乱反射 ~もう忘れて下さいませ。~

と言えるほど、世の中と人生は甘くもウマくもないことは知っている
錯綜する日々の戯言、読書や各外国語の学習の備忘録を

冷房のせいで、おなかが冷える。

2024-07-29 22:18:57 | 戯言&読書ノート

**読書記録**
 小町谷照彦 『藤原公任』 (角川ソフィア文庫)
 本日読了。


第五章、第六章と解説を読了。

なんか、読みにくかったなあ。

つらつらと、且つたんたんと、その時代の記録を駆使して、藤原公任の生涯を綴ってる、って感じで。

藤原公任は、<風流人>ってイメージがあったが、その点は覆されたな。

若い頃は、父は摂政・関白、姉も妹もそれぞれ別の天皇に入内したし、鼻高々で、とんでもない失言をして、それが数年後、わが身に帰ったという……。
なかなかのうっかりさんで、あんぽんたんだわ。

それでも後々、あんな情勢では、生き残るためには藤原道長にすり寄らんと、と思わざるを得んわな。

藤原道長と同年に生まれたのが、公任の幸か不幸か。

さて、次は何を読みましょうか。


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