
★香雪美術館 サイト
開館40周年記念名品展 第4期. 茶道具編「茶人 村山香雪」 ※12月23日(月・祝)まで
どーしても観に行きたかった展覧会。
1階は昭和10年に村山龍平翁が光悦300年忌追善茶会の席持ちをした際の道具組みを再現。
まず、力強い志野茶碗。
銘は「朝日影」。
新千載和歌集の「千早ぶる神路の山の朝日かげ 猶君が代にくもりあらすな」から。
この茶碗に朝日新聞に社旗に通じるものを見て愛した、とか。
あ
そうか。
朝日新聞の社主であり、創業者だっけ。
すっかり忘れてた
あの旗と似てる??? かな???
他は、、、
目録が展示順
じゃなくて、道具順に並んでいることもあり、
「朝日影」以外に取り合わされてた道具を控えるのを忘れてしまった
たしか、掛け物は(伝)周文だったと思う、けど
それと、唐銅の六角耳付花入もあったかな。
2階にあがると、茶室スペースに桂川籠。
訪れたのが討ち入りの前日(12/13)だったからねー。
何度か拝見したことはあるけれど、今回は中の竹筒落としも展示してあり、こちらは初見。
ここに銘が記してあったのか。
茶室の取り合わせは
古天命の鍋釜に井戸の雷盆水指。藤四郎春慶の〆切茶入。
藪内剣仲の茶杓に染付茶碗。
クラシックだなぁ。
外には懐かしい名品がたくさん。
薬師院肩衝に利休丸壺。
半月文琳もいい。
今年、外の美術館でも見た原羊遊斎の不昧公好の大菊高蒔絵棗。
盛阿弥の大棗、幸阿弥の女郎花蒔絵棗(←きれい)、利休形の小棗。
なるほど、やはり底はしっかりしていて安定性あり。
染付の算木花入、紹鴎作の洞切花入。
茶杓も珠光の茶匙みたいな「茶瓢」に珠徳の無節、紹鴎の無節。
利休の中節。
変わったところでは里村玄仲と小堀遠州と松花堂昭乗が描いた長闇堂像。
目録みると「長闇堂」本人?久保利世の名も。
水指は万歴赤絵に鬼桶。←ものすごく丁寧な解説があって、初めて受験した検定1級を思い出した。
黄天目、きれい。
中興名物の赤織部茶碗。「赤織部」はあんまり見たことないので、「珍しいなぁ」と思った。
井戸茶碗は「燕庵井戸」。ちょっとくすみあってあるけど、やはり大事にされた感じ。
高麗の伊羅保は「対馬伊羅保」。外側はブツブツ、中身は粉引っぽい。
仁清は鴨香合に色絵の吉野山図色紙皿。左上が紙を折り曲げた感じがお洒落。
とにかく、60点。
一点一点がおもしろく、1時間以上かかってなんとか鑑賞できた。
以前購入した「香雪美術館名品撰 茶道具編」を見直した。
今回の展示品がほとんど収録されているから復習にちょうどいい。
観に行ってよかった
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致しマス
★香雪美術館バックナンバーリスト
2012年11月『江月・遠州 寛永文化と茶人』→こちら
2012年10月『人間国宝・江里佐代子の截金 康慧とともに伝える荘厳の美』→こちら
2012年5月『狩野派の絵画 室町から明治まで』→こちら
2011年12月『点前座の茶道具』→こちら
2009年秋『茶の湯 名碗のいろいろ 唐物・高麗・和物を一堂に』→こちら
2008年春『京焼の華 永楽家歴代の名品』→こちら
2007年秋『茶入・棗の名品』→こちら
開館40周年記念名品展 第4期. 茶道具編「茶人 村山香雪」 ※12月23日(月・祝)まで
どーしても観に行きたかった展覧会。
1階は昭和10年に村山龍平翁が光悦300年忌追善茶会の席持ちをした際の道具組みを再現。
まず、力強い志野茶碗。
銘は「朝日影」。
新千載和歌集の「千早ぶる神路の山の朝日かげ 猶君が代にくもりあらすな」から。
この茶碗に朝日新聞に社旗に通じるものを見て愛した、とか。
あ

朝日新聞の社主であり、創業者だっけ。
すっかり忘れてた

あの旗と似てる??? かな???
他は、、、
目録が展示順

「朝日影」以外に取り合わされてた道具を控えるのを忘れてしまった

たしか、掛け物は(伝)周文だったと思う、けど

それと、唐銅の六角耳付花入もあったかな。
2階にあがると、茶室スペースに桂川籠。
訪れたのが討ち入りの前日(12/13)だったからねー。
何度か拝見したことはあるけれど、今回は中の竹筒落としも展示してあり、こちらは初見。
ここに銘が記してあったのか。
茶室の取り合わせは
古天命の鍋釜に井戸の雷盆水指。藤四郎春慶の〆切茶入。
藪内剣仲の茶杓に染付茶碗。
クラシックだなぁ。
外には懐かしい名品がたくさん。
薬師院肩衝に利休丸壺。
半月文琳もいい。
今年、外の美術館でも見た原羊遊斎の不昧公好の大菊高蒔絵棗。
盛阿弥の大棗、幸阿弥の女郎花蒔絵棗(←きれい)、利休形の小棗。
なるほど、やはり底はしっかりしていて安定性あり。
染付の算木花入、紹鴎作の洞切花入。
茶杓も珠光の茶匙みたいな「茶瓢」に珠徳の無節、紹鴎の無節。
利休の中節。
変わったところでは里村玄仲と小堀遠州と松花堂昭乗が描いた長闇堂像。
目録みると「長闇堂」本人?久保利世の名も。
水指は万歴赤絵に鬼桶。←ものすごく丁寧な解説があって、初めて受験した検定1級を思い出した。
黄天目、きれい。
中興名物の赤織部茶碗。「赤織部」はあんまり見たことないので、「珍しいなぁ」と思った。
井戸茶碗は「燕庵井戸」。ちょっとくすみあってあるけど、やはり大事にされた感じ。
高麗の伊羅保は「対馬伊羅保」。外側はブツブツ、中身は粉引っぽい。
仁清は鴨香合に色絵の吉野山図色紙皿。左上が紙を折り曲げた感じがお洒落。
とにかく、60点。
一点一点がおもしろく、1時間以上かかってなんとか鑑賞できた。
以前購入した「香雪美術館名品撰 茶道具編」を見直した。
今回の展示品がほとんど収録されているから復習にちょうどいい。
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2009年秋『茶の湯 名碗のいろいろ 唐物・高麗・和物を一堂に』→こちら
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