事務所によってタレントの傾向があると気づいた私は、芸映88年デビュー新人のオーディションがあると聞き、チケットを買って出かけました。西村知美ちゃんのコンサート付のお得なイベントです(笑)。87年10月4日・調布グリ-ンホール。記録も何もないのに覚えているのは、多分その日を心待ちにしていたからでしょう。
そして、最初に候補者がステージにずらっと並んだ瞬間から、この娘だ!と思い、彼女は「秘密の花園」を歌い、ダメかもとちょっと凹み(涙)、そしてやっぱり合格したのでした。さすが芸映ファンの眼に狂いはなかった(笑)。それが国実百合ちゃんです。
国実百合(くにざね・ゆり)
1970年12月19日生
高知県出身
血液型O
デビュー曲「青い制服」(1988年3月21日)
デビューするとプロモーションのためのイベントとか足繁く通ってしまいました(汗)
多分、実際に生で見た回数では生涯最多なのでは、と思います。GWは今日は熊谷、明日は清水(静岡)とか結構遠いところまで観にいったり、夏は帰省ついでに遥か西の方まで通り過ぎ、大阪まで行って握手したり(その帰りには樟葉で佐野量子ちゃんも握手して帰りましたが・・汗)しましたね。。
もうほとんど意地だったかもしれません。多分、これが自分にとって最後のアイドルになる・・という自覚と予感があったから。
個人的ベスト3。
1.「青い制服」(1988.3.21) 麻生麗二/林哲司/林哲司
2.「ボーイフレンド」(1988.6.21) 麻生麗二/林哲司/林哲司
3.「あなたしかいらない」(1989.3.21) 及川眠子/林哲司/山川恵津子売野雅勇(麻生麗二)のノスタルジックな学園モノが88年は続きましたが、その先陣が「青い制服」。グランドで練習する好きな人をフェンス越しに見ている姿は、藤谷美紀ちゃんの「応援してるからね」と重なります(その前の「転校生」ともつながってるし。これは麻生圭子さんですが)。
どちらかというと「ボーイフレンド」や「あなたしかいらない」等のアップテンポな曲が好き。89年に入ると大宮フリークスみたいなハコでイベントをやるようになって、そうなるとノレる曲が必要なんです(笑)
その後、改名したりいろいろありましたが、高知に帰ってしまったようですね。普通の女の子すぎたのでしょうか。
88年はいろんなアイドルがデビューしたのだけれど、すごくそれぞれ個性的で音楽的にもアーティスティックなアプローチをしてきたし、アルバムも良いものが多かった豊作の年でした。そんな中、百合ちゃんは古典的なスタンスで今ひとつ冒険がなかった気がします。
類は友を呼ぶといいますが、西村知美ちゃんを応援するミニコミ『知美ちゃん新聞』から派生した『百合ちゃん新聞』というのがありました。原稿も書かせてもらったり応援してる感がありましたね。。(Nさん、ありがとう。お元気でしょうか)
手元に1冊も残ってないですが(涙)