あかねさんのかぶと虫 annex

80年代歌謡曲を中心に語っていましたが、今はもろもろ。バックアップ場所のつもりがメインになりそう。

5月4日。

2008-05-04 | 芸映
Doblogさん、たまに記事書こうと思うと動きが不安定ですね(苦笑)。

今日は菊池桃子さんの誕生日です。
というわけで延々桃子さんの曲を聴き続けてしまいましたよ。
デビューは84年。歌を歌ってくれることはもうないかもしれませんが、毎週TVでもお顔を拝見できることのできるありがたさ。

明日も幸い休みですし、朝からゆっくり『はなまる』観よう。
平日の中では祝日の可能性がもっとも高い月曜。これは思し召しと思いたい。


コロムビアの代表曲と言えば。

2008-02-05 | 芸映
2月4日付の朝日新聞には“コロムビア 再生中”と題して、老舗レコード会社が赤字脱出を目指して、旧譜のデジタル化に力を入れている・・・といった記事が掲載されていました。

その中の囲みに“コロムビアの代表曲”というのがあって、
松井須磨子「カチューシャの唄」(1914)
藤山一郎「影を慕いて」(1932)
プロ野球阪神タイガース応援歌「六甲おろし」(1936)
 ・・・とあって、
美空ひばりさんや村田英雄さん、「ラジオ体操の歌」や「オバケのQ太郎」「ピンポンパン体操」「宇宙戦艦ヤマト」といった超スタンダードに混じって、

河合奈保子「けんかをやめて」(1982)

すごい!15曲の中の1曲としてセレクトされていましたよ。
嬉しいですねー。去年カエラがアルバムで1位とりましたが、コロムビアとしては奈保子さん以来の1位だったって話もあるし、代表アーティストなんですね。

ちなみに一番最近の曲として挙がっていたのは、“一青窈「ハナミズキ」(2004)”でした。



平山三紀

2006-04-09 | 芸映
1970年に「ビューティフル・ヨコハマ」でデビューした平山三紀さん。ほぼ一貫して、橋本淳さん作詞・筒美京平さん作曲というコンビが手がけました。特に71年にヒットした「真夏の出来事」は、今聴いても全然古い感じのしないポップさ。すごいカッコいいです。ちょっと下世話なユーミンという感じも漂っていますね。「ルージュの伝言」はここから生まれたのか?と勝手に想像したりするほどです。そういえばユーミンには「真夏の夜の夢」とか「避暑地の出来事」とかあったな、とか考えてみたり。

個人的ベスト3。
1.「真夏の出来事」 橋本淳/筒美京平/筒美京平
2.「熟れた果実」 橋本淳/筒美京平/筒美京平
3.「真夜中のエンジェル・ベイビー」 橋本淳/筒美京平/筒美京平


平山さんの魅力はやっぱり独特の声でしょうか。彼女の声に乗ると、言葉が音楽がずんずんと脳に、細胞に響いてきます。
なかなかいないタイプの歌手でしたね。歌謡史上も非常に重要な位置づけだと勝手に思っています。



広末涼子

2006-03-03 | 芸映
結局、ヒロスエの“食わず嫌い”は何だったんだろうか。豚の角煮?
昨日、『みなさんのおかげでした』に出てたのを、ちょろっと観ました。相変わらずの可愛らしさです。

いろいろあったヒロスエのここまで。
全盛だった時は好きではあったけど、曲を真剣に聴いたりはしませんでした。自分にとってそういう存在ではなかったから。ただ、昨年の初夏に、中古で1stアルバム買ってレンタルでベスト盤借りて、何だかめちゃくちゃ遅いヒロスエ・ブームが自分の中でやってきたのでした。

デビュー曲は、97年4月15日の「MajiでKoiする5秒前★」。東京ディズニーランド開園記念日のこの日、ヒロスエのデビュー日は運命のような気がしたものです。広く愛されるアイドルとしての存在。それは自らが起こしたムーヴメントと言ってよいと思います。

個人的ベスト3。
1.「summer sunset」(1998.5.13) 広瀬香美/広瀬香美/藤井丈司
2.「大スキ!」(1997.6.25) 岡本真夜/岡本真夜/藤井丈司
3.「MajiでKoiする5秒前★」(1997.4.15) 竹内まりや/竹内まりや/藤井丈司


今聴いてみると「ジーンズ」が結構いいな。当時は全然知らなかった。
早稲田に入った後、いろいろあった。自分の意識からも遠ざかっていたけれど、復帰するのを待ってたような個人的盛り上がり。ドラマも楽しみだけど、歌も歌ってほしい。舌足らずなヴォーカルがとてもかわいい歌声。本格派が多くなっている昨今。こんな歌手がいてもいいと思います。

WBCが開幕して野球からも目が離せませんが、ヒロスエは日本代表入りした藤川球児の中学の同級生。こんなキャッチーな話題も彼女ならでは。



浅田美代子

2006-01-15 | 芸映
浅田美代子=「赤い風船」。
ものすごいことに、自分の中のイメージがそれだけなんですよね・・・。
実働期間が3年間もあって、10枚もシングルを出しているのに、全く記憶がない(苦笑)。
幼心に観ていた『時間ですよ』の中で歌っていた「赤い風船」のイメージが鮮烈に焼き付いています。

