MIDNIGHT TALKING MAN

新米社長の涙と笑いのドタバタ奮闘日記

宴の余韻

2006年09月25日 | Weblog
9/23に、当店の12周年を祝うパーティを催しました。

このイベントは毎年行っておりまして、
3周年目からなので、もう9回目。
毎年、たくさんのお客さまにご来場頂き、
とても賑やかで楽しい夜になるんです。

今年の出し物は、
★カスクゴンディションエールの限定販売。
 これは、長野のヤッホーブルーイング様が作られる
 木樽に入った、エールとポーターの2種のビール。
 この日のために詰めていただき販売しました。

★スペシャルライブ
 地元でがんばっているアーティストのライブ。
 今年は鶴身大輔くんとオーガニック・フィールズ。
 お客さまやスタッフも飛び入りでライブ。
 
★ベストドレッサー賞
 告知してお願いしていたこともあって、
 特に女性たちがきれいだったー!!
 おじさまたちが、お洒落してくれたことも、
 ちょっとうれしかったなぁ。

など、いろいろなイベントで盛り上がり、
結局、動員120名、夜7時から朝7時までの
ロングランなパーティとなりました!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

毎年毎年、この宴を終わると、
スタッフも僕も、ほんとにヘロヘロになるんです。
精根尽き果てるとは、まさにこのこと。
でも、それがわかっていても、
なぜ、続けているかというと、
やっぱり、人に出会え、
人が笑ってくれる場所だからです。

今年、とりわけ嬉しかったのは、
長年の付き合いの中で、
転居したり、転勤されたりして、
遠くにお住まいの「元常連」さんが、
わざわざ、来てくれたことです。
毎年、ありますが今年は本当にすごかった。

東京・山梨・広島・京都・奈良・神戸...。

中には、わざわざこれだけのために、
泊まりできていただいた方もいます。

「やっぱりここなんですよ。」

と、公私に渡ってお付き合いのある方が、
思案顔で伝えてくれた瞬間、
続けていけることの幸せと、
こんな素敵な「仲間」に支えられている幸せが
グッと胸に込み上げました。

また、僕には音楽を通じた仲間もいます。

マンション階下のテナントだけに、
しょっちゅうライブはできないんですが、
こんな時には、必ず盛り上げてくれます。

その中で、僕の最近の仲間で、
僕よりもひとまわり以上も若いバンドやシンガーが
今年は集まってくれました。

彼等とセッションをすると
いつも自分が活性できるというか、
刺激をもらえるんですよ。
「ああ、こんなに純粋に音楽が楽しいんだ」と。

僕のように、いい年の人間とセッションだなんて、
いやがる人もおおいだろうに...
彼等は逆に僕を受け入れてくれるんです。

そして、今年は40代のおじさま常連さんのユニット、
スタッフとお客さまのユニットなど、
「楽しんで」音楽を発表してくれる場面も。

特に、40代おじさまユニットはかっこよかったなぁ。
1曲だけでしたけど、しみじみとしていてね。
音を出せる喜びを噛み締めてくれている様子でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

宴が終わり、朝日の眩しい空を見上げながらの帰り道。
やっぱり心に込み上げるのは、

「しんどいけど、今年もやっぱり楽しかったなぁ。」

こんな素敵なみなさんと僕の店の誕生日を祝える。
店主冥利に尽きますよね。

そして、普段は中々言えませんが、
スタッフ2人、そしてOBとその御店のメンバーが、
裏方としてこの宴をずっと支えてくれました。
とんでもない数のお酒のオーダーを
一生懸命に作り、またお客さまに接してくれる。

彼等がいてくれるからこそ、
このような大きな宴も実現できる。

毎日の営業を支えてくれていることも含めて、
スタッフには本当に感謝しています。

またうちを卒業しても、
毎年手伝いにきてくれるSちゃん。
ことしはその部下のスタッフまで引き連れて
仕事で疲れているだろうに朝まで、ありがとう!

ありがとうございます。

この言葉を、皆さんに何度言っても足りないくらい、
充実した気持ちを頂きました。
この宴の度に、僕はまたがんばれます。

最後にやっぱりもう一度....

いつもいつも応援してくれる皆様。
遠く離れていても忘れずいてくれる皆様。
いつも気丈に僕を支えてくれるスタッフ。
音楽やお酒で賑わせてくれるミュージシャン・メーカーの方々、
そして、縁の下で支えてくれる家族....

