1876(明治9)年に札幌農学校として開学した「北海道大学」。「モットーは「Boys, be ambitious!」。「大志と歴史と自然がつまったキャンパス」は観光客や散策する市民で人気です。特に黄金色に染まった秋のイチョウ並木は札幌を代表する秋の景色で大変な人気です。
今日は「北海道大学」で紅葉めぐりです。札幌都心の秋景色といえば「北海道大学のイチョウ並木だろう!」ということで昨年は10月20日に出かけたのですが少し時期が早かったようで木々は未だ黄緑色でした。その反省から今年は少し時期を後ろ倒しにして訪問時期をうかがっていました。本日のNHKの朝のニュースでは「そろそろ紅葉も週末で見納めです!」という案内もあり現役の学生さんの迷惑にならないよう早い時間から出かけることとしました。
本日も地下鉄東西線「大通駅」で乗り換え「さっぽろ駅」から歩いてきました。JR駅の北口から大学の正門まで徒歩約7分程です。この近さで見事な紅葉めぐりができるのは貴重です。
「正門」を入ってすぐの「百年記念会館」前の日本庭園辺り。立派な色付きの木々です。
【中央ローン】
先ずはお約束の「中央ローン」。色づいた木々と緑の芝生。いつ来てもここは気持ち良さそうな空間が広がります。
「サクシュコトニ川 」と芝生地帯。
こちらで結婚記念の写真撮影が行われていました。
撮影対象のお二人。スタッフの人が新郎新婦の防寒ジャケットを抱えて移動していました。寒さが増す中で大変です。それでもこの風景は記念になるのでしょう。
紅葉の中の「クラーク博士像」。
【農学部/エルムの森】
続いて農学部です。本部建物が黄色い木々に囲まれていました。
「エルムの森」の「旧北海道帝国大学農学部昆虫学標本室 」周辺。このあたりは落葉が進んでいました。
「総合博物館」前を通過。長らくコロナ禍で臨時休館が続いていましたが現在は開館中。機会を持て再訪したいものです。
【教育学部】
教育学部前の白樺並木に紅葉です。
【ポプラ並木】
「総合博物館」を超えた角を左折してしばらく歩き「ポプラ並木」に到着。
隣接する植物庭園「花木園」から奥に入った「ポプラ並木」。
「新渡戸稲造博士顕彰碑」。
【理学部】
「ポプラ並木」から理学部前を通過し・・。
「中央道路」へ戻ります。
「中央食堂」と紅葉。
ファカルティハウス「エンレイソウ」と紅葉。
【大野池】
次の目的地「イチョウ並木」に向かう途中の「大野池」。周囲の紅葉も立派です。
【イチョウ並木】
いよいよ主目的の「イチョウ並木」です。
見事な黄葉です!奥が「北13条門」。
先ほどの記念写真カップルがここに移動してきていました。
「イチョウ並木」脇の歩道もヤマモミジとイチョウの共演で綺麗です。
「北13条門」まで来ました。こちらでUターンです。
「北13条門」側から「工学部」方向を見たところ。どちらから見ても見事です。
同上。
こちらも並木脇の歩道です。色具合が鮮やかです。
日が当たるところから色づいているそうで赤から始まるグラデーションが見事です。
【工学部】
工学部前を通って「平成ポプラ並木」を目指します。
【平成ポプラ並木】
「中央道路」から「フロンティア応用科学研究棟」を過ぎたところを「恵迪寮」方向へ左折し奥まで歩いたところに「平成ポプラ並木」があります。
「平成ポプラ並木」は古いポプラ並木から採取された挿し穂から育てられたとか。奥が「三角山」。
「三角山」です。
【札幌農学校第2農場】
そして国指定重要文化財「札幌農学校第2農場」。1876年(明治9年)に開校した札幌農学校(現北海道大学)における近代的な大規模有畜農業普及の拠点で開拓使期建築の諸施設が残されています。
「模範家畜房」と周辺施設。
牝牛舎(中央)及びサイロ(左後方)。
「竈場」。札幌軟石で出来た建物です。
「第2農場」から「中央道路」に戻り「正門」に歩いていきます。最後にもう一度「イチョウ並木」を鑑賞。
更に「古河講堂」の前を通って・・。
こちらから「北大マルシェ Cafe&Labo」へランチへ向かいました(詳細後日)。これで本日の散策は終了です。都合2時間近く要しました。良い運動でした。
今日の「北海道大学」キャンパスでの紅葉めぐりも大変充実した内容でした。特に「イチョウ並木」の黄色く光るトンネル道は見事としか言いようのない景観でした。併せて大学内には見所も多く札幌都心部の紅葉スポットでは必見かと感じました。また広いキャンパス内の散策は徒歩距離もあり健康にも宜しいかと思います。大変結構でした。ありがとうございました。
「北海道大学」
札幌市北区北8条西5丁目 011-716-2111(代表)
「札幌農学校第2農場」
屋外公開 8:30~17:00
休館日 毎月第4月曜日
入場料 無料
屋外公開 8:30~17:00
休館日 毎月第4月曜日
入場料 無料
(2021.10.29訪問)