ミカン畑の近くのワナにシカが掛かっていました。

牝で左後ろ足を括っています。

牝シカであれば、よもやの反撃で大けがや致命傷を負うようなことはまずありません。牝は角を持たないのでそれほど危険がないのです。ただ不用意に近づいて後ろ足で顔や急所を蹴られると、あぶないことになるかもしれません。
牡は角を持ちます。加齢とともに角が二叉、三叉と枝分かれしたように増えていきます。
此が危ない。
角は秋、繁殖行動のためだけに使います。此を武器に牡どおしが牝をかけて戦うのです。
ヒトの私は、一年毎に落としたり生やしたりは、面倒でややこしいので一度生えたら、壊れるまで使えばよいものを、などと考えたりするのですが、シカにはシカの都合があるのでしょう。毎年律儀に生え替わります。
生活圏の環境からみて、角などない方がよほど素早く動けそうです。立派な何段にも枝分かれした角ほどあっちこっちにひっかかりそうです。私は目撃したことはありませんが、角を持った牡が、藪の中を前進するときは顎を突き出して、角を背中にくっつけるような格好で歩くのだと聞いたことがあります。なるほど、それはそうだろうと得心しました。
この角に腹を突かれて死亡した例もあるようですので、よほど気を付けないといけません。
牡でも牝でも最も容易な仕留め方は、現場で丸太ん棒を切り出し、それで頭の付け根を強打します。簡単に気絶します。それでも容易とはいえ、間合いはきちんととらないと危ないです。

牝で左後ろ足を括っています。

牝シカであれば、よもやの反撃で大けがや致命傷を負うようなことはまずありません。牝は角を持たないのでそれほど危険がないのです。ただ不用意に近づいて後ろ足で顔や急所を蹴られると、あぶないことになるかもしれません。
牡は角を持ちます。加齢とともに角が二叉、三叉と枝分かれしたように増えていきます。
此が危ない。
角は秋、繁殖行動のためだけに使います。此を武器に牡どおしが牝をかけて戦うのです。
ヒトの私は、一年毎に落としたり生やしたりは、面倒でややこしいので一度生えたら、壊れるまで使えばよいものを、などと考えたりするのですが、シカにはシカの都合があるのでしょう。毎年律儀に生え替わります。
生活圏の環境からみて、角などない方がよほど素早く動けそうです。立派な何段にも枝分かれした角ほどあっちこっちにひっかかりそうです。私は目撃したことはありませんが、角を持った牡が、藪の中を前進するときは顎を突き出して、角を背中にくっつけるような格好で歩くのだと聞いたことがあります。なるほど、それはそうだろうと得心しました。
この角に腹を突かれて死亡した例もあるようですので、よほど気を付けないといけません。
牡でも牝でも最も容易な仕留め方は、現場で丸太ん棒を切り出し、それで頭の付け根を強打します。簡単に気絶します。それでも容易とはいえ、間合いはきちんととらないと危ないです。
<ニホンジカ>20年で9倍に 環境省、狩猟会社認定を検討 8月8日毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130808-00000007-mai-soci