バッテリー

今更ながら、「バッテリー」を読んでいる。
話題になっているころから、
読もうか、読むまいか悩んでいた（なぜ悩む？）

でも実はＤＶＤで映画を借りて、先に見てしまったのだ。
そしたら、結構おもしろかった。

単なる中学生のスポ根ドラマかと、
ちょっと思っていたのだ。
その感違いも、ひどいけど…
主人公の少年の自分自身への向き合い方、
周りの人たちの人間関係
それぞれの人の考え方が描かれていて
いろいろな立場で
見る（読む）ことができるストーリーだったのだ。

主人公が男の子二人兄弟というのも
私としては気になる要素。

映画は、主役の二人の少年も、かなり原作と
イメージがあっていて、よかった

そして、いざ読み始めたら
これが、意外と長く6巻まであるから、
しまった～と思ったんだけど（って何が？）
やっぱり小説も面白い！！
あまり、たくさん読む時間は取れないけど、
夢中になっちゃうのだ。

10年かかって書き上げたという、
作者の情熱も凄いと思う。

子どもたちにも、もう少し大きくなったら
読んで欲しいと思う小説だ

少年野球を始めた子どもたちだけど、
これから先、どんな風に成長していくのか、
私はどうやって見守っていけばいいのかも
ちょっと考えさせられる小説だった。