stay precious

ゆっくり、ゆっくり。

すれ違う心f

2006年10月29日 | weblog
いつでも笑っていたいから、
流れそうな涙も必死に溜め込んでいた。

大切なものに順番なんて付けられないけど、
どんなに否定しても、
私には確かに一番大切なものだったの。

いつも傍にいてくれて、
弱い私を守ってくれた。

私のために、貴方は身をボロボロにしてまで闘った。
おせっかいだなんて思ったことは一度もなかったの。

ただ、自分自身のために生きてほしかったから、
私はそれを伝えた。
私のために崩れ落ちそうな貴方を
これ以上見たくなかったの。

貴方の幸せだけが、私の幸せなの。




すれ違う心m

2006年10月29日 | weblog
いつでも笑っていたいから、
流れそうな涙も必死に溜め込んでいた。

大切なものに順番なんて付けられないけど、
どんなに否定しても、
僕には確かに一番大切なものだった。

約束をしたんだ。
絶対に守り通すと。

君は時にそれを重いものだと感じたでしょう?

「もっと自分の幸せを考えてよ」
って君は僕に言った。
けど、君のために生きることが、
僕の幸せなんだ。

君の幸せだけが、僕の幸せなんだ。


世界1、素直でいられる場所

2006年10月17日 | weblog
世界1、素直でいられる場所に帰りたい。
会いたい人に会って、食べたい物を食べて、見たい景色を見て。

親には伝えられない、恋人にさえ求めない、素直になれる場所。

世界1、素直でいられる場所に置いてきた、
大切なモノはいつもそこにあって、大切な気持ちを思い出させてくれる。

旅立った私が、今手に入れたものは何?