本当にありがとう!
皆さんがそばいいてくれる事が、
何より、僕の宝物です。





宴の余韻

2006年09月25日 | Weblog
9/23に、当店の12周年を祝うパーティを催しました。

このイベントは毎年行っておりまして、
3周年目からなので、もう9回目。
毎年、たくさんのお客さまにご来場頂き、
とても賑やかで楽しい夜になるんです。

今年の出し物は、
★カスクゴンディションエールの限定販売。
 これは、長野のヤッホーブルーイング様が作られる
 木樽に入った、エールとポーターの2種のビール。
 この日のために詰めていただき販売しました。

★スペシャルライブ
 地元でがんばっているアーティストのライブ。
 今年は鶴身大輔くんとオーガニック・フィールズ。
 お客さまやスタッフも飛び入りでライブ。
 
★ベストドレッサー賞
 告知してお願いしていたこともあって、
 特に女性たちがきれいだったー!!
 おじさまたちが、お洒落してくれたことも、
 ちょっとうれしかったなぁ。

など、いろいろなイベントで盛り上がり、
結局、動員120名、夜7時から朝7時までの
ロングランなパーティとなりました!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

毎年毎年、この宴を終わると、
スタッフも僕も、ほんとにヘロヘロになるんです。
精根尽き果てるとは、まさにこのこと。
でも、それがわかっていても、
なぜ、続けているかというと、
やっぱり、人に出会え、
人が笑ってくれる場所だからです。

今年、とりわけ嬉しかったのは、
長年の付き合いの中で、
転居したり、転勤されたりして、
遠くにお住まいの「元常連」さんが、
わざわざ、来てくれたことです。
毎年、ありますが今年は本当にすごかった。

東京・山梨・広島・京都・奈良・神戸...。

中には、わざわざこれだけのために、
泊まりできていただいた方もいます。

「やっぱりここなんですよ。」

と、公私に渡ってお付き合いのある方が、
思案顔で伝えてくれた瞬間、
続けていけることの幸せと、
こんな素敵な「仲間」に支えられている幸せが
グッと胸に込み上げました。

また、僕には音楽を通じた仲間もいます。

マンション階下のテナントだけに、
しょっちゅうライブはできないんですが、
こんな時には、必ず盛り上げてくれます。

その中で、僕の最近の仲間で、
僕よりもひとまわり以上も若いバンドやシンガーが
今年は集まってくれました。

彼等とセッションをすると
いつも自分が活性できるというか、
刺激をもらえるんですよ。
「ああ、こんなに純粋に音楽が楽しいんだ」と。

僕のように、いい年の人間とセッションだなんて、
いやがる人もおおいだろうに...
彼等は逆に僕を受け入れてくれるんです。

そして、今年は40代のおじさま常連さんのユニット、
スタッフとお客さまのユニットなど、
「楽しんで」音楽を発表してくれる場面も。

特に、40代おじさまユニットはかっこよかったなぁ。
1曲だけでしたけど、しみじみとしていてね。
音を出せる喜びを噛み締めてくれている様子でした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

宴が終わり、朝日の眩しい空を見上げながらの帰り道。
やっぱり心に込み上げるのは、

「しんどいけど、今年もやっぱり楽しかったなぁ。」

こんな素敵なみなさんと僕の店の誕生日を祝える。
店主冥利に尽きますよね。

そして、普段は中々言えませんが、
スタッフ2人、そしてOBとその御店のメンバーが、
裏方としてこの宴をずっと支えてくれました。
とんでもない数のお酒のオーダーを
一生懸命に作り、またお客さまに接してくれる。

彼等がいてくれるからこそ、
このような大きな宴も実現できる。

毎日の営業を支えてくれていることも含めて、
スタッフには本当に感謝しています。

またうちを卒業しても、
毎年手伝いにきてくれるSちゃん。
ことしはその部下のスタッフまで引き連れて
仕事で疲れているだろうに朝まで、ありがとう!

ありがとうございます。

この言葉を、皆さんに何度言っても足りないくらい、
充実した気持ちを頂きました。
この宴の度に、僕はまたがんばれます。

最後にやっぱりもう一度....

いつもいつも応援してくれる皆様。
遠く離れていても忘れずいてくれる皆様。
いつも気丈に僕を支えてくれるスタッフ。
音楽やお酒で賑わせてくれるミュージシャン・メーカーの方々、
そして、縁の下で支えてくれる家族....

