Akatsuki庵

後活(アトカツ)中!

湿し灰作り、仕上げ

2019年08月22日 15時23分05秒 | 湿し灰

湿し灰講習から10日経った。

実は講習会では雨が降りそうってか、降ってきたため、仕上げ直前で撤収。
仕上げの選別前の状態で自宅に持ち帰った。

それから約10日間、気にしながらも自宅で選別作業を行えずにいた。

で、本日がラストチャンス。

空は曇っていたけど、仕方ない。

10時~13時、ん?11時~14時だったっかな?
とにかく、その時間帯の太陽の下でしか作業しちゃいけない!

って、先生が言ってたし~

で、バケツに入れた湿し灰をベランダに出す。

 篩は100ショップで買ったもの。

選別用の篩は目が大中小で3つ用意してあるんだけど、今回は時間も量もないから一番細かいものだけで。

篩うてか、手首のスナップ効かせて顆粒状を整えるように軽く古。

細かい灰を篩い落として、顆粒状のものが残ったタイミングで残った方を釜めし容器へ入れる。

で、思惑通り、釜めし一杯くらいの量で湿し灰がが出来た。

まぁ、顆粒の大きさがバラバラなんだけどねぇ。

ホントは篩の目を換えて顆粒の大きさを揃えて、大きさ別に選別しておくといいんだけどさ。

もっと言えば、この前の段階で裏ごしをする際も篩の目を換えて顆粒の大きさに段階出すものだし、
(ていっても、それだけ量がないと段階別にいろいろ作れないけど~)

で、篩に落ちた灰はまた番茶をかけて練って、ハンバーグ状にして篩で裏ごして~

なんだそうだ。

裏ごししたものを散らして水分を飛ばして、少し乾かして(でも、乾かしすぎてはダメ)

で、選別の篩をコロコロするものなのだそうな。

まぁ、そこまで本格的にやる気もないし、それだけの量もないから、顆粒バラバラで量ちょっとだけどさ。

でも、まぁ灰器にして1杯分くらい? 初炭手前1回分くらいはできた。

釜めし容器に蓋をする前に上がりを触って確かめ、灰匙で新聞紙に撒いてみた。

カメラ持ちながらだけど、ボテボテに落ちているようにしか見えないけど
実際は顆粒だからサクッと落ちてるよ~

新聞紙に落ちた時だけど、音もそこそこよかったし。(自画自賛レベルだけど)

蓋をしてガムテープで固定して出来上がり。(ホントは信楽焼の壺に入れたいけど)

これを風通しのよい日陰で保管しておく。

って言っても、玄関脇くらいしかないんだけどさ。

そういえば、社中の湿し灰も玄関脇だったなぁ。

落ちた灰はビニール袋に入れて、過去の灰と同じバケツに入れて台所の隅。

今までの結局が何が完成だかわからない状態でバケツに入れて保管しているだけだからねぇ。

とりあえず「出来上がり」もどきまで到達したのは今年が初めて。

社中に持っていて、初炭手前の稽古に使いたいっ!
でも、きっと「変なもん、うちの炉に入れないでっ!」って、姉弟子から拒否られるから、やらない。

でも、社中の灰って、選別の篩に落ちた灰とそっくりなんだけどなぁ。手触りといい、見た目といい。

社中の灰がどういうプロセスで仕上げられているか、知らないけどさ。

てなことで、1か月近くかかった湿し灰作り、やっとおしまい。


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