土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

ヤマシギ

2010-11-18 07:00:00 | 生き物色々
 2010年11月、ミカン畑で仕事をしての帰り道。農道の上を鳥がとことこ、とことこ歩いています。

 写したいと思いました。

 車のスピードをおとして、近寄ろうとするのですが、ある間合いをきちんととって、それ以上近づかせてくれません。
 
 時々出会う「ヤマシギ」のようです。

 どこにいるのでしょう? 大きな檜の根元です。



 とても地味な鳥で、落ち葉の中だと動かない限り気づくのが難しい鳥です。

 「水辺にもいるが、他のシギと異なり主な生息地は森林の中である。からだの羽毛は灰色、黒、赤褐色などの細かいまだらもようで、じっとしていれば見つけにくく、さらに夜行性でもありなかなか人目につきにくい。
 食性は動物食。土にくちばしを差しこんで、地中のミミズなどの小動物を捕食する。
 林の中の地上に営巣し、通常4卵を産む。雌だけが抱卵し、抱卵日数は20-24日である。
 ヤマシギは狩猟鳥に指定されており、狩猟の対象種である。また食用としても好まれる。しかし、地域によっては、ヤマシギが希少種となっているところもあり、狩猟鳥指定には批判的な声もある。」Wkikpediaより引用。


 美味しい鳥だといいますが、わたしは獲ってまで食べたいとは思いません。最近では、鳥は食肉用の各種の鳥でいいではないかと思うようになりました。

 食肉用でも、カルガモ、アヒル、ガチョウ、烏骨鶏、ダチョウ、ウズラ、七面鳥など、いまだに食べたことがありません。これも死ぬまでに一度は食べてみたいものです。


うんこクイズ

2010-11-17 09:22:00 | 狩猟とナイフ
 「生き物いろいろ」でうんこクイズを始めました。

 このクイズは昨年に続く第二弾で、昨年同様、アカメの国農園の危険なミカン(顎関節学会指定:あごがはずれるおそれあり)一日分(5キロ入り一箱)が当たる世界中から注目されているクイズです。

 山中に残されたうんこの画像をみて、そのうんこを残した動物の名前をあてるというギネスブッククラスの難解で有名なクイズです。

 どうぞ挑戦してみてください。

標識放流功労表彰

2010-11-09 07:16:00 | アカメ釣り大会
 アカメと自然を豊かにする会がこれまで標識をつけて放流したアカメは172尾になります。これは釣り人のみなさんが協力してくださったおかげです。

 アカメを今後とも、釣りの対象魚として楽しむためにも生態の解明は欠かせません。

 標識放流は釣り人の協力なしには成立しない調査・研究です。

 標識放流は、アカメの成長や移動など基礎的な情報がえられます。また、多くのデータが集まれば資源量の推定にも役立ちます。同時に進めている鱗の標本も多く集まれば、それだけで年齢査定ができるようになります。
 気長に継続していくことがカギです。

 さて、アカメは多くが夜間に釣獲されます。昼間でも釣れていますが、昼間にロッドを振れる釣り人はそれほど多くはありませんし、やはり夜間がアカメも動くようです。


 標識を装着する上杉さん


 元気で暮らせよ!また私のルアーを銜えておくれといっている?上杉さん


 アカメが釣られると、協力してくれる釣り人から上杉事務局長に連絡が入ります。それから、上杉さんが駆けつけ標識をつけて放流するという手はずになっています。しかし、仕事中のこともあります。また、どうしても動けない状況の時もあります。その時は、事務局長から岡田さんをはじめ、仲間の活動家に連絡をして標識放流をすることになります。


 よう闘ったとアカメをやさしく海に入って抱き上げる岡田さん


 アカメを元気づける岡田さん

 つまり、夜、夜中でも電話がかかれば布団から飛び出して駆けつけてくれているわけです。明け方に連絡がはいることもあります。

 上杉さんも、岡田さんも「データを得られる貴重な機会なので、出来るだけ、ご協力をお断りすることはしたくない」と語ります。

 このお二人だけで100尾以上のアカメに標識をつけて放流されています。第四回大会までに、上杉、岡田両氏とも各50尾を超え、実に、172尾のうち半分以上の標識放流が二人の手によって、行われているのです。

