以前、とある茶友さんから聞いたことがある。
「ウチ(の稽古場)は濃茶の稽古をする時は(濃茶を)持参するの」
え~っ

お抹茶代込みの月謝じゃないの~。
某カルチャーセンターのパンフレット見ていると、
月謝とは別に水屋料を納めるところもある。
まぁ、それは運営だな。
と、そんなことに驚いた自分は甘ちゃんだった。
今は柄杓と茶筅、茶巾(←1枚じゃないよー)、それからタオルも持参。
当番制で交代で持参する時と、使うかどうかわからないけど、とにかく持参する時がある。
先月のこと。
交代の時に当番で持参した。
すると、水屋には前日の稽古の方が忘れていったとおぼしき茶筅があった。
脇に避けておいて、、、、
しばらくして、花月を2回、それから次のクラスの方が準備にやってきて、
10人プラスαが狭い水屋に入り交じり~
時間がきたら、次の方々の邪魔にならないように、
大急ぎで自分の水屋道具を回収して退散せねばならない。
タオルも2枚か3枚を出しているのだが、3枚とも回収できるのは難しい。
何か月か経って、稽古場の雑巾となり果てたタオルに“再会”することもある。
花月の「花」に当たって、水屋に置いた扇子が戻ってきたらなかったことも2回。
うち1回はかな~り経ってから戻ってきた。
扇子は痛いけど、タオルはまだいい。替えが効く。
だけど、茶筅と茶巾は高いから、回収しそびれたくはない。
だから、必死で回収した~、つもりだった。
が、帰宅してみると、茶筅がボロい。
茶巾も1枚は自分のものとは材質とか違う。
ショック
しばらくたって(夜だったかなー)後のクラスにいた方からメール。
「茶筅と茶巾を忘れて帰りませんでしたか?」
事情を返信した。
おそらく、脇に避けておいた“忘れ物”の茶筅がいつの間にか
私のと入れ替わったらしい。
で、後日になって交換してもらった。
やはり、連絡がきたほうが私の茶筅ダ。
茶筅も茶巾も別に名前が書いてあるわけではないから、
紛れてしまったら、もう判別がつかないと諦めていたけれど、
つくもんなんだなぁ。
でも、どっちも消耗品だから、いずれはボロボロになるのよねぇ。
柄杓も自宅と稽古場を往復していると、その間のリスクってあるしさー。
柄杓は高いからねぇ。
でも、差し込みとか緩んじゃうし。
とかなんとかゴチョゴチョ。
でも、自分のものだから手入れもそれなりにするわけで。
最近は臨時会員となって、月1回程度しか行かなくなった以前からの稽古場は
真逆のスタンスで、しかもその日の稽古道具以外は手も触れさせてもらなくて。
それもなー。
道具で試してみたいこともあるのに。
なかなか、どうして、なかなか~