2014年5月19日(火) 晴れ。
昨日、しまね写真展の表彰式と作品講評の聴講のために、県立美術館を訪ねました。
結果が思わしくなかったことから来る苛立ちと、セルフアイデンティティーの修正に、作品講評が過ぎても、心の中の波がなかなか穏やかにならなかったことが事実です。
入賞された作品から得られる要素は多々あったが、それを今後自分の中でどう活用できるかが、次の写真展ないし、フォトコンでの入賞につなぐ大きな要点になるでしょう。
しかし、審査員の話を聞くほど、内容によってはどちらか正論なのか、また受け入れ難い話もあり、そう捉えてしまうことが成長の妨げになっているのかなと自問しています。
その中で、審査員の話の中で人物写真の話が妙に気になって耳を傾けていたことがありました。
「人間には必ずオーラがあるから、それをいかに引き出せるかが要点」だったと思う。
今回も200超の出品の中で、人物写真は多く出品されてましたが、内容は様々でした。いわゆる集合写真もあれば、お祭りでの一場面、また夕日をバックにした逆光の写真、また顔面や後ろ姿など実に様々でした。周りの光加減と対象物との組み合わせで様々な作品になるし、特に今回入賞された写真の中でいくつか何分見てもその場から立ち去る気になれませんでした。
人物撮影は積極的に取り組んだことがないし、本格的な話を受けることがなかったから、一生懸命話を聞いてましたが、「オーラ」についてはしばらく頭から離れなかったです。
顔は場所や人間関係によって色が変わるし、手は年齢や職業次第で味が出てくるし、肩幅や髪型、髪の長さと背景の組み合わせで、顔が映らなくても面白い写真になることがよく分かりました。あとピントをどこに向けるかですね。
形にこだわることはあまり良いと思わないですが、基本を捕えた上で良い1枚を多く撮ってみたいですが、まず人見知りの激しい私には、その点を改善すべきだと感じてます。
講評が終了して、夕日が沈む前までとるぱか袖師地蔵の前で宍道湖の向こうを眺めていました。
空が紅く染まりだしたとき、お地蔵様の口元に蜘蛛の巣が掛かったことにちょっと驚きました。
大風に吹きつられて、波しぶきを受け続けているのに、なんか面白いことです。
蜘蛛の巣に限らず、空の色が変わるだけで、お地蔵さんの表情も面白いことによく見えてきます。特に口の周りから目が離せなかったです。
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