MIDNIGHT TALKING MAN

新米社長の涙と笑いのドタバタ奮闘日記

因果。

2007年04月26日 | Weblog
僕はたびだびここで精神的なことを書くが、
ただこの手のネタが好きなだけなので、
好奇の目で見ないでね(笑)

自分も未熟もんだから、
この手のことについつい惹かれるのだろう。
ただ、近頃は関連書物を読みあさる機会も
随分減らしている。

というのも、頭でっかちになるのが恐いのだ。
信ずるものは救われるとはよく言うが、
僕は、信じているだけでは救われないと
実は思っているからだ。

本を読むとプラスの言葉を使おうとか、
ありがとうと言おうとか、
トイレ掃除をしようとか。
いろいろなテクニックが紹介されているが、
僕はこれらをやることはいいのだけれど、
肝心要の「実践」なくしては何も進まないと思っている。

例えば、仕事なら目標があって、
それに対する納期というか達成時期があって、
それに対して200%とも思えるほど力を出し切って進みながら、
心の中で、精神的なテクニックを利用するのならわかる。

でも、その言葉を言ってるだけとか、
トイレの掃除をしているだけでは、
到底、幸せへの構造は築けないのではないか。

因果とよくいうが、
成功するとか達成するのには、
やっぱりそれに向かう「明確な指針=原因」があって、
「達成感=結果」へと結べるのだと思っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なぜ今日こんなことを書いたかというと、
ここのところ自分で自分を駆り立てるために、
弱い自分を少し封印するがために、
そういった「ジンクス」のような事に頼らないでおこうと
考えて行動していたのだが、
それにより、自分の悪しき習慣みたいなところが見え、
より明確に進め出せた気がしているから。

傍目に読んでいても何を書いてるのやら、
思われるかもしれないが、
要するに、自分が思う自分の未来へ進むには、
やっぱり信じて疑わない心だけでは難しく、
プラス、行動しかないと言いたかったのだ。

精神世界や心の本ばっかりに頼っていた自分に、
少し決別できたし、
(いや、エンターテイメントとしては楽しみますよ)
自分の「足で歩いていく」生き方に
もっと近付きたいなぁと今は思っている。

光合成。

2007年04月25日 | Weblog
今日は良い天気。
すかーっと青空というわけではないのだが、
太陽が顔を見せ、雲の切れ間を
穏やかな光が落ちてくる。

空を見上げて、タバコをプカー。
吸い終わって、大きく深呼吸。
光と空気を胸いっぱいに吸い込んだ。
横をいつもの野良猫が行く。
マンホールの蓋に溜まった
昨夜の雨水をペロペロと飲んでいる。
何気ない風景だが、
どこか心が洗われる時間。

僕らのような夜の世界の人間には、
やっぱりこういう時間が必要。
ふっと立ち止まって、たった5分。
僕はどこでも時々こういう時間を作っている。

光が欲しくなるんだよ。

光合成とはよくいったもので、
「光と合って成る」と勝手に解釈している。
この大きな世界・宇宙の中で、
すっーとエネルギーを充電するような気持ち。

天気のいい日には光合成。
傍目に見ると、道ばたで突然立ち止まる、
不思議なおっちゃんに見えるだろうが(笑)

親孝行。

2007年04月24日 | Weblog
今日、話題の映画、
「東京タワー オカンとボクと、ときどきオトン」
を観てきました。

リリー・フランキー氏の原作が売れに売れた、
映画化作品です。
邦画が元気な昨今ですが、
僕も久しぶりにワクワクしながら行きました。

率直な感想。

涙が止まらなくなりました。

丁度自分も「親の死」を考えざるを得なくなった年。
それだけに、実感するところが多すぎて、
後半は訳もなく、ポロポロ流れる涙を
止められなかったんです。

僕も去年、父が大病をしたこと。
実母が幼少期にガンで亡くなっていることなど、
自分をかぶせてしまい過ぎたのもあるんですけど、
それよりなにより、

自分は親孝行できているか

を滅茶苦茶考えさせられました。

病気を発症したオカンを東京に呼び寄せ、
最初は「一緒に暮らす」ことで親孝行を果たすも、
時間の経過の中で事務的に生活をする主人公。
あのあたりはもしかしたら、
今の自分かもしれない...と猛省。

抗ガン剤の治療のシーンでは、
もう、頭をガンガン殴られているような気がして...
親孝行したい時には親はなし。
そんな風に自分もなってしまいそうな今。

もうそんな触れていられる時間はない。
そう思うと、なんともいえない気持ちになりました。

今日でも電話しよう。

近くにい過ぎて、なんにも思わなくなった自分。
今日はもう一度、
生んでくれた、育ててくれた親に、
感謝の気持ちをこの映画のおかげで取り戻せました。

STOP.....!

