音楽に関する話題、プログラムに関する話題、ジョギングに関する話題、後は日々気になったことを綴っていきます。
ザ☆ミュージシャンズ・プログラマー - Exploring Music & Programming -



こんにちは。
Oracle Database 12c 改め 19cをLinuxへインストールした際のメモです。
GUI(X Window)を使うのがいやなのでいつもレスポンス・ファイルを使ってインストールしています。
GUIを使えばあっという間ですけど、Xが嫌というか、立ち上げるためのモニタの準備などが大変なのでいつも端末エミュレータを使ってやっていました。


まず、事前準備が必要です。

  1. oinstall及びdbaグループを作成し、oracleユーザを作成します。IDはこちらに合わせているので、それぞれで定義したIDを使ってください。
    # groupadd -g 103 oinstall
    # groupadd -g 104 dba
    # useradd -g oinstall -G dba -s /bin/bash -u 102 oracle
    # id -a oracle
    uid=102(oracle) gid=103(oinstall) groups=103(oinstall),104(dba)
    	
  2. ORACLE_HOMEとなるディレクトリを作成します。こちらも読み替えてください。
    # mkdir -p /opt/oracle/home/oracle/product/19.3.0/db_1
    chown -R oracle:oinstall /opt/oracle
  3. メディアを展開2した直下にdb_install.rspがあるので、取り出して編集します。
    19cを使う前は11gを使っていましたが、このときはORACLE_HOMEを設定していたのですが、19cをインストールした際に、ORACLE_HOMEを設定はしてはいけないというメッセージが出てきたのでORACLE_HOMEは空白にしています。ここは重要ですね。
    以下は必要な箇所だけを抜粋しています。必要に応じて読み替えてください。
    oracle.install.option=INSTALL_DB_SWONLY
    UNIX_GROUP_NAME=oinstall
    INVENTORY_LOCATION=/opt/oracle/home/oraInventory
    ORACLE_HOME=#ここは空白のままで
    ORACLE_BASE=/opt/oracle/home
    oracle.install.db.InstallEdition=EE
    oracle.install.db.OSDBA_GROUP=dba
    oracle.install.db.OSOPER_GROUP=dba
    oracle.install.db.OSBACKUPDBA_GROUP=dba
    oracle.install.db.OSDGDBA_GROUP=dba
    oracle.install.db.OSKMDBA_GROUP=dba
    oracle.install.db.OSRACDBA_GROUP=dba
    oracle.install.db.config.starterdb.characterSet=AL32UTF8
    oracle.install.db.config.starterdb.storageType=FILE_SYSTEM_STORAGE
    

ここからインストールになります。インストーラは先程レスポンス・ファイルを取り出したメディア(今回はzipファイル)に付属していますので、このファイルを使います。
zipファイル及び編集したレスポンス・ファイルdb_install.rspは/var/tmpに置いてあるとします。
  1. # su - oracle
  2. $ export ORACLE_BASE=/opt/oracle/home 
    $ export ORACLE_HOME=$ORACLE_BASE/oracle/product/19.3.0/db_1
    $ cd $ORACLE_HOME
  3. $ unzip /var/tmp/メディア.zip
    $cp /var/tmp/db_install.rsp ./
  4. $ export AWT_TOOLKIT=XToolKit # これは要らないかも
    $ $ORACLE_HOME/runInstaller -silent DECLINE_SECURITY_UPDATES=true SECURITY_UPDATES_VIA_MYORACLESUPPORT=false -waitForCompletion -noconfig -responseFile /opt/oracle/home/oracle/product/19.3.0/db_1/db_install.rsp
  5. $ exit
    # /opt/oracle/home/oracle/product/19.3.0/db_1/root.sh
これでインストールは完了です。dbhomeの実行でインスタンスを指定する場合は、/etc/oratabを編集して使います。


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こんにちは。

楽天から不審な件名のメールがきました。

Rakuten.co.jpにご登録のアカウント(名前、パスワード、その他個人情報)の確認

フィッシングまがいのメールなんでしょうかね。
早速メールヘッダを確認してみました。
送信元は
Received: from liuypoa.cn (v160-251-8-143.fswu.static.cnode.io [160.251.8.143])
返信先は
mail@liuypoa.cn
となっていて、ドメインを見ると明らかに中国なんですが、上記のIPを検索すると日本のホストになっていました。
WHOIS情報検索結果
inetnum:        160.251.0.0 - 160.251.255.255
netname:        interQ
descr:          GMO Internet, Inc.
descr:          CERULEAN TOWER,26-1 Sakuragaoka-cho,Shibuya-ku,Tokyo 150-8512,Japan
admin-c:        JNIC1-AP
tech-c:         JNIC1-AP
remarks:        Email address for spam or abuse complaints : abuse@gmo.jp
country:        JP   → (日本)
mnt-by:         MAINT-JPNIC
mnt-lower:      MAINT-JPNIC
mnt-irt:        IRT-JPNIC-JP
status:         ALLOCATED PORTABLE
last-modified:  2018-12-27T02:36:02Z
source:         APNIC
メール本文に楽天へのリンクがありますが、リンク先は
https://rakvton.co.jp.eoneonooonaflan.nbfvzll.cn/
となっていて、やはり中国サイトへ誘導するものになっています。

どんどん巧妙になってきていますが、皆さんお気をつけてください。





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