Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

嘘八百 京町ロワイヤル

2020年02月13日 13時37分07秒 | 各種メディア

レディースデーを利用して、前から楽しみにしていた映画を観に行った。

『嘘八百 京町ロワイヤル』

一昨年に観た『嘘八百』のまさかの第二弾‼️

前作の感想はこちら

前作では「利休茶器」という言葉が耳について気になったけど、
今回は織部。もともと織部に関しては織部自身が焼いたものではないし、陶工も名前が残っているわけではないからねぇ。
「茶器」という言葉もほとんど聞こえてこず、その辺はさっくり観ることができた。

陶芸における織部と光悦の関係なんて、漫画「へうげもの」でも描かれていたから、違和感も感じず。
モノホンが時価にしたら5,000万円とか、写し(偽モノ)を作陶するとか、蹴り轆轤とか。
(織部の本歌に5,000万円。本物だとしたら、まぁまぁ妥当??? 織部だからなぁ。発掘もんとかあるしねぇ)

お点前も千家流だが織部流だか流派がよくわからない感じで、でも逆にその方が安心だったり?
あまり細かいことを考えずに、でも舞台が京都だから妙に見覚えがある場所に親近感を抱きつつ、
ケラケラと笑いながらの観賞となった。
(どんでん返しに次ぐどんでん返しがフツーに娯楽っぽくて面白かった)

前作は安い予算と短い撮影日数(16日だったか?)にもかかわらず封切りして3日めに「モトがとれた」らしい。
今回はパワーアップしたようだが、やはり出演者からは「お金ない」「寒い」といったネガティブな感想しかない撮影だったとか。

それでも、芸達者な俳優さんたちが楽しみながら演じているのが伝わってきて、心地よかったかなぁ。
ただ1点、気になることが。
全くの偶然なんだけど、ラスト近くで出てきた豪華クルーズ客船が最近妙に目にするもので~。思わず「あれ?」

映画館から出てきた後で確認したら、やっぱりダイヤモンド・プリンセスそのものだった。
プリンセス・クルーズ

タイアップもしちゃってる~。タイムリーなんだか、マイナスポイントなんだか。


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