2007年04月23日 | Weblog
くっそー。一昨日は更新できず。
これで連勝記録(なんのや?)が途切れたー。
でも、めげんとまた書き続けます。

只今、お店で牛筋肉を茹でております。
休み明けの月曜日はいつも仕込みが大量。
それと、時間のかかる煮込みなどを、
この日はこつこつ作っております。

えっ?あんたバーテンダーやろ?

ですって?そうですバーテンダーです。
でも、ウチのお店は料理もやってるんです。
コック兼バーテンダーなのです。

で、今は牛筋を下ゆでして洗いにかける作業中。
これを土手焼きなどに仕上げていくんですよ。
僕は料理の中で、煮込みって好きでねぇ。
なんか、愛情の掛け方が大事というか、
手をかけてやれば、どんどん旨くなる。
まるで子供を育てるみたいな感覚。

ウチでは、カレーもルーを使わず野菜から。
あと、牛バラ肉をビール煮にしたりもします。
コトコト、コトコト。

あー、あと3時間後には旨い牛筋の煮込みが完成。
お客さまに出す前に、ちょいと試食。
我が仕事ながらこれがまたたまらんのです。
くわーっ、ビール飲みてー!!!
なーんて思いながら、にやにやとつまむんです。

さぁ、今夜はこいつで
皆様の「呑みゴコロ」をくすぐっちゃいますかな。

とうとう、うとうと。

2007年04月19日 | Weblog
今日は、ちょっと公用があって、
大阪・梅田へ出かけました。

僕は電車が実は大好きで、
その移動時間は格好の読書タイム。
今日も、2冊ほど仕込んで
いそいそと出かけました。

約40分の旅程なので、
結構読めちゃうなーなーんて思い、
電車に乗って本をペラリ。

次の停車駅で座席が空いたので、
座ってしまったんです。

これが悪かった。

3駅くらい通過したころから、
終着・難波までの記憶がまったく.....
そう、惰眠をむさぼってしまいましたのよ。

くっそー!!!
今日こそ読破したかったのにー。
後悔先に立たず。後の木阿弥。
過ぎた時間はもどりましぇんがな。

で、帰りの電車。
やっぱり空いてたので座ってしまいました。
で、また本を取り出して.....

はい......

またまた3駅めくらいから記憶がございません。
僕の店のある駅に着いたとき、
もうちょいとで乗り過ごしてしまうほど、
爆睡をしておりました。

くぅ.......

たしか、今日の睡眠時間は4時間。
そうや。ただの睡眠不足。
読みたい欲求とは裏腹に、
体がストップをかけよったんです。

まぁ、おかげて、
今仕事中。すっきりお目めでおるんですけど(苦笑)

ラッシュ。

2007年04月18日 | Weblog
ここのところ、仕事の休み以外は
ずーっとブログを更新中。
ちょつと思うところあって続けている。

さすがに話題も尽きかけて....
は、いない。いないのだっ。

先日、お客さまから
映画「東京タワー」のチケットを2枚頂く。
今週か来週には観にいこうと思っているのだが、
主題歌の福山雅治氏の「東京にもあったんだ」が、
ちょいと泣けるのでお気に入りなのであーる。

福山氏は、僕ら男衆からすると「敵」。
格好いいわ、声は渋いわ。
おまけに俳優もできて、ギターも弾けて、
写真展までやって.....
神様は彼に与え過ぎている。いやほんとに。

だから、あんまり褒めたくないのがホンネ。
でも、この人時々爆発的にええ歌書くのよね。
「桜坂」「MILK TEA」なんて、
残念ながら、僕のカラオケ十八番。

で、ここにきてこの曲。
田舎から上京してきたころの自分を思い、
当時の彼女へのメッセージに絡ませて、
郷愁を滲ませる詩。

♪今以上、自分以上になりたかったんだよ。
 急いで。急いで。

なーんてクダリは、
僕らみたいなおいちゃんにも、
ググッときてしまうんやなぁ。
ホンマにそんなこと真剣に思ってた時代があって、
当時の彼女に夢ばっかり語ってた自分が
オーバーラップするんですよ。

くっそー。福山。
やっぱり天才かもしらんなぁ。この人も。

一枚の写真。

2007年04月17日 | Weblog
先日、友人のBARのパーティで、
僕の親しい方から、写真を1枚頂いた。

「今日来ると思ったから、
 絶対渡したろと思ってててん。」

と、僕より少し先輩のその人は、
にこにこと手渡してくれた。

そこには、10年前くらいの我が店のカウンターで
仏頂面で立っている僕が写っていた。
すごく懐かしく、そしてその計らいに
心底感謝してしまった。

渡してくれたその方は、
ずっと僕と同じ時代、同じ町で、同じ仕事をし、
ついこの間、店をたたまれてしまった。
(ちょっと前、ここで書いたよね。)
そのお店で整理をしている時に
この写真を見つけて大事に取っておいてくれたのだ。

僕の店も今は改装してしまって、その面影はない。
でも、その写真にはその時代の自分と店。
そしてその方と一緒に過ごした時代を
飲みながら語り明かした。

「あの時代、俺らしか無かったんよ。
 あんな面白かった店。」
「そうですよねー」

なんて、お互いに自画自賛してしまった(笑)

何も郷愁だけにひたっているわけではない。
少しだけ、あの頃の尖ってた自分や、
何にも負けないくらいの自信が、
今の自分にも、必要だよと教えられている気がした。

年を経て、ただただ丸くなるだけでも
まったく面白くない。
自分達も、ずっとここに立っている。
そんなことをその方と、
一枚の写真が教えてくれた。



いきなりおしりで...