歌は上手くなくて、当時は衝撃的でしたね。。未だに言われてますが。
でも、この曲は堂々の73年年間売上10位!。麻丘めぐみさんの「私の彼は左きき」(年間11位)より上なんです。当時、いかに人気があったかということでしょうね。

77年に吉田拓郎さんと結婚するために電撃引退(当時21歳)。その後、離婚され、芸能界にも復帰。天然キャラを、明石家さんまさんに愛され、『さんまのスーパーからくりTV』で絶妙のボケをカマしています。
って、全然音楽の話してませんね。すみません(苦笑)



池田政典

2005-06-08 | 芸映
井浦クンが『テラ戦士ΦBOY』なら、池田政典さんは『アイドルを探せ』。みんな、桃子さんと共演して大きくなっていきます(笑)

あくまでもカッコイイのに男の弱さのような部分を表現させたら屈指だったと思います。80年代の歌謡界ではイメージがダブる人があまりいなくて強いて言えばタイプは違うけど山本達彦さんとかそんな感じかと(全然違うと言われそう・・)。

個人的ベスト3。
1.「ハートブレイカーは踊れない」(1986.8.25) 有川正沙子/林哲司/船山基紀
2.「SHADOW DANCER」(1987.3.18) 売野雅勇/林哲司/船山基紀
3.「NIGHT OF SUMMER SIDE」(1987.5.) 売野雅勇/NOBODY/新川博


「ハートブレイカー~」は、チープ感を漂わせながらもカッコいいイントロが期待感を抱かせ、音が複雑に上下する難解なメロと、キャッチーで耳に残るサビの組合せが絶妙な佳曲。
ルックス的には尾崎豊っぽく押し出したかったのかもしれませんが、個人的にはこのくらいの軽さ感覚が好きです。アルバムを聴きたいと思うほどでもないけど、たまにシングル曲を口ずさむ程度の距離感が心地よいんです。

現在はドラマ中心の活動のようです。一時期は昼ドラのイメージが強かったですが、最近では『新撰組!』や『アタックNo.1』など幅広いですね。
音楽は続けてらっしゃるのでしょうか。本業じゃないけど、って感じだと嬉しいのですが、勝手ですね(苦笑)



井浦秀知

2005-06-06 | 芸映
今となっては、ものすごく残念なことの1つに、井浦秀知クンの音源をきちんと手元に揃えておかなかったことがあります。
当時は高校生だったし、洋楽にもお金を使っていたので、なかなかこのあたりまでレコードを買うというのはキツいことだったんです。どうしても二の次になりそうだったんですが、渇望感が日増しに高まる今日この頃。CD出てないのか。出てないよな・・

菊池桃子さんの主演映画『テラ戦士ΦBOY』の相手役がきっかけとなって、歌手デビュー。そのピュアな歌唱と独特の世界観は後の1986オメガトライブに受け継がれ、一方では池田政典さんに作家陣が引き継がれます。まあ、桃子さんそのものと言ってしまってもいいんですが(苦笑)
「風のPassword」のTVスポットはかなり流れていたので、♪風に~愛をのせて~♪っていうくだりは耳にしたことが多いのではないでしょうか・・

個人的ベスト3。
1.「風のPassword」(1985..) 青木久美子/林哲司/林哲司
2.「青春のOne-way Ticket」(1986..) 売野雅勇/林哲司/新川博
3.「春のモーニング・トレイン」(1986.4.5) 青木久美子/林哲司/新川博


顔がカルロス・トシキに似てるってのは・・禁句です(汗)



今井美樹

2005-04-03 | 芸映
今井美樹さんも既に40歳を超え、独特のポジションを築いていらっしゃいますね。。
86年のデビュー時の初々しさ。その後、OLの教祖的な存在として歌にドラマに獅子奮迅の活躍。そして、近年はプライベートでもいろいろ話題になりました。

歌手としての今井美樹さんで私が一番印象に残っているのは88年です。

個人的ベスト3。
1.「彼女とTIP ON DUO」(1988.8.17) 秋元康/上田知華/佐藤準
2.「静かにきたソリチュード」(1988.3.5) 戸沢暢美/中崎英也/井上艦
3.「野性の風」(1987.7.1) 川村真澄/筒美京平/久石讓


多分、世の中的には「PIECE OF MY WISH」(91年)とか「PRIDE」(96年)とかが人気なんだと思いますけどね・・私的にはちょっと違います。。狙い過ぎな感じがするのが気に入らないのかもしれません(苦笑)。上田知華さんは基本的に好きなんですが・・
布袋さんはちょっと・・です(涙)

ただ、なぜか家のCD棚にはアルバム『retour』があって、その中の「雨にキッスの花束を」とか「幸せになりたい」とか聴いて勇気付けられるという、微妙な心境の時もあったりします(恥)