真っ直ぐな瞳を失って、目を閉じたときにだけ夢を見ているよ。

ただ一つ変わらないもの、それは、
世界1、素直になれる場所に置いてきた気持ち。



空を翔びたい

2006年10月17日 | weblog
空を翔びたい。
でも、ヒトでありたい。


手にはいるのはきっと、
一割未満の、欲しいもの。

満たされたのは、
5割程度の欲求。


鳥は翔べるけど、
虎なら叫べるけど、

彼らなら何割の欲求が満たせるんだろう。


自由が欲しい。
でもヒトでありたい。




秋冬

2006年10月15日 | weblog
外に出たら、
少し冷たい空気に触れた。

温かい空気を感じていたのは、
つい一昨日のことのよう。

気が付いたらあっという間に、
大好きな季節がすぐそばに近づいてるんだね。

冷たい風が、冷たい風を連れてきて。

気が付いたら明後日には、
大好きな季節を肌で感じているのかな。
そんな明後日を楽しみに、
今日と明日は夕焼けに見とれようか。

明後日の朝日が昇る頃に、
風に、空に
大好きな季節を感じるんだろう。


冷たい手に、白い息を吹きかけて、
大好きな季節を感じるんだろう。



1/20

2006年10月12日 | weblog
本日も晴天ナリ。

太陽は見えないけど、
確かに今日も晴天ナリ。


窓から見える景色に、
空はほとんどないんだな。

1/20の空だけが青々。
19/20の建物はキラキラ。

20/20の視界に、
明日なんて見えないけど。
眩しい光に、
朝が見えた。


空も気持ちも、いつも変わるものだから、
僕の20/20に広がるのは、
初めての朝だった。


風の匂いが思い出を運んでも、
もう一度見たい朝は、いつもいつも見えなくて。

それでも新しい一日に、
思い出を刻み込もうか。
20/20に広がる、二度と見ることのない朝に、
思い出を刻み込もうか。



2006/10/08

2006年10月08日 | weblog
本当のことなんてわかりません。
真実なんて知らないよ。

僕に見えるのは、ここにいるアンタの姿だけさ。

正しいことも、わかりません。

ただ、自分にとって良いことか悪いことかの区別ぐらい、
知ってるよ。

お金なんていらない。
ただ、大切な物を失いたくないだけ。

お金なんて捨ててやる。
ただ、大切な物を守り通せるなら。

僕の世界から消える一つ一つの笑顔に、
悲しめる僕はここにいたよ。

はっきりと思いだせるあのこの髪の匂いが、
右目と左目の間ぐらいから離れなくて。
しばらくこのままでいたいんだ。


少しだけ、優しくなれたかな。





寝ぼけてた

2006年10月06日 | weblog
夢を見ていた。
というより寝ぼけていたんだな。

まだ夢の中?
あれ、現実はどこ?

すっきり目が覚めて、
大切なものを思い出した。


僕が求めてきたのは、
そんなちっぽけなものじゃなかった。


こんなに大切なものを忘れるぐらいなら、
生きてる意味がないじゃない。

こんなに大切なものを失ってまで、
手にする必要があるものはないよ。


目を覚まして、
前を向いて歩いてみよう。

僕が倒れそうなときは、
あなたが手をつかんで。
あなたが立ち上がれないときは、
僕が手を握って。


唄で咲く種

2006年10月05日 | kotoba
水をやり忘れたでも種は、
花を咲かせるのかな。


一日水をやり忘れただけでも、
キレイに咲いてくれるかい?

時々思い出して水を撒いてあげても、
キレイに咲いてくれるかい?

いま撒いてあげなきゃ、咲かないのかな?
キレイな花は、咲かないのかな。


毎日毎日水を撒いてあげられるほど、
僕は君に尽くすことはできないんだ。

本当は、毎日毎日、水を撒いてあげたいんだ。
でも大切にしたい想いは、
時間に追いかけられて、ちょっとだけ遠ざかっていくんだ。


誰かが奏でる、ギターの音色と歌声だけが、
君に花を咲かせようと、してくれる。

たまに思い出した時にでも、僕が水を撒いてあげよう。
僕が君にしてあげられることは、
歌うことだけ。

時間に追いかけられて、
君を忘れることがあっても、
君の花を咲かせてあげられるのは、
きっと僕の唄だけなんだ。



外へ

2006年10月04日 | weblog
光を遮る屋根の下に押し込められた僕らは、
日の光を浴びることが許されません。
にぎやかな部屋の中でどんなに笑いあっても、
どんなに楽しい時間を過ごしても
結局は不安なんです。

いつになったら日の光が僕に当たるんだろうか、って。

君は心から笑っているのかな。
不安でいっぱいなのは、僕だけなのかな。
何を求めてこの場所にたどり着いたんだろう。

出るに出れない部屋の鍵は、
決断のときに手渡されることになってるんだってね。
鍵をもらう勇気のない僕は、
最低限の幸福を抱えながら
いつまでもここにいるんだろうか。
いつしか不安も消えて。
ドアを開けようとしていたことさえも
思い出せなくなってしまうのかな。

誰か僕を、外へ連れ去ってくれないか。



暖かい

2006年10月04日 | kotoba
人の優しさに触れてここまで生きてきた
その暖かさに喜び、
ときにその暖かさに悲しみ。

形のないものだけど、
触れることのできる優しさ。

人の優しさに触れてここまで生きてきた
そんな僕だから、あなたにもその暖かさに触れてほしい。

そしてまた、君の暖かさを僕に触れさせて。
その暖かさがときに僕を悲しませても。

冷たい風にふかれて空にかざした手の平よりも、ずっとあったかい。
心をつなぐ暖かさに、ずーっと触れていたい。


記憶

2006年10月01日 | weblog
見た事のない記憶を
言葉で共有し
君が僕の、僕が君の
歩んだ道を創造した

はっきりと見えそうで見えない、
輪郭のぼやけた白黒の世界を
君は楽しげに歩いていた

言葉だけじゃ見えなくて、
何度も君に触れた
手を握っても、額を重ねても
色の無い世界だけで君は笑った