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札幌・円山生活日記

2025資料館deひなめぐり@札幌市資料館(旧札幌控訴院)

本日は「札幌市資料館(旧札幌控訴院)」で2月26日(水)~ 3月2日(日)の予定で開催されている「2025資料館 de ひなめぐり」鑑賞です。毎年趣向を凝らした華やかな雛飾り等が楽しめます。地下鉄東西線「西11丁目駅」で下車し「大通公園」内を歩いて「札幌市資料館」に到着です。 
「札幌市資料館(旧札幌控訴院)」の正面玄関。2020年12月に国の重要文化財に指定された札幌軟石を使った重厚な建物です。
ステンドグラスで飾られた趣ある周り階段を2階にあがったところが会場。
ギャラリー1・2・4の3室に着物地から手作りのお雛様と小物などを制作する「ひな工房八重の衣」と水引細工「工房祥」 の作品が展示されています。
まずは「ギャラリー1」。ヤマグチヒナコさんが主宰される「ひな工房八重の衣」による着物地を八枚重ねた手作りひな人形などが展示されています。


今年のテーマはNHKドラマ『光る君へ』に刺激され「かさねの色目~平安の彩配美~」だそうです。
「ひな工房八重の衣」の作品『光る君へ』。
着物地の人形や小物類など『かさねの色目』華やかに感じます。
主宰者ヤマグチヒナコさんによる「御殿飾り」。京都御所の紫宸殿(ししんでん)を模した「雛御殿」は大正末期から昭和初期のもので名古屋の方から譲り受けられた貴重なものとか。


工房の皆さんによるひな人形など。いずれも衣装は古い着物地を八枚重ねた手作りのものだとか。
ひな飾り脇には開花した桜の花が飾られ華を添えていました。

「ギャラリー4」。同じく「ひな工房八重の衣」の作品。


工房の生徒さんによる着物時による『紫式部』でした。
志摩祥子さん主宰の水引細工「工房祥」 の展示会場「ギャラリー2」。
水引の雛人形。
『火の鳥』
最後は水引のシマエナガ雛。見事な作品の数々で小規模ながらも華やかで見ごたえのある展示会でした。ありがとうございます。

折角のなので最後に常時開放されている「刑事法廷展示室」を見学。
大正15年(1926)に「札幌控訴院」として建てられた時代の雰囲気を感じさせる法廷を復元しています。
2021年に「札幌市資料館(旧札幌控訴院)」が創建95周年を迎えたことを記念し「学校法人浅井学園札幌ファッションデザイン専門学校DOREME」の協賛により新たに製作された法服(レプリカ)。希望で着用できNHK朝ドラの関係で人気のようです。

受付でいただいたチラシ。札幌市内各所でひな人形が飾られています。

「2025資料館deひなめぐり」
日程:2025年2月26日(水)~ 2025年3月2日(日)
開演時間:10:00~16:00(最終日15:00まで)
開催場所:札幌市資料館 ミニギャラリー
(住所札幌市中央区大通西13丁目)
主催者名:ひな工房八重の衣
 料金:無料
お問い合わせ担当者名ヤマグチ ヒナコ
email:sapporo.miy36@gmail.com
(2025.2.27)

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