本当にありがとう!
皆さんがそばいいてくれる事が、
何より、僕の宝物です。





アグレッシブ

2006年09月20日 | Weblog
先週あたりから、多忙を極め
ブログの更新もままなりませんでした。
やっと、少しの時間を見つけて
ちょっとだけ書いてみます。

今月は、我が店の12周年。
人生12年がワンサイクルで、
季節の周期のように、
起こる出来事が循環している。
とある先生が申しておりましたが、
そう考えれば、今年は僕にとっては、
スタートの年となるのでしょうか?

確かに、今の自分を分析すると、
今年は何かと「初めて」のことがあったり、
新しいことに取り組んだりが多いんです。
また、好奇心もかなり旺盛になってきています。

12年前といえば、丁度30歳になった頃。
まだまだ、幼稚で負けん気だけの自分。
しかし、当時の自分が持っていたアグレッシブな心。
これが、今また、じわじわと....(笑)
少しは、大人になっていますので、
辺り構わず突き進めみたいな感じではなくなりましたが、
何かできそうな期待感と、
やんなくちゃー、いかなくちゃーと思う、
自分を駆り立てる気持ちが大きいんです。

歳じゃないんだなぁって思います。
人生、いつからでも始められる気がして。
ちょっと前まで、「ええ歳やから」なんて、
口にしかけていた事が、嘘みたい(笑)。

話は変わりますが、
ここのところ体をいじめてると前にも言いました。
トレーニングやウォーキングを
毎日欠かさずやっています。
30代半ばから、暴飲暴食を繰り返し、
不摂生極まりなかったのに、
今や「TARZAN」誌を買って読んだり、
サプリを飲みながら運動する、
プチ健康オタクに(笑)
不思議なものですね。

おかげて体も軽くなって、
お酒を飲む量も少なくなりましたので、
朝の寝起きも良好。
あとはタバコを減らすくらいかな。

心も体もまだまだ「攻め」の体制なんだなと思うと、
自分がすごくなんでもやれそうな気がします。
厄年も終盤を迎えて、さらにアグレッシブ。
若いもんには、まだまだ負けまへんで~(笑)

背中を見せてあげる。

2006年09月07日 | Weblog
ここで知り合った、まだ見ぬ遠方の友のブログに、
近頃、頻発している子供たちの事件の事が書いてあった。

家族・友達・同級生を殺害したり、
家に放火してしまう子供たち。

僕も子供を持つ親だけに、
そうそう無関心でもいられない。

件の友も書いているが、
なんでも、自分の都合で「リセット」してしまう。
しかも、事の最後には、
「こんなことになるとは思わなかった」と、
まるで絵空事のような当事者の弁。
そんな風潮に見えてしまう。

「リセット」の方向を選んだ段階で、
殴れば、刺せば死に繋がる可能性があることを 
あたかも、都合良く忘れてしまっていたかのように。

その背後にあるのは、果たして社会や環境のせいなのか。
とても、考えさせられてしまった。

人間が生きていく中で、常々学んでいくのが、
「人間関係」という壮大なテーマ。
その時折で、結びあう多種多様な人間関係の中で、
自分と違う価値観や人生と共存しながら、
人は生きていく。

その中に、痛烈に痛みを伴うこともある。
小さな子供の心には、とても高いハードルもある。
それを、たくさんの人々のサポートをもらいながら、
越えていくものだと思う。

それを、今はいとも簡単に、
小さな苦難や挫折を感じた段階でリセットしてしまう。

しかし、これは子供たちに限った話ではないように思う。
大人たちの利己的極まりない犯罪や、
他人の気持ちを考えない理不尽な行動は、
連日、報道されたり、
日常生活の中でも、子供たちの目に映るはずだ。

その大人の姿を見て「自分」にも写し取ったり、
また逆に、子供のそういう「変容」を知っても、
我が未熟さを知る大人がものを言えようはずもない。
例えば、親が子供を育てていく段階で、
親の望み通りの「人間」を「作る」という感覚。
子供が違った方向にいくと、
「そんなやつは自分の子ではない」と、
体罰や執拗に罵詈雑言を浴びせる親。
これも、「子育て」のリセットではあるまいか。

リアルな痛みや、心の様を
今は、本当に分かち合えるコミュニティが少ない。
それは親子・友人という一番最小限の人間関係でも
そう思えてしまう。

昔の長屋文化のように、少々口うるさくはあるが、
「他人の子」も「わが子」も関係なく
「町の子」として、大人がみんなで教えた時代。
僕が子供の頃には、まだそんな風景があった。
自分ごとだけど、僕は未だにそうしている。
自分もそうしてもらって育ったから。

