定年夫婦のイタリア・スイス旅日記

あこがれのローマ,ルネッサンス発祥の地フィレンツェ,そしてツェルマットへ

ローマ3日目(コロッセオ,フォロロマーノ,その他)

2012-05-28 04:44:27 | 日記
2012.5.27(日)

 いよいよローマ観光最後の日,駅前で天井がないATACバスに乗りコロッセオに向かう。入場券を求めて,中に入り,全景の見える上まで登る。さすがに大きい。2千年もの昔,この様な巨大な建造物を造ったローマ人の素晴らしさに感心する。しかし,考えてみるとここは円形競技場で,中で競技をしたのは奴隷の剣闘士達。貴族や一班市民はそれを見ていて楽しんだ。享楽することで政治に対する不満を減らしていたのだろう。現在も同じような気がする。
 その後,パラティーノの丘,フォロ・ロマーノを歩く。2000年程前,ここをシーザーやクレオパトラが歩いたのだろうと思うと,なんだかワクワクしてくる。当時の建物が残っているのだ。コンスタンティヌス帝の凱旋門やセヴェルス帝の凱旋門等のレリーフに見入ってしまった。
 その後ヴェネツィア広場を通り,カンポ・デ・フィオーリ広場の市場に行く。果物,乾物,日用品,花,等を売っている。庶民の台所で色鮮やかな所である。その中で,ザクロの生搾りジュースを飲む。甘くておいしい。外のレストランで,ローマピザを食べる。隣には,奈良から来たという若い夫婦であった。イギリス・フランス・イタリアの3カ国を回り,明日帰国するとのことであった。
 食事を終え,ジェラード・アイスを食べる。これもおいしい。その後,ナヴォーナ広場に行き,き,ベルニーニ作の『四大河の噴水』等を見る。噴水の回りには,青空画廊があり,絵を売っている人が多い。しかし,あまり良い絵はなかった。
 次に向かったのは,パンテオンである。これも,コロッセオと同じように古代ローマ人の建築技術の素晴らしさに感心することしきりである。ミケランジェロも「天使の設計」と賞賛したそうだ。正面の巨大な円形の柱と巨大な天井が素晴らしかった。
 そこから小路を歩き,「トレビの泉」に向かう。ここも人がすごい。妻は「前に来た時,後ろ向きにコインを投げたので,また来ることが出来た。」と喜んでいる。
 そこから再びバスに乗りホテルに帰る。今日は大変歩いた。妻は疲れてしまってあまり元気がなく,ホテルのベッドの上に休んでいる。俺は,街に出て,USBケーブルを買ってくる。日曜日なので休みの所が多く,探すのに苦労した。これで,写真の取り込みも出来るようになった。(カードリーダーが調子悪かった。) 
 夜は,パスタに舌鼓を打つ。今日は歩いたので,足の裏に豆が出てしまった。明日はいよいよ,憧れのフィレンツェだ。ワクワクしてくる。

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1 コメント

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おはよう! (rammy)
2012-05-28 08:02:19
ローマ観光終わりましたね。イタリアは世界遺産の宝庫だから、まだまだ楽しみがいっぱいですね。これからどんどん疲れが溜まっていくだろうから、十分体調管理して旅を楽しんでください。
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