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あかねさんのかぶと虫 annex

80年代歌謡曲を中心に語っていましたが、今はもろもろ。バックアップ場所のつもりがメインになりそう。

うしろ髪ひかれ隊

2005-10-25 | あ行
うしろゆびさされ組はピンク・レディー、そして、うしろ髪ひかれ隊はキャンディーズを少なからず意識したのではないか、と思っています。うしろゆびの、ある意味お色気路線とも言える歌詞は「ペッパー警部」「S.O.S」等の初期シングルを想起させました。そして、うしろ髪のデビュー曲や第2弾は「危ない土曜日」や「わな」みたいなスリリングな展開。そして、「ほらね、春が来た」は「春一番」!やっぱ、こうでなくちゃね、やったね!春だね♪(←なんか違う)なんてほくそ笑んでいたのは私だけでしょうか。うん、きっとそうです(汗)

うしろ髪ひかれ隊:
工藤静香(くどう・しずか)1970年4月14日生 東京都出身 血液型B
生稲晃子(いくいな・あきこ) 1968年4月28日 東京都出身 血液型B
斉藤満喜子(さいとう・まきこ) 1970年9月19日 広島県出身 血液型A

デビュー曲「時の河を越えて」(1987年5月7日) うしろ髪は、恐らく生稲ちゃんのために作られたユニットだと思います。満里奈を最後にソロデビューを出していなかったので、そろそろ人気のイクイナで、というところがあったと思いますが、ちょっと一人で歌わせるには力不足(苦笑)。それならユニットで、というノリでしょうか。
しかし、予想を超えて静香の存在感が際立ってしまい、メインヴォーカルも徐々に移っていってしまいます。そして、静香は8月ソロ・デビュー・・

個人的ベスト3。
1.「ほらね、春が来た」(1988.2.25) 秋元康/後藤次利/後藤次利
2.「時の河を越えて」(1987.5.7) 秋元康/後藤次利/後藤次利
3.「メビウスの恋人」(1987.11.11) 秋元康/後藤次利/後藤次利

3人というのはバランスの良い人数だと思います。マッキーの果たした役割ってものすごかった。マッキーがいなければ、うしろ髪はしょぼいユニットになってたでしょう。たぶん、これはうしろ髪ファン共通の思い。
88年3月に知り合いに誘われてうしろ髪のコンサートに行きました。日本青年館(ここはある意味貴重なハコでした)。それほど期待せずに行ったのに、何だか妙な充実感。しかし、それが最後のコンサートになろうとは・・(涙)

その後、生稲ちゃんは88年に「麦わらでダンス」でソロ・デビュー。それはそれで成功。広島のランス選手のテーマソングになったりし話題性も十分(笑)マッキーも88年に「やりたい放題」でソロ・デビュー。バイクの爆音などのSEも楽しい爽快感のある曲。でも、そこまで・・(涙)静香の活躍に較べると2人の地道さが目だってしまいますが良いタレントさんだと思います。この前の生稲ちゃんの交通事故は驚きましたが・・今でもナンバーズ4で「1917」とか選んだりしてます(笑)あ、ナンバーズ3は「374」で(笑)

じゃ、ニャンギラスは何をモチーフにしてたの?という質問はナシです(笑)

伊藤智恵理

2005-10-25 | あ行
自分としては、ただ好きで聴いてただけなんですよね。あまり深いこと考えずに。
ただ、南野陽子さんの記事の時にsantaroさんから教えていただいたのですが、岸正之さんが、彼女とスタッフ、そして曲(「トキメキがいたくて」)に非常に思い入れがあるということを知って、何だか嬉しくなってしまいました。
作家と聴き手との思いの繋がり。そんなことが20年近くの歳月を経てわかるなんて面白いな、と思ったんです。

伊藤智恵理(いとう・ちえり)
1971年4月1日生
東京都出身
血液型A
デビュー曲「パラダイス・ウォーカー」(1987年6月11日)

