オムライス~自家製デミグラスソース~」が。店の人に11時30分になればオーダーできるのかと聞くと残念ながら本日はパンーケーキのみで他の食事ものはお休みだとか。それならばとパンケーキを2品選ぶことにします。

「チリン」と鳴らすとオーダーを請けに来てくれました。

 
窓際の席からは「円山」(我が家から見ればその裏側)と有名なカレー屋が見えます。

パンケーキが到着。メニューに「オーダーを受けてから焼き上げるので約30分かかる」と、また口コミなどでも60分~90分かかると書かれていたのですが客数が少ないからか待ち時間20分ほどでした。
オーダーは「おすすめの組み合わせ」で、ソースはキャラメル、トッピングはローストナッツと岩塩、更にドリンクセットで注文客用サービスのアイスクリーム。ドリンクとセットで税込1,430円。甘いキャラメルソースに岩塩が良いアクセントになって美味しいです。

何よりも驚いたのがこの生地。メニューに書かれていた通り「しっかりと焼き上げているのにも関わらずしっとりとした食感」です。「円山パンケーキ」のメレンゲ感残る「ふわとろ食感」 系に対し、非常に良く出来たスフレのような「ふわふわ」で「ふるふる」の「ふわふる」系とでも言う食感です。「円山パンケーキ」の焼き上げを「生焼けではないか?」等と辛口の人もこのパンケーキには文句がないのではと思える絶妙の焼き具合の絶品感ある味わいです。
 
こちらは1日10食限定の新鮮いちごが盛りだくさんの「ベリーベリーパンケーキ」。同じくドリンクとセットで1,870円。生地の美味しさは同じでこちらはイチゴソースの酸味が良いアクセントになっていました。


セットドリンクの自家焙煎の「フレンチブレンド・コーヒー」。苦味とコクで甘めのパンケーキに丁度良い感じでした。パンケーキもそこそこボリュームがあったのでランチ替わりとなり、会計をして「藻岩山麓通り(の脇道)」→「旭山公園通り」→「環状通り」と歩いて帰宅しました。

これはこれは大変美味しいパンケーキでした。価格も手頃で自分で好みのパンケーキを組み立てられるのも高得点です。長時間待ってでも食べる価値がある感じでしょうか。店名に込められた願いの通り今後も多くの人が集まってくるのでしょう。ご馳走様でした。

「紫陽花珈琲 」
札幌市中央区円山西町7-1-18  011-215-5101
営業時間 11:00~19:00(18:00L.O)
定休日 水曜日 他不定休

(2021.7.12訪問)

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