学校への行き帰りは徒歩でしたので、いろいろと寄り道してました。
友達との話の中で、今じゃすっかり忘れてたことを思い出してきました。
ちょこちょこ悪いことしてましたねえ。
友達の家の近くには瓦屋があり、そちらによく立ち寄ってました。
瓦の形が出来上がると、まだ湿ってますのでそれらを並べ、乾燥させてます。
柔らかいので、粘土で遊んでる感覚やった気がします。
あそこまで綺麗に瓦が並んでいると、ついつい悪さがしたくなる・・・。
子供のときは、そこまで仕上げるのにどれだけ大変か全く知りません。
今考えると職人さん泣かせの、とんでもないことしてましたわ。
瓦に文字を書き込んだり、手形をつけたり、折り曲げて形を変えたり・・・。
また立派な鬼瓦には、目の部分に指で穴を開けたり、目を書き込んだり・・・。
職人さんが丹精こめて作った瓦に
小学生のガキんちょが、魂を入れるように目を書き込む・・・
選挙の時のダルマじゃないんやけど。
今じゃ信じられんことしてましたねえ。
その瓦屋は、今も商売してるのか、ちょっとわかりませんが、
もし、つぶれているとしたら、俺らがそのお手伝いをしてしまってたのかも。
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