個人的ベスト3。
1.「トキメキがいたくて」(1987.8.8) 戸沢暢美/岸正之/中村哲
2.「パラダイス・ウォーカー」(1987.6.11) 戸沢暢美/佐藤健/鷺巣詩郎
3.「雨に消えたあいつ」(1987.11.6) 戸沢暢美/岸正之/新川博

デビューからの3曲は、まさに秀逸。そしてこの3曲が収められた1stアルバム『HELLO』は中古とかで見つけたら即購入されることをお勧めしたい・・名盤です。
ちょっと硬めの声質ではありますが、耳に残るヴォーカルです。そして、何と言っても詩の世界がすっと入ってくるのは天性のものか、戸沢さんの力量なのか。

その後、『フルーツinゼリー』のCMタイアップに「夢かもしれない」などが使われ、一気に駆け抜けるかと思ったのですが、なかなかセールスには繋がらなかったです。
89年頃、日本橋のデパートで歌ってるのを見たのですが(観に行ったのか、偶然見たのかも記憶がない)、ファンの人も少なく、淋しそうな顔が印象に残っています。

90年代に入って“Chieri”名義で復活されてます。ベスト盤も注目されたみたいだし、幅広い人たちに届いてほしい、そんな曲たち。

小沢なつき

2005-10-25 | あ行
石田ひかりと言えば、あすか組つながりで小沢なつきです。。
87年組ですが、多分あまり接点は無かったはず。お互い賞レースも無縁で、あすか組が初めての一緒の仕事だったのでは?と勝手に想像。でも誕生日も結構近く同い年の感覚はあったかもしれませんね。

小沢なつき(おざわ・なつき)
1972年4月19日生
東京都出身
血液型B
デビュー曲「追いかけて夏」(1987年6月21日)

ルックスは普通に考えれば断トツと言ってもいいほどの可愛さ。でも歌はあまり売れてなかった・・そこで『あすか組』(88年)、そして『ちゅうかなぱいぱい』(89年)主演と新しい展開が期待できそうだったのに、象徴的な「Private Panic!」リリースを最後に消息不明に・・

個人的ベスト3。
1.「きれい?」(1988.6.15) 川村真澄/筒美京平/鷺巣詩郎
2.「卒業」(1988.2.26) 佐藤純子/馬飼野康二/渡辺博也
3.「Anti聖女」(1988.11.21) 松井五郎/後藤次利/後藤次利

「卒業」と「きれい?」の収録されたアルバム『Natsuki Dreaming』をBGMに書いてますが、そういえば良く聴いてたなぁと思ったりして。「きれい?」は『あすか組』の挿入歌でもあったわけですが、京平さんらしいのからしくないのか今ひとつよく解りませんが、良い曲です(笑)
「Anti聖女」はものすごく体調悪いのに這うようにして行った早稲田大の学園祭で初めて聴いた曲という妙な想い出があります(汗)

90年代後半に電撃的なグラビア復帰。87年組はそういう人が多かった気がします。。
そして、昨年は更に衝撃的な展開になってしまいました。そこまでするか・・・というのが正直な感想。複雑です。

石田ひかり

2005-10-25 | あ行
ピカには思い出が沢山。
(今時“ピカ”なんて呼ぶ人いない。。)

・一日に4回握手(2回×握手会2箇所;確か立川フロム中武→池袋東武)。
商品を買うと1枚握手券がもらえるので「二人の関係」CDシングル、EP、シングルカセットと違う媒体を各1つとLP『monument』を購入。ただ意地になってただけか(苦笑)

・オリコンの募集で電話で直接話せるという企画に当選。
周囲の妨害予告にメゲず何とか話す。ただ何話したか覚えてない(泣)土曜の夕方だった記憶があるから『プッツン5』ネタだった気が。

・ファンの集い(ファンクラブ会員向け)に行ったら、お姉さんがいたので、本人そっちのけでチラ見(汗)

こちらもCD-BOOK持ってます(笑)
歌のイメージは世の中の人は多分殆どなくてドラマや映画やCMなんだろうな。有名なのは『ひらり』?『あすなろ白書』?映画『ふたり』?
私の中では『花のあすか組!』です(笑)
また別途書くつもりでいますが敵役の”風林火山”も含めてキャスト的には捨て難く、『スケバン刑事』『セーラー服反逆同盟』より、こちら推しです。。

