スマイル日和+

子育ては「自分育て」。smile流「自分育て」の日々をつづります。

低学年向き?、高学年向き?

2011-06-18 | smile world
「高学年向き」ってどういうこと?
じゃあ、「低学年向き」っていうのは?

教育実習で担当教諭に言われたことが
なぜかずっと心の中に残っていた。

当時は2,3年生ぐらいの可愛らしい小学生を
担任として持ちたいものだと夢を描いていた。

結局、教員免許を取得しても
採用試験に合格しなかったので正規の教諭にはなれなかった。
それには私の「なりたい!」の気持ちの弱さもあったのだけど。

その後、私はむしろ小さい子との接点が多くて
「高学年向き」の私への意識は全くなくなっていった。

自分の子どもが学校へ行くようになり
英語教育が少しずつ学校教育に導入されて
私も学校での仕事に興味が少し復活。

教室で5年生を担任することもあったけど、
「高学年向き」と言われたその意味が
なるほど!と来ることはなかった。

不思議なことに、
幼児から始まった英語サークルが
年を追うごとに、子どもの成長と共に
とうとう中学生まで受け入れることになると
自分自身のやりがいは
低学年より高学年、中学生に感じるようになった。

ちょっと自分の過去を振り返る。
低学年の思い出はあまりいいものはない。
忘れてしまっているのかも知れないが、
男の子にからかわれていた嫌な思い出のほうが多い。

引っ込み思案で、声が小さくて。。。
良い思いでといえば、人間ウォッチングと
空想の世界を楽しんでいたことかな。

そこから高学年へ移ると
友達との関係や学習への興味、
大人への反発や自分の中に湧いていたいろんな思いが
いま、蘇って来る。

あの頃の潜在的な思いが、
自分の子どものかかわり方と
もしかしたら深く関係しているのかもしれない。
そう思えてきた。

今、私の興味は英語と言いたいところだけれど
実のところ、もっぱら幼児期のからだ作り
学齢期までのあそびの質についてに集中している。

それは、ある程度成長を経てきた
高学年と実際に過ごす中で見えてきたことがあったから。

学力は勉強だけでは成り立たないし、
体力は運動だけで身につくものではない。

幼児期からの日常生活で必要不可欠な活動が
大人になるまでの習慣に影響するし
大人になってからの学力や体力にも関係する。

低学年向きと言われたかった私は、
今は高学年との付き合いが楽しいと感じている。

そして、高学年向きと言われた私は
今、幼児期のからだ作りとあそびについて
ワクワクするほどの興味を持っている。

誰かに言われた一言を
良くも悪くもとらえながら、
自分の中に大切にとっておいてた意味が
なんとなくわかってきた気がする。





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