『八ヶ岳の二人展』
木工:斉藤和男 陶芸:和田桐山
大丸東京店 10階美術画廊 ※11月17日(火)まで
神戸の茶友から「是非、訪れてみて」と薦められて訪れた。
「尼崎の窯元」とはあるものの、案内状も八ヶ岳の中に置かれたお茶碗。
自然に合う豪快な()作風なのかなぁ。。。と思いつつ、会場へ。
一歩入って、ビックリ
色鮮やかで華麗な京焼や染付、繊細な祥瑞。
京焼も七宝や銀彩、仁清みたいな鱗模様もあれば、絵付けもって。
茶碗の形も品よく、水指のフォルムも洗練されたものばかり
全くの予備知識なしに足を運んでしまったことをとても後悔したくらい。
一つ一つが観ていても飽きないし、触れてみても軽くて抹茶も飲みやすそう。
しばらくな感じでしばし観賞。
桐山先生親子にも茶友の名を出して、ご挨拶させていただいた。
何も知らないワタクシめの為に親切にいろいろお話し下さって、感謝。
お呈茶の際にいただいたお茶碗がまた見事な粉引
「内側の割れ目がお星様を散らしたようでキレイですね」
と素人丸出しの感想を申し上げたら、
「その自然が織り成す紋様は『雨漏』って言うんですヨ」
と教えてくださった。
え?
あの、美術館で古めかしいといか、汚く見えてしまう、あの雨漏堅手
このお星様キラキラに年季が入ると『雨漏染み』になるの?
と、感動してしまった。
「いや、美術館では観ましたけど、外側から観るだけで内側見えないので、
他の高麗茶碗と全く違いがわからなかったんですぅ~」
また一つ勉強させていただきマシタ。
銀彩も唐招提寺との関連があるとか~。
尼崎といえば、大阪に近い住宅と工場が密集した地域という印象がある。
あの街の中で窯があるというイメージがピンと来ないので、
正直に伺ってみると、「現在はさすがに尼崎ではお茶碗は焼けない」との事。
年3回、八ヶ岳の登り窯で窯焼きをされる由。
関西の雅な茶碗を関東に近い高原で焼くのびやかさがマッチしたステキな茶陶。
さらには大らかな、これこそ自然美あふれる木工の薄器や茶杓がミックスされ、
会場全体にさわやかーな風が流れる展示会
是非、オススメです アメブロもあります→こちら
【ご挨拶】
おかげさまをもちまして、当ブログも開設から丸二周年を迎えました。
ちなみに、1年前はこんなコメントを書いておりました。
昨日、和田桐山先生の展覧会を観ていて、
「日常の中でなんとなく遭遇するステキな茶陶展をサラッと紹介できたら~」
と思ったことが、このブログを始めたキッカケだったかなと。
(だから、銀座の画廊でたまたま観た茶陶展から始まってるのサ→こちら)
2年経っても、様々な場面で“茶の湯”を発見して、心が動かされる毎日。
自分自身で発見するばかりでなく、接する人々に教えられることも多い。
特に、日頃から遠くにいても何かにつけて連絡くれる全国の茶友たちに本当に感謝。
多くの茶友たちに助けられて、ワタシはこうして茶の湯を楽しむことができているんだなぁ。
とじみじみ有り難く思いながら、明日からもblogを綴っていこう。
というわけで、今後とも宜しくお願い致します
追伸)
去年もページビュー10万件にあと一歩届かずでしたが、
今年もベー時ビュー30万件の寸前でした。惜しいっ
木工:斉藤和男 陶芸:和田桐山
大丸東京店 10階美術画廊 ※11月17日(火)まで
神戸の茶友から「是非、訪れてみて」と薦められて訪れた。
「尼崎の窯元」とはあるものの、案内状も八ヶ岳の中に置かれたお茶碗。
自然に合う豪快な()作風なのかなぁ。。。と思いつつ、会場へ。
一歩入って、ビックリ
色鮮やかで華麗な京焼や染付、繊細な祥瑞。
京焼も七宝や銀彩、仁清みたいな鱗模様もあれば、絵付けもって。
茶碗の形も品よく、水指のフォルムも洗練されたものばかり
全くの予備知識なしに足を運んでしまったことをとても後悔したくらい。
一つ一つが観ていても飽きないし、触れてみても軽くて抹茶も飲みやすそう。
しばらくな感じでしばし観賞。
桐山先生親子にも茶友の名を出して、ご挨拶させていただいた。
何も知らないワタクシめの為に親切にいろいろお話し下さって、感謝。
お呈茶の際にいただいたお茶碗がまた見事な粉引
「内側の割れ目がお星様を散らしたようでキレイですね」
と素人丸出しの感想を申し上げたら、
「その自然が織り成す紋様は『雨漏』って言うんですヨ」
と教えてくださった。
え?