石田ひかり(いしだ・ひかり)
1972年5月25日生
東京都出身
血液型A
デビュー曲「エメラルドの砂」(1987年5月21日)

個人的ベスト3。
1.「エメラルドの砂」(1987.5.21) 岩里祐穂/井上ヨシマサ/鷺巣詩郎
2.「少女・熱風・天然色」(1988.7.13) 売野雅勇/芹澤廣明/鷺巣詩郎
3.「恋人達のニュアンス」(1988.10.11) 佐藤ありす/難波弘之/難波弘之

デビュー曲は秀逸。ただ、殆どの人が聴いたことがなさそうなのは残念。。
「少女・熱風・・・」はあすか組の頃の曲ですが、大仰なアレンジが妙にはまった曲。ライヴでは盛り上がりました・・。

一時期、原田知世ちゃんのやってたCMにとって代わってたイメージがあり、そういう意味ではNaturalな人と捉えられてるんだろうな。次の世代が田中麗奈かと言うと、ちと違いますけどね。。

お父様の話題ではなく本人の明るいニュースが欲しい今日この頃。彼女もせっかく賢いのに、あまり戦略的でない気がするのは何でだろう。法子ちゃんと較べることに意味は無いけれど。

その他のおニャン子。

2005-10-25 | あ行
「風のInvitation」を聴きたくなってカセットテープを発掘していたら、妙なものを発見♪
シングルA面を好き嫌い関係なく(苦笑)発売順に並べているみたい。
どうやって作ったテープなのか、いまひとつ記憶がない。ニャンギラスもレンタルしたのか(汗)

しかし、こう並べてみると、“自分でゆーのもなんですけれど”よくできたテープだ(笑)
結構A、B面の1曲目とかラストとかは拘りたいのですが、うまく切れ目ができていると・・Vol.2の1曲目は両面とも不本意ですが(苦笑)

Vol.1(46min.)1985.7~1986.3
(side-A)
1.「セーラー服を脱がさないで」おニャン子クラブ
2.「涙の茉莉花LOVE」河合その子
3.「うしろゆびさされ組」うしろゆびさされ組
4.「およしになってねTEACHER」おニャン子クラブ
5.「なぜ?の嵐」吉沢秋絵
6.「落葉のクレッシェンド」河合その子
(side-B)
1.「冬のオペラグラス」新田恵利
2.「バナナの涙」うしろゆびさされ組
3.「バレンタイン・キッス」国生さゆり
4.「じゃあね」おニャン子クラブ
5.「季節はずれの恋」吉沢秋絵
6.「青いスタスィオン」河合その子

Vol.2(60min.) 1986.4~1986.8
(side-A)
1.「私は里歌ちゃん」ニャンギラス
2.「恋のロープをほどかないで」新田恵利
3.「おっとCHIKAN!」おニャン子クラブ
4.「象さんのすきゃんてぃ」うしろゆびさされ組
5.「夏を待てない」国生さゆり
6.「風のInvitation」福永恵規
7.「あじさい橋」城之内早苗
(side-B)
1.「自分でゆーのもなんですけれど」ニャンギラス
2.「シンデレラたちへの伝言」高井麻巳子
3.「再会のラビリンス」河合その子
4.「瞳に約束」渡辺美奈代
5.「お先に失礼」おニャン子クラブ
6.「不思議な手品のように」新田恵利
7.「ノーブルレッドの瞬間」国生さゆり

Vol.3(60min.) 1986.8~1986.12
(side-A)
1.「渚の『・・・・・』」うしろゆびさされ組
2.「鏡の中の私」吉沢秋絵
3.「メロディ」高井麻巳子
4.「ハートのIgnition」福永恵規
5.「深呼吸して」渡辺満里奈
6.「雪の帰り道」渡辺美奈代
7.「悲しい夜を止めて」河合その子
8.「恋はくえすちょん」おニャン子クラブ
(side-B)
1.「蒼いメモリーズ」内海和子
2.「内緒で浪漫映画」新田恵利
3.「流氷の手紙」城之内早苗
4.「技ありっ!」うしろゆびさされ組
5.「あの夏のバイク」国生さゆり
6.「流星のマリオネット」吉沢秋絵
7.「約束」高井麻巳子

