あんこな日々

ライフワークはパッチワークキルト。
引きこもりの日常を綴っています。

中越地震から5年

2009-10-24 09:15:15 | ささやき
写真が小さすぎてわかりにくいですね。
中越地震の頃に作っていたキルトです。
これはアンティークの復刻キルトです。
現物はミシガン州立大学の美術館にあるそうです。
写真を見て『可愛い』と思い作り始めました。
思い出深い作品です。
写真は実家近くの商店街に去年飾らせてもらったものです。

昨日は中越地震から5年目の日でした。
テレビでは特集が組まれ、復興の様子が映しだされていました。
あの日・・・10月23日土曜日でした。
私は友人との飲み会があり、まさに家を出ようとした時
激しい揺れを感じたのです。
新潟市では震度5でした。
すぐにテレビをつけ、しばらくすると、
実家のある中越地方で震度6強と出ています。
実家に電話をしても繋がらず、心配なので飲み会はキャンセル、連絡を待ちました。
幸いにも実家は殆ど被害はなく(ライフラインは使えませんでしたが)
ホッとしたのを覚えています。

当時長男は高校2年生。
新幹線で新潟から浦佐の高校へ通っていました。
地震時は帰宅していましたが、その後登校が困難になり、
浦佐のスキー場のロッジを学校が借り上げて寮住まいとなりました。
かなり不便だった様ですが、友達との生活は毎日が修学旅行にも似ていて
それなりに楽しみ、まさに青春を味わったそうです。
スキー場のロッジですから、もういつでもスキー可能。
半袖短パンで雪の中をソリ遊びしたとか、
そのはしゃぎ振りには本当に呆れました。
その話を当時の私の英語の先生に話したら
『世界中の17歳ボーイズはきちがい』
と言っていましたよ。

一方知り合いや、テレビで紹介された人達、それ以外の被災された方の
これまでの大変さ・・・
まだまだ、これからも復興は続いていくのでしょう。
精神的にも物質的にも平安な日が一刻も早く訪れますように、
と願わずにはいられませんでした。



コメント
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