2007年04月16日 | Weblog
ほんま、もしお食事中やったらごめんなさい。
我が愛犬のイングリッシュコッカーの
ドルチェのお尻写真....
短い尻尾が愛嬌ありなんですが。

休日は彼女の散歩が僕の役目。
普段は仕事でかまってやれないので、
これだけは欠かさないんです。

で、これは昨日の散歩中見つけたレンゲ畑で
パチリと撮った写真です。

最近、なかなかレンゲ畑って見かけないでしょ?
僕らが子供の頃は、
そこいらの田んぼで春の季節は、
レンゲ畑が広がってたんやけどなぁ。

そのレンゲの上に寝そべったり、
花を摘んで、家族に持ってかえったり、
子供らしいところもあったんですよ。

いいでしょ。こんな風景。
ピンクの絨毯みたいに小さい花がブワーッと広がって、
僕みたいなおっちゃんでも
気分がほっこりしますもんね。

僕の家の周りはまだ田舎なんで、
こんな風景もまだちらほら見れるんです。
得した気分になれる町です。

しかし、愛犬ドルチェ。
彼女の目線はレンゲ畑ではなくて......
近所を通りかかったイケ面シーズー君に向ってる。
色気と食い気が彼女の最大の関心事でした。

ベルギービール。

2007年04月14日 | Weblog
春から夏に向けて、
僕のような酒好きにとって、
やっぱり恋しいのは.....ビール?

いつのころからかなぁ?
仕事の後、運動の後、何かにつけて、
グビグビ、プファー。
とやってしまっていますね。

日本のクラフトビールにハマって、はや3年あまり。
その間に、イギリス・ドイツ・アメリカなど、
いろんなビールを飲んできましたけど、
今、じっくり楽しんでるのが、
ベルジァン。
そう、ベルギービールです。

この国のビールは、まずスタイルが様々で、
ヒューガルデンでお馴染みの小麦系ホワイトエールや、
ランビックという貯蔵ビールにチェリーなどを漬けた
フルーツランビック、
修道院で作られるトラピストやアビィなど、
今では800種類ものビールが作られているそうです。

そして、何と言ってもグラス。
聖杯型やフルート型、
中には、そこが丸くって自立できないので
木枠のついたものまであるんです。
それが、それぞれのブランドの
かっこいいデザインで作られていて、
このビールにはこのグラスという感じで
スタイリッシュに楽しめます。

ラベルやコースターなども
かわいいのから、意味不明のものまで
それはそれは、僕のようなコレクション癖のあある奴には、
とってもあぶない世界(苦笑)

しかし、その味わいは折り紙付き。
ほんとうまいのが多いんですよ。
僕の今のお気に入りは、

リーフマン。

グーテンバンドというブラウンエールや、
クリークというチェリーを漬けたブラウンエールがいい。
なんといっても香りがよくって、
複雑なうまみがぎっしり詰まっていますんでね。

ああ、やばいなぁこの夏。
また、このビールにハマってしまって、
ついつい、がぶがぶと飲んでしまいそうやなぁ。



自然と一体。

2007年04月13日 | Weblog
ここんところの忙しさで、
ちょいと日なたを忘れておりました。
今日、通勤の道すがら、
近所にある「鈴の宮公園」の存在に気付き、
車を止めて立ち寄りました。

ぶらりと歩いていると、
池を囲んで、桜並木とたんぽぽが咲く芝生発見。
吸い込まれるようにそこに行き、
ついつい、その芝へゴローン。

今日はあたたかい日差しが心地よく、
目を閉じて、しばし空気を楽しみました。

青い草の香り。
桜の花びらがおでこに落ちる感覚。
手を駆け上がるありんこの足。
風が遠くから近付く音。
鳥たちが忙しく飛ぶ鳴き声。
池の噴水の音。
子供たちの歓声。
遠くを走る車の音。
空を飛ぶ飛行機のエンジン音。

いろいろな音や風景が、
ひとつひとつくっきりと体に届きました。

ほんの5分もしたら、
体からすーっと力が抜け、
目を開けた頃には、なんだかすっきり。

大地から「気」をいただいた気がしました。
いいなぁ。忘れたらいかんよね。
こんなありがたーい時間。

ご近所ヒーリングで、
すこしパワー復活。今日もがんばれそうだな。