この後は作ってないのね・・残念っ!
ソロ・デビューは、ゆうゆや我妻佳代、うしろ髪ひかれ隊にそのメンバー3人。山崎真由美もいるか・・
今までとりあげて来なかった中で珠玉は、やっぱり「風のInvitation」でしょうか。イントロから疾走する感じがたまりません。どんどん盛り上がる気持ち(笑)
あとは、吉沢秋絵ちゃんが何気に良い。「季節はずれの恋」はB面ばかり注目されるけど、爽やかで切なくて良い曲。「鏡の中の私」も好き。

しかし、壮観だなぁ。80年代最大のムーヴメントだったと言っても過言ではないかも、と思い始めました(今更・・)。

<annex追記>
何か今や金さえ出せば既発のCDとか全部揃いそうなんですよね。こうした地道な試みも無駄になるかも(苦笑)
とてもじゃないけど今更買えません(汗)

うしろゆびさされ組

2005-10-25 | あ行
お二ャン子の奇跡のユニット「うしろゆびさされ組」。
ユニット名と同じタイトル曲は名刺がわり。アニメ『ハイスクール!奇面組』の主題歌でもありイントロから駆け抜ける疾走感。心が高ぶる緊張感のあるアレンジに似つかわしくない二人のキュートさに、組合せの妙というか、おニャン子の奥深さを見せ付けられました。

「バナナの涙」から秋元康のいう”可愛いシュール”路線が鮮明になり、ドキリとニヤリが同居する不思議な世界が繰り広げられていきます。そして、1stアルバム『ふ・わ・ふ・ら』は二人の魅力が存分に発揮された快作。

うしろゆびさされ組:
高井麻巳子(たかい・まみこ)
1966年12月28日生 福井県出身 血液型O
岩井由紀子(いわい・ゆきこ)
1968年5月26日生 千葉県出身 血液型O
デビュー曲「うしろゆびさされ組」(1985年10月5日)

個人的ベスト3。
1.「渚の『・・・・・』」(1986.8.27) 秋元康/後藤次利/後藤次利
2.「うしろゆびさされ組」(1985.10.5) 秋元康/後藤次利/佐藤準
3.「技ありっ!」(1986.11.23) 秋元康/後藤次利/後藤次利

うしろゆびの詞は秋元康の言葉遊びが凝縮されています。ラストアルバムでベスト版的な色彩となった『UNLIMITED』は、まさにオンパレード。受験勉強にも役に立つ?文法や公式が目白押しです。「πの悲劇」はここに極まれり!っていう感じ。「○ or ×」も好きですね。「渚の・・」のB面「のっとおんりぃ★ばっとおるそう」とかも・・

麻巳ちゃんの卒業により約1年半の活動期間で幕を閉じましたが、インパクトもファンに残したものも大きなユニットだったと思います。

おニャン子クラブ(メンバー一覧)

2005-10-25 | あ行
何と言っても「会員番号」です。
初期メンバーの空き番が当初気になりましたが、今日は一応全員掲載してみます。
本当は軽重もあるでしょうし、実質活動をしていないメンバーもいますが、平等に扱います・・

