乱反射 ~もう忘れて下さいませ。~

と言えるほど、世の中と人生は甘くもウマくもないことは知っている
錯綜する日々の戯言、読書や各外国語の学習の備忘録を

姿見えねど声ぞ聞こゆる

2010-03-11 21:47:36 | 戯言&読書ノート

朝、駅までの道を歩いていたら、

ホー ホケキョ♪  ホケキョ♪

と、明るく涼やかな鶯の声。

春ももうすぐなのねえ・・・。

そういえば奈良に住んでいた頃、大学が春休みで私が家に居た時、帰宅してきた妹と父に、

「ウグイス笛を吹いていただろ」

と決め付けられたことがあった。

・・・なんで!?
そんなの持ってへんよ、私・・・。

本物の鶯と認識しないところが、いかにも妹と父らしいといえばらしいがね。

これを王朝人が知ったら、「無粋だ」だの「風流を解しない人」だのとボロクソ言われるよ。
特に、自身の美意識に厳しいこの方↓には。

**読書記録**
 清少納言 『枕草子』(中巻) (講談社学術文庫)
 本日読了(予定)


残り10ページなので、就寝前に読む。
明日から下巻。

不思議なことに、わしゆか話で煮詰まっている現在、ぼんやりとしたことが心に引っかかっている時に限って、ちょっとしたヒントになることが、読んでいる本から見つかることがある。

今回も『枕草子』の中巻で、それに当たった。
但しそれを生かすも殺すも、所詮は私次第ということですが。

そういえば、もう一月半もお話入力してないなあ・・・。
断片の文章は入力してるけど、形になってない。

別ブログでやらなきゃならないことが、まだ終わってないの・・・ごめんなさい。

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