**読書記録**
小町谷照彦 『藤原公任』 (角川ソフィア文庫) 本日読了。
第五章、第六章と解説を読了。
なんか、読みにくかったなあ。
つらつらと、且つたんたんと、その時代の記録を駆使して、藤原公任の生涯を綴ってる、って感じで。
藤原公任は、<風流人>ってイメージがあったが、その点は覆されたな。
若い頃は、父は摂政・関白、姉も妹もそれぞれ別の天皇に入内したし、鼻高々で、とんでもない失言をして、それが数年後、わが身に帰ったという……。
なかなかのうっかりさんで、あんぽんたんだわ。
それでも後々、あんな情勢では、生き残るためには藤原道長にすり寄らんと、と思わざるを得んわな。
藤原道長と同年に生まれたのが、公任の幸か不幸か。
さて、次は何を読みましょうか。
***
!تبّا لك ، بوتين
!تبّا لك ،نتنياهو