現代の読み書きそろばん
昔から言われていたことだ。
寺子屋の時代は瓦版が読めない庶民が多かった。
文字通り庶民が身に付ける基本だった。
字が読めるという事は当たり前に思っているが、
日本のように識字率が高い国は世界に誇って良い。
義務教育が当たり前の国だから、教育のありがたさを忘れている。
昔よく言われていたことは、
義務教育の内容が理解出来て修得できれば、
高校・大学に進学しなくても社会生活は十分に出来ると教えられた。
いわゆる教養、リベラル・アーツに相当するものだ。
我々の世代は高校進学率が50%台だった。
義務教育で社会人になった人が圧倒的に多い、立派にリーダーとして活躍している。
読める、書ける、計算できることが物事の基本だ。
さらに徳育が心豊かな人間を育成する。
しかし現代はパソコン、スマホが使えれば読み書きそろばんが出来る。
字が書けない、計算が出来ない、考えなくて良い。
能力の退化が著しい。
教育は国の基本だ。
国会の審議を視ていると国が亡びる気がしてくる。
計算できない、漢字が書けない… 「低レベル店員」が急増する背景(マネーポストWEB)
無教養な人が、教養を劇的に高める三条件(ムーギー・キム)(現代ビジネス 講談社(1-3))
教養ある大人が密かに実践する「知的な習慣」 リーダーシップ・教養・資格・スキル(東洋経済オンライン)
東大に合格する子を育てる親に共通点はある? 開成の校長に聞いた (1-3)〈dot.〉(AERA dot. (アエラドット))