これは教えてあげないとと思うことは、
コンビニの前でも、人の家でも、
どこでもかまわず、子供たちに言ってしまう。
しかし、これも時々迷惑がる大人もいる。
まぁ、価値観はいろいろだから、
しかたないのだけれど。

僕らもやんちゃに育った部類だから、
それほど偉そうに言えたものではないが、
「大人」はちゃんと君たちを見てるよという気持ちと、
自分自身も大人として逃げない背中でありたい。

少なからず、そう思った。










祭りのあと。

2006年09月05日 | Weblog
先日、大阪でも有名な
「岸和田だんじり祭り」の試験曳きに遭遇。
偶然、用があってこの付近を通りかかった。
勇壮なお祭りで有名だけあって、
本番ではなくとも、ものすごい盛り上がり。

道を行くだんじりを追いながら、
観客も一緒に動いていく様は、
やはり、にぎやかでいいものだ。

僕は、車だったので、当然の渋滞の中、
のんびり見学を決めこんで、
その後を、のろのろと運転していた。

その時、ふと気が付いたこと。

だんじりとその観客が行き過ぎた。
道という道、町並みのいたるところに、
たばこの吸い殻、缶、ペットボトル...
ゴミ、ゴミ、ゴミの光景。
いやー、そりゃすごいゴミの数。

うーん。
祭り気分が盛り上がり、
観客もそちらに気を取られるから、
ゴミのことまで気がいかなくて、
これは仕方ないのかなぁと思いながら....

気にしながら見ていると、
町のシルバー人材から派遣されていると思しき
老紳士たちが、その後りゴミ集めをされていた。
また、コンビニや商店の前でも、
スタッフが懸命にゴミ集め。

当事者たちとは、違う人に
少ししわ寄せがいってる気がした。
それを見て、ちょっとだけ残念な気がしたんだな。
大阪を代表する祭りだから、
当然、全国各地からたくさんの人が来る。
そこで、素晴らしいだんじり祭りを堪能して、
祭りが終わった後の光景を見た時、
祭りの華やかな部分とその裏側のギャップが....

なんでも批判的に見ているわけじゃないけれど、
町全体で、少し考える場面があれば...

もしかしたら、すでにいろいろと
対策を練られているかもしれないので、
そうであれば、うれしいのだが。

僕も楽しいことは大好き。
でも、跡を濁さず。

今年の夏、各地の野外イベントでも、
リサイクルカップや、ゴミの収集を、
主催者と観客が一体となって取り組んでいた等、
模範になる取り組みもある。
小さな意識づけから、始められたらいいのになぁと
やっぱり思ってしまった。

同じ大阪が、活気を帯びて、
そして、「ええ町やなぁ」と思ってくれるように。

考えさせられた出来事だった。



時は過ぎ行くとも...

2006年09月04日 | Weblog
今週土曜日は、我が店の周年にあたる。

1994年9月9日、29歳の終わりに独立をした。
12年もの歳月といえば、長くも感じるが、
当の本人としては、ついこの間のよう。
毎年、このシーズンになると
その開店の頃を、しみじみと思い出す。

志は、かなり高めの設定。
本当に今思えば、無茶に思えるほどの
高い高いハードル。
お客様に喜んでいただいては、
自分の信念を信じ、
また、トラブルが起こっては、
その信念を揺るがせた。
毎日毎日、一喜一憂したものだ。

熱くて、真剣で、無鉄砲で、
走り過ぎていた時代。
それだけに、思い出も相当深いものがある。
あげれば切りがないほど、
出会いの多い創業期だった気がする。
そして、あれから12年。

今?
それほど。変わっていないことが多い。
でも、やはり「大人」になったのかなと思う。

熱さは変りない。
真剣さも変わりない。
無鉄砲ではなくなったかな。
走る前に、相当思考を巡らせるようになった。

同じ仕事を長く続けて変わること。

それは、揺るぎが薄らいだことなんだな。
そう思えば、自分の歩いてきた時間も、
そうそう無駄ではないことを知る。

今も、やっぱり相当高いハードルを
いつもいつも自分で作ってしまう。
何かにチャレンジしていないと、
どうも不安になってしまう性分。

しかし、己の力を己が信じることの大切さ。
これがあるから、やめられないのだ。
その気持ちが、波を起こし、
物事に取り組む気持ちや、
環境を整えていく。

節目にあたり、また自分点検。
そうして、また新しい日を迎える。