乱反射 ~もう忘れて下さいませ。~

と言えるほど、世の中と人生は甘くもウマくもないことは知っている
錯綜する日々の戯言、読書や各外国語の学習の備忘録を

右折と左折を間違える車

2023-05-08 23:46:23 | 戯言&読書ノート

を、今日だけで2回見た。

1回目は昼休みで、タクシーだった。
2回目は会社を出てから、普通乗用車。

心斎橋の一方通行、慣れてない人には分かりにくいか。
しかしタクシーは間違えたらアカンやろ。


**読書記録**
 ローラン・ビネ 『HHhH』 (創元文芸文庫)
 本日より読み始め。


約10年前に発売されたのが、文庫化されたもの。
いずれ読むつもりだったが、当時は文庫化されるかどうか分からんかったからなあ。

タイトルは  Himmlers Hirn heißt Heydrich  の頭文字をとったもの。
訳者あとがきに、英語読み(エイチ)でもフランス語読み(アッシュ)でもドイツ語読み(ハー)でもどれでもいい、と書かれてるが、サイトは「エイチ」になってるな。

何度か言及してるが、ねもと章子さんの<レートル・シリーズ>を読んでいた人なら、ラインハルト・ハイドリッヒ(マンガでは「ハイドリッヒ」表記、この小説は「ハイドリヒ」表記)には、興味を抱くだろう。

私のように、<レートル・シリーズ>がきっかけでこの小説を読んだ人・読んでいる人も、いるんじゃないかな。

読み始めたばかりだけど、<レートル・シリーズ>に出てくるエピソードが、この小説にもちょいちょい出てくるので、しっかりしたバックボーンがあって、マンガを描かれていたんだなあ、と感心してた。

ただ、この小説の<語り手>の迷いや悩みやためらいが、グダグタしてるというか、鬱陶しいというか。

そもそもの内容が内容なので、しょうがないのかもしれんが、読んでてイライラするんだよなあ。


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