01 奥田 美香
02 榎田 道子
03 吉野 佳代子
04 新田 恵利
05 中島 美春
06 樹原 亜紀
07 友田 麻美子
08 国生 さゆり
09 名越 美香
10 佐藤 真由美
11 福永 恵規
12 河合 その子
13 内海 和子
14 富川 春美
15 立見 里歌
16 高井 麻巳子
17 城之内 早苗
18 永田 ルリ子
19 岩井 由紀子
20 寺本 容子
21 五味岡 たまき
22 白石 麻子
23 林 香織
24 三田 文代
25 吉沢 秋絵
26 赤坂 芳恵
27 松本 亜紀
28 横田 睦美
29 渡辺 美奈代
30 三上 千晶
31 矢島 裕子
32 山本スーザン久美子
33 布川 智子
34 弓岡 真美
35 岡本 貴子
36 渡辺 満里奈
37 大貫 かおり
38 工藤 静香
39 高畠 真紀
40 生稲 晃子
41 貝瀬 典子
42 斉藤 満喜子
43 守屋 寿恵
44 高田 尚子
45 吉田 裕美子
46 中島 早苗
47 山森 由里子
48 我妻 佳代
49 吉見 美津子 (B組 1番)
50 杉浦 美雪 (B組 2番)
51 宮野 久美子 (B組 3番)
52 鈴木 和佳子
B組 4番 富永 浩子
B組 5番 山崎 真由美

おニャン子クラブ

2005-10-25 | あ行
番組が始まった85年4月。初回だし一応見てみた。つまらない。頑張って3日間見た。耐えられない。その後、全く見ない日が続いて状況もわからなくなっていた。
9月。二学期が始まり学校に行くとみんなが騒いでた。何なんだ。とりあえず帰ってテレビをつける。みんな輝いて見えた。ゲンキンだ。
10月にある文化祭で、「セーラー服を脱がさないで」をやることになった。うちの学校はブレザーなので隣の学校から借りた。友達の家に集まって練習した。本番。恥ずかしかったけど結構ウケた。先生たちからは今年の三年生は、と呆れられた。例年は三年生は文化祭には積極的に参加しない。でもその年は違った。バンド(レベッカやチェッカーズ)やブレイクダンス(風見慎吾)などステージを三年生が席巻した。
宴の後は勉強には戻れない。余韻を引きずり夕方テレビの前に規則正しく座る。受験には苦しんだ。ただ、何とか合格し、「じゃあね」と「青いスタスィオン」に押されるように私は東京へと旅立った。
おニャン子クラブ
デビュー曲「セーラー服を脱がさないで」(1985年7月5日)
メンバーについては別途。

個人的ベスト3。
1.「お先に失礼」(1986.7.21) 秋元康/後藤次利/後藤次利
2.「NO MORE 恋愛ごっこ」(1987.1.21) 秋元康/後藤次利/後藤次利
3.「おっとCHIKAN!」(1986.5.5) 秋元康/長沢ヒロ/山川恵津子

「卒業」とオーディションによる新メンバー加入というスタイルや、その過程そのものを公開し盛り上げる方法論はモーニング娘。がそっくり引き継いだ。ただおニャン子は一部を除いてやはり素人集団で、まさに放課後の課外活動と言える。ハロプロという大きな枠があるわけでもなく卒業や離脱は芸能活動が厳しくなることを意味する。でもそれで充分なメンバーもいたはずだ。 おニャン子がもたらしたものは言い尽くされている。芸能界の素人化の象徴。隣のクラスの女の子がテレビに出ている気がする親近感。「会員番号」という新しい概念の導入。秋元康という時代の寵児が仕掛けた実験。とんねるずによるイジリ化と呼び捨てのハシリ。どれも当たっているのだろうけどオンタイムで巻き込まれた(仮に能動的な関与であっても)人たちは20年がたとうとしている今、なおも頑張るメンバーの様子が気になり、モー娘。のパワーダウンを複雑な思いで見ている。彼等が関わったのは正に「時代」であったけれど多分メンバー個人個人への愛情がその抑えられない波を支えていたと思うから。

個別には後ほど何人かを取り上げていくことにしたい。

岡本舞子

2005-10-25 | あ行
今でこそCMに気になる人を見つけた場合、ネットとか調べる方法は沢山あるわけですが20年前ともなると、ちょっとしたことを手掛かりに様々な媒体を目を皿のようにしてチェックしないと探し出せない・・そんな時代でした。
夕方のある時間に決まって流れるお菓子のCM(グリコ・キディランド)で見つけた岡本舞子ちゃんとの出会いはまさにそんな感じ。バックに流れる曲(後に「恋にエトセトラ」と判明)もキュートで俄然気になる存在に。画面の端のクレジットを手掛かりに雑誌などで調べまくりました。そうなると自動的にファンが製造されます(笑)

