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土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

錯覚の話

2008-03-05 21:45:18 | 狩猟とナイフ

 写真:2008年3月2日にとった57㌔の雄です。カンカン(ハカリ)に乗せて検量。右側は毛抜き処理中です。

 イノシシを仕留めると、はたしてこの個体は何キロあるのだろうと思います。そのとき見た目で計量しますがほとんどの場合錯覚をします。大型はより大きく、小型はより小さいと判断する事が多いのです。

 この傾向は私だけでなく相棒もそうですし、猟をする人はほとんど同じです。

 その判断の分岐となるサイズは40キロ前後なのです。それより大型になるとより大きく見え、小さくなるとより小さく見てしまいます。ちなみに私はこの57キロのイノシシをハカリに乗せるまでは65キロほどであろうと見ていました。

 私はイノシシを獲るとできるだけ家で処理するのですがその際はハカリにかけて計量しています。ほとんどの場合、錯覚をしています。

 わざわざ計量する人は少ないので「80キロばあ(ほど)のイノシシを獲った」と聞いた場合、70キロ前後なのだと思うとよいでしょう。 

ワナ(1)

2008-03-05 07:13:00 | 狩猟とナイフ
 
 写真:バネ式足括りワナです。左がバネとワイヤーと標識(白い札)、右が引き金(センサー)をとめる道具(コザル)です。

 バネ式括りワナでもっともシンプルな仕掛けです。ワイヤー部分がきれいに写ってないので判りにくいですが、二つのワッカになった足括り部分のワイヤーを地面(イノシシの通り道)に置いてセンサーを張ってイノシシが触るとバネが弾いてイノシシの足を括る仕掛けです。

 シンプル=ベストといいますが、まさにその通りでヒトの痕跡が残りにくく設置も簡単で私が多用する仕掛けです。


画像:仕掛けをセットしたワナ。