静かな休日

厳しい寒さの成人の日。

テレビで昨日の朝青龍の相撲について、識者が解説に忙しい。
「不安だ！」「態度が悪い！」「太り過ぎだ！」
仁王像のような表情が、くりかえし画面いっぱいに写る。
「がんばれ！朝青龍！」
なぜか、心の奥で激励をおくっていた。

１０時半過ぎ、掛川駅構内の会場に到着。
駅の人の動きは多いが会場内は静か。
おかげで作業が進み、作品の追加も少し出来た。
その作品を、若い男性が買い求めてくれた。
ちょっとしたうれしさとおどろきが交差する。

午後に、次の体験教室への予約が一人入る。
その後は、ただただ静かな時間が過ぎていった。

帰路の国道一号バイパスは、行楽帰りの車でときおり渋滞。
にわかドライバーのノロノロ運転が拍車をかけているようだ。

次は１６・１７日の出会いに期待しよう！

うれしい日

この冬一番と思える寒い一日。
風の強い掛川はさらに寒く感じます。

一昨日からの体験教室。うれしい出会いがありました。

昨日の予約は一名だけ。
約束の時間に現われたのは、竹下夢二の美人画に面影が似ているという女性。
気さくな方で、居合わせたお客さんといっしょに楽しそうに初体験を。
自作のカゴの出来栄えにとてもうれしそうな様子をみせていた。

ところが聞いてみると、遠州七不思議の童話を書かれている
石野茂子さんではないですか。（写真は石野さんの本）
椿が好きな上に、日頃の仕事のストレス解消に良さそう！と
一閑張り体験をしていただいたらしい。

糊で手をべたべたにしての作業がすっかりお気に召したようで、
入門セットで材料をそろえ、これからじっくり楽しまれる構えのよう。
さらに、楽しかった出会いのお礼にと、
地酒の銘酒（それもかなりの珍品らしい）までいただいた。
（土狸庵、けっこうイケル口と見られたらしい）
ありがとうございました。

そして今日は浜松のKさん。
静岡時代からの古い友人で、ひさしぶりの再会。
朝から待っていてくれたらしいのに、
ちょっと遅れて会場に入った土狸庵の不手際で、
ゆっくり話す時間もなくなってしまうという
さびしい結果となりました。
ごめんなさい、ありがとう！
（お土産に遠州縞の小物をいただきました）
また時間を作って浜松にうかがいます！

その後も、何人かの生徒さんや先日体験してくださったお客さんが
また見えてくださったりの、にぎやかで楽しい一日となりました。

みなさん、ありがとうございました！

明日も良い出会いがありますように・・・・・！

体験教室

冷たい雨の金曜日。
今日から4日間、掛川で実演と体験教室。
お正月以来の、ひさしぶりのような会場の雰囲気。
年賀らしい飾り付けはしてあり、例の丑のバッグも色どりを添えている。
それでも少し目先を変えようと、一部展示品の移動を試みる。
場所によっては、まったく印象に残らないことがあるからだ。

この会場で体験教室をするということで、机と椅子もご用意いただいた。
今日は予約は１名だけだったが、急に浜松からの参加者があり2名でスタート。
ときおり訪れる買物客が、珍しそうにのぞいていくが、
思ったより人出は少なく、雨の影響が出た感じ。

その分落ち着いて講座が開け、初めての自作のカゴの出来栄に、
大喜びの生徒さん。大切そうに抱えて帰られたのが嬉しい。
明日は今のところ予約は1名だけ。楽しくできればありがたい。

今回の展示では、桐箱と古文書のカゴが好評で、メインの椿バッグはいまいち！
そろそろ作品の補充も考えておかねばならず、これからが勝負どころかも。

画像は、展示と体験コーナーのようすです。

チャレンジ2

このアタッシュケース、昔仕事で愛用していたもので、
サイズもA2判くらいあって大きく重宝していたもの。

中は綺麗なのだが、表面が汚れて疲れた感じがして、
使わなくなってからもう20年、
ひょんなことから押し入れの奥から発見！
どうせ捨てるつもりならと、思いきって一閑張りにしてみた。

これが思ったより手強くて、思うようにならない。
表面の樹脂のような加工がしっかりしていて、
張っても張ってもはがれて来る。
その度にやすりをかけ、ボンドの濃度を調節したりして
結局３回もやり直し。

まだ満足はいかないけれど、なんとか形になった感じ。
とりあえず来週あたりに展示会場にてお披露目の予定。
そのうち、この大きなアタッシュケースを下げた土狸庵に
出会うかも・・・よ！

キャップ

新しいキャップ（帽子）をかぶってごきげんな土狸庵。
実はこれ、ぱらぽんさんがブログで紹介していたもの。

今日は女将さんの所に寄ったのだが、そこでひょっこりぱらぽんご夫妻と遭遇。
その時ぱらぽんさんがかぶっていたものを、ちゃっかり横取りしたというわけ。

黒いものを頼んでいたのだが、土狸庵の頭があまりに寒そうだったのを見て、
「これでも良かったら使っておいて」という、やさしいぱらぽんさんの言葉に、
してやったり！と頂戴したという次第。