岡本舞子(おかもと・まいこ)
1970年9月3日生
東京都出身
血液型O
デビュー曲「愛って林檎ですか」(1985年4月25日)

個人的ベスト3。
1.「愛って林檎ですか」(1985.4.25) 阿久悠/山川恵津子/山川恵津子
2.「ファンレター」(1985.8.1) 阿久悠/山川恵津子/山川恵津子
3.「11月のソフィア」(1985.11.1) 秋元康/鈴木キサブロー/山川恵津子

フレッシュで可愛くて、歌も素直に上手かった(人によっては嫌いな歌い方かもしれませんが)。その一方で、気の強い面もあって、司法試験に合格して弁護士になりたい・・みたいなことも言ってました。

86年に入ると尾崎亜美作品(「臆病なヴィーナス」)にトライしたり、「ナツオの恋人ナツコ」が話題になったり、87年には、映画「舞妓物語」にチャレンジしたり・・と地道に話題を提供し続けてはいましたが、その後、どうしているのやら。
個人的には本館の04年11月の掲示板に使わせてもらったり、今でも時々ファーストアルバムの『ハートの扉』を聴いたりして、ひとり盛り上がっています(笑)

<annex版加筆>
本館へのリンクを貼ってみました。

浅香唯

2005-10-25 | あ行
『スケバン刑事』最終章は“風間三姉妹”の末っ娘、浅香唯ちゃんです。結花姉ちゃん、由真姉ちゃんも取り上げないといけないところですが、ここは勘弁。。

デビューの時は印象薄いですね。漫画のヒロインの名前を芸名にしたとか、話題はあったんですが、今ひとつ。垢抜けてなかったし・・でも、近年珍しく、しっかりした大きな声で歌う子だな、と思ってました。

その一方で、「ヤッパシ・・・H!」(詞・森雪之丞)という問題作を発表。そして「コンブレックスBANZAI !!」。。悪い曲では勿論ないけれど、このままだとイロもの化してしまう・・と思っていた矢先の『スケバン』抜擢。タイムリーでした。ここから、大ブレイク。

浅香唯(あさか・ゆい)
1969年12月4日生
宮崎県出身
血液型A
デビュー曲「夏少女」(1985年6月21日)

個人的ベスト3。
1.「Melody」(1988.11.2) 森雪之丞/木根尚登/萩田光雄
2.「Believe Again」(1988.1.27) 麻生圭子/中崎英也/萩田光雄
3.「C-Girl」(1988.4.20) 森雪之丞/NOBODY/井上鑑

88年は人気がピークで、いろんな作家陣の曲を歌うこともできて充実した1年だったと思います。そんな輝いていた時期の曲を3曲選んでしまいました。
初期だと「モダンボーイ白書」(「ふたりのMoon River」B面)ですかね。聴いててとても気持ちが良い曲です。

あとは、唯ちゃんにまつわる小ネタを2つ。。
・身の程を知らない私は、TBSのアナウンサー試験を受けに行きました。大会場に集まり、呼ばれたブース(10くらいあったと思う)に行って面接するのですが、会社側は人事の人と現役アナの2名チーム。私を面接してくれたのは、当時人気絶頂の長峰由紀アナ。大ラッキーでした(勿論、不合格でしたが)。※浅香唯ちゃんと何の関係があるのか分からない人が多そうです(汗)
・唯ちゃんのコンサートには2度行ったことがありますが、そのうちの1回である88年8月30日、昼の中野サンプラザ・渡辺美奈代を終え、夜の神奈川県民ホール・浅香唯ちゃんへ移動。そしたら、同じダフ屋の人を両会場で見かけました(笑)世間は狭い・・

<annex版加筆>
唯ちゃんも最近よくTVで見かけますね。バラエティとかでは、わがままなタレントみたいに扱われることも多いですが、そんなことないと思いますよ。個人的には(笑)