JR秋の乗り放題パスを利用しての3日間の旅。
行き先は名古屋なんだけど、名古屋駅前に2泊。
中日(なかび)は名古屋発着で日帰りで秋パスのモトが取れるところで往復しようという作戦。
最初は一人でお伊勢参りもよいかしら~と考えていたのだけど、
名古屋在住の友人も同行するということで、行き先を変更。
木曽路へ行くことに。
朝5時起き。名古屋の夜明け、なかなかよい。
前日の雨も上がり、2日目は雨の心配はなさそうだ。
6:12に名古屋を出る中央本線に乗車。
始発ではない。5時台の始発は中津川の先が乗り継げないから。
そういえば、2012年の春も6時台の中央本線に乗って、松本へ向かったっけ。
(あの時は名古屋モーニングが食べられなくて残念だった)
友人は途中から乗ってきた。
早起きさせて申し訳なかったけれど、この後だと8時台(8:15名古屋発)になってしまうので致し方ない。
落ち合ったところで、車内で朝食。
7:35に中津川到着。同じホームの向かい側とはいえ、乗り継ぎの電車ははるか先(かつ車両が2両)。
慌てて走り、なんとか座席を確保。
車内は元気な老人方がいっぱい。どうやら山歩きの会?の団体さんらしい。
向かい合わせに座っていた、見るからに真新しい山歩きファッションのご婦人方もその一員のようで、
つい「どちらまで行かれますか?」と尋ねてみた。
すると、私たちが下車する一つ手前の駅だったなぁ。
目的は旧中山道歩きかな?と、その時は思った。
そうして、一つ手前で団体さんが降りていき、9:17に奈良井駅到着。
次の名古屋方面への電車が車での約2時間10分で奈良井宿観光をしよう!という趣向。
JRの沿線上に旧街道の町並みが残っているのはとても有り難い。
友人の希望で木曽川へ寄り道。
復元された太鼓橋だぁ。
趣があるわ~
その向こうは国道19号線。
今は中央高速道が充実して、松本から神戸までほぼ一般道路を通ることなくドライブできるけど
私が子どもの頃は中央高速が中津川までしか開通していなかった。
松本ライフの最後の方で恵那山トンネルが開通して、駒ヶ根まで行って高速に乗れるようになったかなぁ。
だから、本当に小さい頃、松本から神戸へ行くのにこの国道19号線をくねくね走る車の後部座席に乗せられて窮屈だったことを今も覚えている。
私にとって木曽路とはそういうイメージしかない。
街道脇にこんな趣きがある町並みがあったなんて、ね。
(とはいえ、一度だけつれられて行った馬籠だが妻籠は人がいっぱいいて前々楽しくなかった)
妻籠宿や馬籠宿ほどじゃないかなーと思っていたけど、奈良井宿にも結構、江戸時代が残っていた。
聞けば、奈良井宿は宿場ではあるけど、旅籠は数件しかなかったそうな。
(むろん、参勤交代で急な需要がある際は多人数を泊められるような対応はしていたようだけど)
意外~。なので、こういう古い町家は専ら商家だったとのこと。
けっこう大きい町家。
商業ゆえに潤っていたのか、町外れのお寺も立派だった。
観光用のバスも。
町外れまで歩いた。
この先は街道歩きになってしまうので、ここでUターン。
明治時代以降の名残も。
1カ所だけ観光しようということで、旧問屋の観光施設に入ってみた。
昭和40年代だったかな? とにかく半世紀ほど前までは人が住んでいたそうな。
もう一つの資料館は表から眺めるにとどめた。
お腹がすいたので、五平餅を買って食べた。
「ふるカフェ系 ハルさんの休日」に出てきたお店もくになったし、
ゲストハウスも気になったけどね。
それはまた今度。いつか、機会があればここで一泊して、どこかへ向かう旅を考えてみよー。
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