この感じの帽子、よく黒沢年男氏がかぶっているのを見て憧れていたもの。
彼のように粋に着こなすのは素材（人物）の違いもあり無理として、
土狸庵では、どう見ても「お山のどんぐり」が精一杯かも。

でも、気に入ったものが手に入るというのは嬉しいもの。
次の黒色のキャップも楽しみである。

異常無し！

干し柿の毒味、どうやら異常は出ませんでした。
何かを期待していた方、残念でした！
思ったよりも美味しく、良い出来でした。
でも、他人様にすすめる程のものでもないので、
残りは自分で始末することにします。

さて、世間は今日から仕事の方が多いはず。
土狸庵も会場に出かけてみました。
なんと、昨日は生徒さんや友人が見えてくれたようで、
芳名帳には見覚えのある名前がいくつか・・・。
まことに申し訳ないことをしました。

（居ないときに限ってこうなるんだよね・・・
　やっぱり土狸庵の人生はすれ違いが多いのかも・・・）

そういえば先日、京都の表千家にかかわる者という方から電話が。
どうやら正面の茶筒が特にお目に止まったようだが、
「何か、茶席にかかわるお道具は造られていますか？」との問い合わせ。
「残念ながら、そこまで専門的なものは造っておりませんが・・」と伝えると、
「とつぜん申し訳ございませんでした！」と丁寧な言葉で電話は切れた。

「いかようにも造ります！」くらいの事を言えば良かったのに、
とは思えども、それが出来ないのが土狸庵のオクヤケフなところ。
（オクヤケフ＝オクヤマケフ）
でも、これからの創作のヒントがありそうです。

さしあたり展示に異常も無く、鉢植えの緑に水を補給して、
会場の皆さんに新年のご挨拶をして早々に帰宅。

さて、残りのお年玉の完成を急がねば・・・・。

チャレンジ、その1

お正月も４日目ともなると、心も身体もグズグズに。
だらしない生活のツケが回ってくるころ。

胃はもたれるし、身体はだるいしで、
すっかり正月太り症候群。

展示会場に顔を出す予定だったが、
あまり気が進まないので明日からに変更。
その変わりと「お年玉」づくりに精を出す。

毎年、年明けにお会いできた
知人・友人の方々（女性限定）に差し上げている
ささやかな土狸庵からの「お年玉」。

昨年はミニカレンダーをご用意したが、
さて、今年はどんな「お年玉」が出来たのか・・・。

夕刻、昨年初めて作った干し柿の試食に挑戦！
色合いや形状は申し分のない出来上がり。
恐る恐る一口噛んでみたが、なかなかの歯応えと上品な味。
とりあえず１個平らげてみた。

この後どんな結果が待ち受けているのか、楽しみである。

明日のブログが更新されていたら、土狸庵は無事だと思ってください。

ＨＥＲＯ ２

お正月三日目も、結局ＨＥＲＯに捕まったまま。
罪な番組編成だねえ。

おかげですっかり寝正月。
せんべいポリポリやりながらの、お茶ガブガブ飲みながらの、
で、しっかりメタボ狸の出来上がり！
（狸は元々メタボっぽいけど・・・）

さて、お正月モードは今日からチェンジ！
今年もいろいろサプライズがありそうです。

ＨＥＲＯ

お正月も二日目。
昨日のお酒もすっかり抜けて気分は上々。

初詣や初張りでもと思っていたのに、
テレビの「ＨＥＲＯ］に捕まった。

木村拓也と松たか子の名コンビのあのドラマ、
ちょっとだけ、と思っていたのに面白くてついつい。
「まあ、お正月だから！」の影の声にも負けて、
おかげで一日テレビの前のていたらく。

夜は「はじめてのおつかい」にホロリとしながらの、
ゴロリゴロリの寝正月となりました。

さて、明日はそろそろエンジンかけないとね！

新年会

風は強いがおだやかな元旦。
ゆっくりした気分でスタートを切る。

届いた賀状を、楽しみながら一枚づつ眺めていると、
娘みたいな友人からの「結婚しました！」の小さな添え書きに目がとまる。

そろそろ幸せになって欲しいな・・・とは思っていたが、
そんな兆しもなかっただけに、まさにサプライズ！
すかさずお祝いのメールを送ったものの、
心の奥には一抹のさびしさも・・・・。

夕刻、兄弟が集まっての新年会。
山海の珍味と地元の銘酒にひさしぶりに酔いしれる。

そんな中で、勧められた酒杯に目が止まる。
なんと先の「洞爺湖サミット」で使われた酒杯と同じものだという。
「輪島塗り」の手書きの逸品、一つで十数万円とかするらしい。
酒も同じ酒蔵「磯自慢」の逸品という贅沢さ。
まあ、趣味的にあまり興味はないがとりあえず乾杯！

小さな驚きと小さな哀愁ではじまった２００９年、
ほどよく酔っての元旦の一夜でした。