 この実績は凄いものです。「アカメの生態を明らかにしたい」「アカメの本当の姿を、アカメの資源量の豊かさを世間に知ってもらいたい」そのために、ご自分の休息時間、睡眠時間を犠牲にして活動を続けておられます。ご家族にも様々な負担があろうと思います。

 そこで、50尾以上の標識放流をされているお二人を大会で、皆さんの集まる前で顕彰したいとおもいました。タックルハウスの二宮正樹さんにも相談すると、「それは良いことです。出来る協力はなんでもします。」と賛同いただき、サイン入りの二宮さんデザインのルアーをプレゼントしていただくことになりました。
 私から、パームスから以前提供してもらっていたロッドをお二人に贈ることにしました。

 お二人の、長い間変わらぬ献身と努力をアカメと自然を豊かにする会を代表して顕彰させていただきました。

 上杉一臣さん、岡田 勝さんお疲れ様でした。今後ともご活躍を期待しています。

 お二人をはじめ、普段から標識放流に活躍されているみなさん、お疲れ様です。必ず皆さんの活動はアカメとアカメを愛する人々の将来にとって有意義に活かされるようになります。


 さあ、今から放流しますと岡田さんと上杉さん

動かぬ証拠

2010-11-04 06:55:00 | 狩猟とナイフ
 2010年11月3日、色づいてきた中生の南柑20号がイノシシなどの大被害をうけています。とても美味しい我が家の主力ミカン。

 たいへんだ~!

 イノシシの食べ跡。

 食いちぎってから、地面に置いて、きれいに皮を剥いで食べます。

 ミカン畑の直ぐわきの林の中、獣道の近くに落ちていたミカン。畑から帰り道銜えて帰っていて落としたようです。これはイノシシの仕業。

 こちらはタヌキの犯行の証拠、溜糞です。

 この溜糞もミカン畑の直ぐそばの林の中にあります。巨大なもので一抱えできないほどです。抱えるつもりはありませんが。


 少々生々しいですが、どうぞ。

 最近の食事はもっぱらミカン。ウンコが証拠です。

 イノシシ対策でワナを増設しています。山には入ると大きなウンコのそばに小さなウンコがありました。どうやら、子連れの一群がミカンを食べに来ているようで、どうも食べる量が多いと思っていましたが、納得。

 今年は裏作で昨年の1/3ほどしかなっていません。一日に数十キロも食べられると大事です。早く逮捕しなくては。

オオワライタケ

2010-11-03 07:24:00 | 生き物色々
 2010年10月26日、ミカン畑近くの山道を車で走っていると、大きなキノコの群落を発見。

 これはみごとな大きさではないか。



 いやしんぼの私は、これは食べられるのであろうか?という疑問が一番先に浮かびました。何という名前のキノコであろうか?という疑問はその次です。

 食べられるのならどうやって食べたら美味しいのだろう?
 
 高知のキノコを紹介した本を開いてみましたが、よく判りません。

 そこで、いつも拝見しているホームページ「高知に科学館をつくる会」の「ここが知りたい」へ質問を投稿しました。

 教えてもらったこのキノコの正体は、
『このキノコはフウセンタケ科の「オオワライタケ」ではないでしょうか.夏から秋に主に広葉樹の枯れ木から発生し,肉には苦みがあります.この苦み成分は中枢神経系に作用し,幻覚などを引き起こすことが知られています.毒抜きをして食べる人もいるようですが,おすすめはできません.』
 というものでした。

 この時期、全国のニュースでは毒キノコを食べて中毒をおこしたと、よく報道されます。食べられるキノコととてもよく似たキノコが、よくあるようで、臆病な私が山でとるのは椎茸とキクラゲぐらいです。

 これから、見間違いがありようがない食用にできるキノコを探しては食ってやろうと目論んでいます。いろんな美味しい食材を食べずに死ぬのはもったいないではないですか。