あの、美術館で古めかしいといか、汚く見えてしまう、あの雨漏堅手
このお星様キラキラに年季が入ると『雨漏染み』になるの?
と、感動してしまった。
「いや、美術館では観ましたけど、外側から観るだけで内側見えないので、
他の高麗茶碗と全く違いがわからなかったんですぅ~」
また一つ勉強させていただきマシタ。
銀彩も唐招提寺との関連があるとか~。
尼崎といえば、大阪に近い住宅と工場が密集した地域という印象がある。
あの街の中で窯があるというイメージがピンと来ないので、
正直に伺ってみると、「現在はさすがに尼崎ではお茶碗は焼けない」との事。
年3回、八ヶ岳の登り窯で窯焼きをされる由。
関西の雅な茶碗を関東に近い高原で焼くのびやかさがマッチしたステキな茶陶。
さらには大らかな、これこそ自然美あふれる木工の薄器や茶杓がミックスされ、
会場全体にさわやかーな風が流れる展示会
是非、オススメです アメブロもあります→こちら
【ご挨拶】
おかげさまをもちまして、当ブログも開設から丸二周年を迎えました。
ちなみに、1年前はこんなコメントを書いておりました。
昨日、和田桐山先生の展覧会を観ていて、
「日常の中でなんとなく遭遇するステキな茶陶展をサラッと紹介できたら~」
と思ったことが、このブログを始めたキッカケだったかなと。
(だから、銀座の画廊でたまたま観た茶陶展から始まってるのサ→こちら)
2年経っても、様々な場面で“茶の湯”を発見して、心が動かされる毎日。
自分自身で発見するばかりでなく、接する人々に教えられることも多い。
特に、日頃から遠くにいても何かにつけて連絡くれる全国の茶友たちに本当に感謝。
多くの茶友たちに助けられて、ワタシはこうして茶の湯を楽しむことができているんだなぁ。
とじみじみ有り難く思いながら、明日からもblogを綴っていこう。
というわけで、今後とも宜しくお願い致します
追伸)
去年もページビュー10万件にあと一歩届かずでしたが、
今年もベー時ビュー30万件の寸前でした。惜しいっ
茶友に誘われて私も昨日(13日)に「八ヶ岳の二人展」へ行ってきました。
渋い茶碗を想像していたのですが、京焼の流れを汲む茶碗や水指、他にもいろいろな作風があり、驚きながらも楽しみました。
八ヶ岳の窯と尼崎の窯(琴浦)の二つの窯で、
作品を分けて窯焚きしていらっしゃるようですね。
Akatsukiさまのブログにきっかけになったことを知り、嬉しかったです。
私は般若心経が書かれた茶碗と陶山の印が六個ある茶碗に惹かれました。
桐山さんのご子息の和田泰明さんがいろいろ説明してくださり、お茶も美味しく楽しい一時を過ごしました。
曲がり、模様、艶が美しい木の茶杓も個性的で素晴らしかったですね。
同じ日に行ってたんですねぇ。
もしかしたら、同じ時間帯に会場にいたかもしれませんねぇ。
お茶碗もですけど、茶杓や薄器もなかなかよかったですねぇ。