『古稀記念 表千家而妙斎家元好み物展』
高島屋の各店舗にて↓
※日本橋:3/24まで、横浜:4/2~7、なんば:4/23~28、京都:5/7~12
表千家お家元の好み展は襲名から10年ごとの節目に披かれてきたそうで、今回が3回目だとか。
訪れたのは初めてだ。
流派が違うとはいえ、勉強になることは多いし、千家十職の当代の道具も多く出ることから、専らそれ目当てで訪れた。
黒田正玄さんと永楽善五郎さんはちょくちょく個展を開くから値段の相場はわかるけど、他の方のはわからない。
いちいち値札を裏返しながらの観賞は手間がかかった。
予想通り、フツーの作家とは一桁違う。
楽吉左衛門さんのフツーのスタイルの楽茶碗が黒楽、赤楽ともに思ったより多く出ていて、これは収穫?
値段の相場もわかったが、殆どが非売品か売約済。
家元が造って楽さんが焼く、楽さんが形まで整えてたのを家元が模様を彫り、楽さんが焼く~といった合作も多かった。
中には、家元が造った水指を焼貫で焼き、さらに飛来一閑さんが塗り蓋を添わせるという千家ならではの合作もあった。
最近は楽さんの茶碗というと、あの斬新なスタイルしか思い浮かばなくなっているが、あくまで千家に楽茶碗を納める役目を果たした上で、別に個人のスタイルをアピールをしているんだなぁと感心した。
100年経ったら、十五代の作品はむしろこのスタイルで認識されているかも。
大西清右衛門さんの釜、風炉はなかなかお目にかかれないので、じっくり拝見。
精密で形がいいなぁ。
中村宗哲さんの道具が思ったよりは多く出ていて、これも意外。
土田友湖さん作の数寄屋袋など一連の縫い物は思ったよりも値段は安く、頑張れば買えそう?
残念なのは、永楽さんの土風炉がなかったのと、駒澤利斉さんの指物がなかったこと。
やむを得ないが。
値札がついて売約マークがついているということは、今回で見納めになる道具も多いのかなと思い、図録を購入した。
来月に地元へ来たら、再度じっくり観たい。
高島屋の各店舗にて↓
※日本橋:3/24まで、横浜:4/2~7、なんば:4/23~28、京都:5/7~12
表千家お家元の好み展は襲名から10年ごとの節目に披かれてきたそうで、今回が3回目だとか。
訪れたのは初めてだ。
流派が違うとはいえ、勉強になることは多いし、千家十職の当代の道具も多く出ることから、専らそれ目当てで訪れた。
黒田正玄さんと永楽善五郎さんはちょくちょく個展を開くから値段の相場はわかるけど、他の方のはわからない。
いちいち値札を裏返しながらの観賞は手間がかかった。
予想通り、フツーの作家とは一桁違う。
楽吉左衛門さんのフツーのスタイルの楽茶碗が黒楽、赤楽ともに思ったより多く出ていて、これは収穫?
値段の相場もわかったが、殆どが非売品か売約済。
家元が造って楽さんが焼く、楽さんが形まで整えてたのを家元が模様を彫り、楽さんが焼く~といった合作も多かった。
中には、家元が造った水指を焼貫で焼き、さらに飛来一閑さんが塗り蓋を添わせるという千家ならではの合作もあった。
最近は楽さんの茶碗というと、あの斬新なスタイルしか思い浮かばなくなっているが、あくまで千家に楽茶碗を納める役目を果たした上で、別に個人のスタイルをアピールをしているんだなぁと感心した。
100年経ったら、十五代の作品はむしろこのスタイルで認識されているかも。
大西清右衛門さんの釜、風炉はなかなかお目にかかれないので、じっくり拝見。
精密で形がいいなぁ。
中村宗哲さんの道具が思ったよりは多く出ていて、これも意外。
土田友湖さん作の数寄屋袋など一連の縫い物は思ったよりも値段は安く、頑張れば買えそう?
残念なのは、永楽さんの土風炉がなかったのと、駒澤利斉さんの指物がなかったこと。
やむを得ないが。
値札がついて売約マークがついているということは、今回で見納めになる道具も多いのかなと思い、図録を購入した。
来月に地元へ来たら、再度じっくり観たい。
なるほど、なかなか見ごたえがあるようですね。
横浜でじっくり拝見しましょう。図録まで売っているんですね、まさに美術館並。
詳細なレポートありがとうございました。
呈茶席、どうなるんでしょうねぇ。
ただ、展覧会は一見の価値ありますよ~。