野点の忘年会

今年を振り返る上で欠かせない思い出の一つが10月の野点in三茶。
昨夜はそのボランティアスタッフの忘年会に参加した。

久しぶりに訪れた三軒茶屋は見事にクリスマスの空気はなくなり、歳末ムード？
てなことはどうでもよいとして、今回のワタシの余興(!?)は呈茶。

打ち上げの席で「次は今回焼いたmy茶碗を持ち寄って、日本酒を飲もう」
って、盛り上がってんだもん。
一応、この集まりは野点で、これは抹茶茶碗なんだから、さー。
と、思わず「次に集まる時はワタシが抹茶をたてます！」
と、宣言しちゃったワケよ。

野点in三茶の参加で
一般の世間的には「茶筅でお茶を点てる行為」はまだまだ非日常的なこと
だと、初めて気がついたしね→こちら

幹事さんから「参加者は16名」とあらかじめ伺った上で、道具を準備。
まぁ、全員がお茶碗持参したわけじゃないけど、１０服以上は点てたかなぁ。

ちなみに、外出先からの移動だったので、茶篩ごと持って行った。
夕方、おもむろに出先のデスクで大量の抹茶をふるっていたら～
「何やってんの」
「これから宴会で抹茶を点てるパフォーマンスを～」
「余興で抹茶点てるの」
って、抹茶点ては隠し芸かよ
いちいち説明するのも面倒なので、「抹茶、喫みますぅ？」
で、隣の応接セットでいきなりミニ茶会。2人に対して１服ずつ点てた。
というわけで、予行練習もバッチリした上で会場入り。

付け出しや刺身盛り合わせ、諸々いただいて、鍋をつついた後、呈茶タイム
持ち寄った茶碗はみんな形が違う。しかも、抹茶茶碗らしからぬ形状。

でも、不思議とどれも点やすかった。
（撮りたかったんだけど、自分が点ちゃってるかねぇ）

きむらとしろうじんじんさんは抹茶が点てやすいように考えて
ちゃわんのフォルムを作っているんだなぁ。
（茶筅もこの日おろした高山茶筅だったしネ。
さすが国産めっちゃ点てやすかった～）
ゴブレットの形をした小さい茶碗は携帯用の小さい茶筅で点てたけど、
これも泡立った。
（やっぱり、どんなに形がユニークでも抹茶茶碗なんだと実感）

居酒屋の座敷で抹茶を点てたのは初めての体験だったけど、面白かった。
皆さんから「おいしい」と言っていただけると、やはりウレシイ。

ニコニコしながらの帰り道、ご無沙汰していた茶友さんから朗報
（もちろん、茶道に関してのことで）
オメデトー頑張ってねーと返信しながら帰った。

帰宅後はすぐ後片付け。
今回は大人数対象だったので、荷物はいつもよりは多め。
　
でも、エコバック１つに納まる量で、しかも軽量だったヨ。

来年も引き続き軽茶（かるちゃ）に取り組んでいきたい。