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あきまさブログ

日々平安なれ

路地のいろいろ

2015-09-18 | 日記
今日は雨のち曇り。

テレビを見ていましたら抗がん剤の副作用で髪の毛が抜ける、というのがありました。
私が抗がん剤服用と決めたとき、そういうこともあろうかと思いました。
退院してから娘がいるときだったか、聞きました。
髪の毛が抜けたようだ、と。
そんなことない、と言下に否定されました。
断言されました。
囲碁の集まりでも聞いてみました。
皆さんからも『そんなことない』と言われました。
鏡の中ではどんどん頭髪が少なくなっているのですが、副作用ではないようです。

佐藤雅美「お尋者 物書き同心居眠り紋蔵」読了。
今でも使います、お尋ね者。
江戸初期に法典として定められた『御定書百箇条』に定めてあります。
『故意に人を殺して逃亡しているとき、犯人の近親者を牢に入れておいて、その他の親せきに犯人を三か月探させる。三か月で見つからないときはまた百日と探させる。それでも見つからないときは、親戚一人を江戸から追放し残りのものに罰金を申し渡す。かつ無期限の尋ねを申し渡す。ことになっていた。』
お尋ね者の語源はここにあるわけだけど、この条項はさほど効果あるものではなかった。
ということで、江戸時代の色んなことを教えてくれる本でもあります。
先日の深川江戸資料館での展示物がよく理解できたのもこういう時代小説あればこそです。

囲碁名人戦第二局、先ほど終わりました。
井山さん連勝。
黒が上辺に手を付けていったときは、置き碁でのうわ手の手段のようですから無茶なことを、
と思いました。
命からがらでも上辺から黒が逃げ出すと白地が激減、黒優勢。
どうするんだと思いましたね。
それから終盤まで見ていませんでした。
終盤になって見ると細かそうに見えます。
驚きました。
プロの解説を見ないと分かりません。
高尾さん勝ったと思ってみていました。
それが井山さん半目勝ち。
難しいものです。
勝負は下駄をはくまで分からない、
というものでした。


故郷のIさんから6月7月と便りをいただきました。
同期の友の近況とか、描かれた絵の写真とか、蛍の育成のお手伝いとかでした。
うれしかったです。

今日の写真はその絵の一部です。

京都石塀小路。

郡上八幡せせらぎのある小路。

足助、中馬街道の路地。

チェコの路地。

チェスキークロムルフの路地。