「エンパシー(共感力)」について考えてみる
エンパシー(共感力)とは、「もし自分が〇〇だったら」
を考えるスキルのことである。心理学的には、エンパシー
は「自己移入」とも訳されている。 自己移入とは、自分と
は異なる立場の相手を○○の部分に入れ、相手の考えや思い
を想像して理解する。 これがエンパシーの意味する「共感」
で、たとえ相手の考えに同意できなくても、いったん「自分
事」として受け止めることで、自分だったら何ができるかを
考える力を付けることらしい。
ビジネスの世界では、このエンバシーを養うことは必要なこ
とのようだが、一般的な人間関係においても、この共感力を
持つことは良好な関係を築くには必要なスキルだと思う。相
手が求めていることや意向を、その人の立場になって何をす
べきかを考えることは大切である。
多様化している現代の人間思考では、この「エンパシー」が
重要とされている。自分と立場の違う相手の背景を思い描き
積極的にコミュニケーションを取ることで、 お互いが安心し
て協力関係ができる環境を築くためのスキルであることは間
違いないと私は思っている。