愛染隼人の女の詩集 なみだ枯れても

なみだ枯れても

なみだ枯れても 愛よ枯れるな

小雨に濡れる

我が身の辛さ 港…神戸で

夢千切れ 嫌われたけど

諦めたくはない

ポーの汽笛は 明日の未練

始まりだけど あゝ神戸…

悪いうわさに 泣いていたけど

気にせず生きた

あなた信じる 港…神戸て

愛だけを 頼って生きた

だから別れ風が

肌身に染みる 遣る瀬無いのよ

私を泣かす あゝ神戸…

まぶたを閉じて 暗闇に映る

時の狭間の

あなたが逃げる 港…神戸で

追いかけて 掴まえたけど

雨の雫だけ

宿るだけで 女が泣いて

後悔だけの あゝ神戸…

愛染隼人の女の詩集 インペリアル ロード

そんな優しさに 包まれたかった

夢見ていたの 夜霧の中で

愛で溢れた 口づけ

おんなが流す この世の涙

私だけの あゝImperial Road…

星の陰で咲く 赤い花びらは

光輝く あなたの胸で

愛の証しの あゝ 灯りは

永遠だけど 怖いぐらいの

幸せだけど あゝImperial Road…

隠しきれずある 幸せ吐息を

胸に感じる 時の踊り子

黒い瞳に 影忍ばせて

明日の未来を 占っている

私だけの あゝImperial Road…

愛染隼人の女の詩集 通り雨・・女

何処か似ている　あの人に

お酒の席で　声かけられて

その気になった

昔話に咲いてみた

恋の苦労に　心通わせ

泣いてくれた

嘘のなみだか　あゝ通り雨・・

月が呼んでる　吠えている

きのうの恋に　別れを告げて

すべて忘れて

きっと生まれ変わります

それが一番　幸せなのよ

我が身慰め　あゝ通り雨・・

別れが惜しい　誘われている

似てる人だと　ただそれだけで

許してしまう

一夜に女のすべて

後悔しない　言い訳しない

泣かずにいるわ　あゝ通り雨・・

愛染隼人の女の詩集 花桜…独唱曲

冬が去って 裸樹が終わり

桜の蕾が ふっくらしてる

出逢いに別れ 涙ぐんで

風が小枝を 悪戯してる

桜 桜 目覚めれば

君がスキ 桃色…桜 あゝ…

人はそれぞれに 何思うのか

受けつぐ歴史 今も変わらず

歴史は廻る 時代ながれ

人変わっても 愛は変わらず

桜 桜 目覚めればい

君がスキ 桃色…桜 あゝ

桜 桜 目覚めれば

君がスキ 桃色…桜 あゝ…

愛染隼人の女の詩集 思いでワルツ

思いでワルツ

もう顔を 見ることが出来ない

最後の悲しい おんなの別れ

出逢いは別れの 始まりだから

あなたが教えた この切なさを

ラストの曲に 思いを込めて

あゝ思いでワルツ…

この愛が 夜霧に消えてゆく

東京まち灯り 七色ネオン

まぶたの裏にも 小雨が降って

胸のアルバムの 思いで作り

重ねるグラスの 水割りだけど

あゝ思いでワルツ…

割るなみだ 苦味のお酒が

悪酔いの時を よけいに泣かす

よく似合っていた

心寄せあい

二人で生きてた アパートだけど

愛だけ溶けてる グラスの氷

あゝ思いでワルツ…

あなたさようなら 心にな