これから歌手活動、どうなってくんでしょうね。インタビューとかでは布袋氏との共演で新しいものが見えたみたいに語ってた彼女。誰に向けて音楽を発信していくのでしょうか。



国実百合

2005-03-13 | 芸映
事務所によってタレントの傾向があると気づいた私は、芸映88年デビュー新人のオーディションがあると聞き、チケットを買って出かけました。西村知美ちゃんのコンサート付のお得なイベントです(笑)。87年10月4日・調布グリ-ンホール。記録も何もないのに覚えているのは、多分その日を心待ちにしていたからでしょう。

そして、最初に候補者がステージにずらっと並んだ瞬間から、この娘だ!と思い、彼女は「秘密の花園」を歌い、ダメかもとちょっと凹み(涙)、そしてやっぱり合格したのでした。さすが芸映ファンの眼に狂いはなかった(笑)。それが国実百合ちゃんです。

国実百合(くにざね・ゆり)
1970年12月19日生
高知県出身
血液型O
デビュー曲「青い制服」(1988年3月21日)


デビューするとプロモーションのためのイベントとか足繁く通ってしまいました(汗)
多分、実際に生で見た回数では生涯最多なのでは、と思います。GWは今日は熊谷、明日は清水(静岡)とか結構遠いところまで観にいったり、夏は帰省ついでに遥か西の方まで通り過ぎ、大阪まで行って握手したり(その帰りには樟葉で佐野量子ちゃんも握手して帰りましたが・・汗)しましたね。。

もうほとんど意地だったかもしれません。多分、これが自分にとって最後のアイドルになる・・という自覚と予感があったから。

個人的ベスト3。
1.「青い制服」(1988.3.21) 麻生麗二/林哲司/林哲司
2.「ボーイフレンド」(1988.6.21) 麻生麗二/林哲司/林哲司
3.「あなたしかいらない」(1989.3.21) 及川眠子/林哲司/山川恵津子


売野雅勇(麻生麗二)のノスタルジックな学園モノが88年は続きましたが、その先陣が「青い制服」。グランドで練習する好きな人をフェンス越しに見ている姿は、藤谷美紀ちゃんの「応援してるからね」と重なります(その前の「転校生」ともつながってるし。これは麻生圭子さんですが)。
どちらかというと「ボーイフレンド」や「あなたしかいらない」等のアップテンポな曲が好き。89年に入ると大宮フリークスみたいなハコでイベントをやるようになって、そうなるとノレる曲が必要なんです(笑)

その後、改名したりいろいろありましたが、高知に帰ってしまったようですね。普通の女の子すぎたのでしょうか。
88年はいろんなアイドルがデビューしたのだけれど、すごくそれぞれ個性的で音楽的にもアーティスティックなアプローチをしてきたし、アルバムも良いものが多かった豊作の年でした。そんな中、百合ちゃんは古典的なスタンスで今ひとつ冒険がなかった気がします。

類は友を呼ぶといいますが、西村知美ちゃんを応援するミニコミ『知美ちゃん新聞』から派生した『百合ちゃん新聞』というのがありました。原稿も書かせてもらったり応援してる感がありましたね。。(Nさん、ありがとう。お元気でしょうか)
手元に1冊も残ってないですが(涙)



西村知美

2005-01-16 | 芸映
モモコクラブから登場した彼女。ものすごい輝きを放ってのデビューでした。ルックスはミニ桃子、歌声はウィスパーヴォイス。高まる期待感(笑)
歌手デビューと同時期に、映画『ドン松五郎の生活』でも主演し、男子たちのハートを捕らえたのです。

西村知美(にしむら・ともみ)
1970年12月17日生
山口県出身
血液型O
デビュー曲「夢色のメッセージ」(1986年3月20日)

個人的ベスト3。
1.「シンフォニーの風」(1987.3.11) 麻生圭子/中崎英也/萩田光雄
2.「夢色のメッセージ」(1986.3.20) 来生えつこ/来生たかお/萩田光雄
3.「想い出の冬休み」(1987.11.16) 松本隆/筒美京平/武部聡志



口癖のようになっている歌もあって「とりあえず」というときは♪とりあえず、とりあえず♪(@「サクラが咲いた」(88年))と不用意に歌ってしまい、場が静かになることも(汗)

曲名にも突っ込みたくなります。
「君は流れ星」←落っこちてなくなっちゃうのかよっ!
「16粒の角砂糖」←甘すぎるよっ!
「ポケットに太陽」←熱いよっ!
「きゃきゃきゃのきゃ」←何なんだよっ!

知美ちゃんが私たちの前に提示したのは、おニャン子的なものが作り出す人工的な「夢」(だって“夢工場”だもん・・)に対抗して、デビューから「夢色のメッセージ」「見えてますか、夢」「わたし・ドリーミング」の“夢・三部作”に象徴されるピュアな「夢」でした。眠りながら見る「夢」と目標としての「夢」は何故、英語でも日本語でも同じ言葉なのだろうと考えると、何か不思議です。そしてそれの体現者が西村知美なのかもしれません。