今年は夏と初秋の日照りつづきで、ミカンの糖度が高く例年になく美味しいぞと喜んでいました。
ところが・・・

9月16日 例年なら10月に入ってからイノシシの襲撃が始まるのですが、今年の夏、初秋はひどい日照り続でミカンの糖度が高く9月中旬から食害がはじまりました。

アカメの国農園のミカンは大変美味しいとイノシシだけではなく、地上からはハクビシン、タヌキがせっせとやってきてミカンを食べます。空からはカラス・ヒヨドリ・メジロが襲撃してきます。昨年は野鳥の当たり年でものすごい被害でした。小鳥がつっついて小穴があいたミカンは収穫して少しすると腐り、コンテナの中で周りのミカンを道連れにするため、見つけたら収穫せずにそのまま切り落とすのですが、ミカン畑の表面が黄色に染まりました。




イノシシはミカンを引きちぎります。そして地面に置いて鼻で皮を剥き、食べます。そのため、ミカンの木にはヘタの部分が残り白い花が咲いたかのように見えます。



























シカはミカンの実は食べません。食べるのは葉っぱや茎、柔らかい枝などです。

シカの食害がひどい場合は、ミカンの木に実だけが生っているかのようになります。こうなると収穫どころか、ミカンの木が枯れてしまいます。

ミカンの実1個を実らせるために、葉っぱが25枚以上必要だといいます。シカの食害も深刻です。