2014年4月15日(日)
ここ数年、あまりの忙しさに、できなかった親しい人たちとの恒例のタケノコ狩りを敢行しました。孟宗竹のタケノコは最盛期です。とはいってもそれも最盛期の後期にさしかかっている時期になりました。ほとんどのタケノコはもう土の上に頭を出しています。
雨後の竹の子といいますが、いったん頭を出したタケノコはぐんぐん伸びていきます。ピーク時には1日に数十センチも伸びるといいます。
もう何年も竹林の世話をしていません。すでに密植ぎみになっています。竹の間隔は傘を差してゆったり歩けるほどがよいそうなのですが。竹と竹の間隔が詰みすぎるとタケノコも生える数が減ってきます。またタケノコを掘るのも窮屈になります。
今年は表作でタケノコは豊作。昨年末、11月から12月、イノシシの被害が続出していました。どこの竹林もユンボで穴掘り工事をやったような状態になっていました。現在でもときどきこのようにイノシシがタケノコを食べていますが、どちらを向いてもタケノコだらけという豊作ですから、さすがのイノシシも食べきれません。
この画像は、いまだ土の中にタケノコがあり、もう数日で頭を出す状況です。タケノコとしては最も値打ちが高いもので、先端も黄色です。顔をだすと黄色から緑色に変わってくるのですが、当地ではこういうタケノコを「うもれこ」と呼びます。「キイコ」と呼ばれてもてはやされるタケノコがこれです。
盛期のものだから大きく、そのため土が盛り上がり、大きなひび割れができるため発見しやすい。しかし、素人にはそれでも発見は大変難しいようです。
赤丸上はタケノコの先端部で、「髪の毛」と呼んでいますがこれが付け根の場所を示してくれます。突先が向いている方の根茎からタケノコが出ています。最後にクワで切断して掘り出しますが、この赤丸下の部位にクワを打ち込むと一撃でタケノコを傷めずに掘り出すことができます。
タケノコの生え方。
タケノコは竹の地下茎から芽を出して大きく成長して竹になります。タケノコはよく栄養を蓄えた地下茎から次々と生えてくるので、タケノコを一本見つけると、その近くをよく観察するとよいことがあります。運がよければ芋づる式に発見が可能です。
えんとこどっこいしょ
今回の獲物。みんなで山分けしました。
きれいに咲いているのは「カイドウザクラ」。
花見をしながら山の幸をみんなで堪能しました。ニホンジカの唐揚げ、タケノコの煮物、イノシシの煮物、ニホンジカのスペアリブ、タケノコの入った五目寿司などなど。シートの右側に転んでいるのは土佐ブンタンです。
私が3、4歳の頃 離れに遊びに行った時 よく曾祖父が「ちょんきな ちょんきな ちょんちょん きなきな…」と遊んでくれました。
先日 法事で皆が集まった時に その話をしたら誰も その歌を知らなくて「夢でも見たんじゅないか?「そもそも ひいおじいさんは幼児をあやすような人ではなかった」と言われました。
でも私は確かに曾祖父に遊んでもらった記憶があるのです。
親戚の誰もが知らなかった「ちょんきな ちょんきな」
これって安芸の歌ではありませんか?
気になって仕方ないので教えて下さい、お願いします。
離れに行った時 小さなトンカチで叩いて割ったニッキの飴を貰った記憶もあります。
「ちょんきな ちょんきな ちょんちょん きなきな…」と歌うわらべうた、楽しそうな歌ですね。
私の両親は大正と昭和はじめの世代です。聞いてみましたが「知らん、聞いたことがない」といいます。
わたしも聞いたことがありません。曾祖母は歌の好きなひとでしからひょっとしたら知っていたかもしれません。しかし数十年前に逝きました。
どなたか知っている人がいたら是非教えて下さい。
小さなハンマーで割って食べるお菓子は「鰹飴」だと思います。今でもあるはずだと妻が言います。最近私は見たことはありません。
鼈甲色のニッキの香りがする飴で鰹の姿をしたものを付属の小さなハンマーで割って食べます。