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高止まり“卵価格”さらに高騰か 専門家「380円ありえる」

2023-10-27 00:42:04 | ニュース
高止まり“卵価格”さらに高騰か 専門家「380円ありえる」
2023/10/26 18:41

■高止まり“卵価格”さらに高騰か

 東京・墨田区、下町の洋食店。卵料理が人気の一方で価格の維持が厳しいと、ため息がもれます。

 Tomi’sキッチン 富山明人さん:「店の全体的なメニューを値上げしているが、さらに追い打ちかけて上がってきている。お客さんの方に負担をかけるのも心苦しい」

 高騰し続けていた卵に、また不穏な気配が漂い始めています。

 客(40代):「高いです。高くて買えないが、子どもが卵大好きで毎朝、卵かけご飯を食べたがるので、切らさないようにしている」

 物価の優等生と呼ばれていたのは、もはや過去の話。「JA全農たまご」によると、去年1月、Mサイズ1キロあたり151円だった卵の価格は鳥インフルエンザなどの影響でピーク時には350円に。今は285円と落ち着いていますが、これから需要が高まるクリスマスシーズンが到来します。

 スーパーイズミ 五味衛社長:「価格が上がると一時、お客さんも(購入を)我慢するようになって量も売れなくなるし、賞味期限入っている。切れたらやっかい」

■「380円ありえる」専門家 警戒

 さらにここにきて気になるニュースが。専門家は、場合によってはピーク時の価格を上回る可能性があると指摘します。

 東京農業大学 元教授 信岡誠治氏:「実は380円になる。非常に最悪の場合になるという可能性はなきにしもあらず」

 今シーズンも確認された鳥インフルエンザ。今月11日にはハシブトガラスから。そして25日、タカの仲間・ノスリから高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出が報告されました。仮に、昨シーズンと同程度の鳥インフルエンザが猛威を振るった場合、卵の価格はピークを大きく上回ることになると警鐘を鳴らします。

 東京農業大学 元教授 信岡誠治氏:「350円よりもうちょっと上がる可能性の方がある。370円とか380円ということをお話ししている。一番コスト要因として餌(えさ)の輸入する穀物価格。これが高いまま、最悪の場合380円と覚悟せざるを得ない状況が、鳥インフルエンザがまた大発生すると、そういうような状況にある」