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愛染隼人の女の詩集 盆帰り

2024-07-07 21:05:00 | 日記

      盆帰り
風に乗りながら 風鈴の音が聞こえる
昔どこがで聞いたような
サラサラと 駅に降り立ったなら
私を迎える どこか悲しげ
連なる山々 故郷の あゝ盆帰り…

電車のテール いつの間にか色褪せて
愛が薄らいてゆくから
侘しさに 泣いていたあの頃が
懐かしい 若き日の日々 
小川のせせらぎ
故郷の あゝ盆帰り…

恋なんてしない 泣くだけの悲しいもの
海の匂いに慣らされ
ゆめ千切れ 麦藁帽子で育つ
肌黒い あの日が返る
薄べに色した 
故郷の あゝ盆帰り…

風に乗りながら 風鈴の音が聞こえる
昔どこがで聞いたような
サラサラと 駅に降り立ったなら
私を迎える どこか悲しげ
連なる山々 故郷の あゝ盆帰り…





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愛染隼人の女の詩集 渚(なぎさ)

2024-07-07 20:59:00 | 日記
渚に沈む 地平の夕陽は
真っ赤に燃える 恋のように
現れ笑う 女神のように
私の心に 似ているようで
あゝ揺れる女の心…

あなたとならば 死んでもいいから
覚悟を決めて 愛してるけど
星に隠れた 捧げた恋は
涙の苦労が あったからなのあゝ夢多き女の恋…

渚の匂い しあわせの匂い
めぐりめぐった 女の憂い
今日か明日か 悲しみ隣り
怯えているけど それも恋なら
あゝあなたに魅せられた恋…


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愛染隼人の女の詩集 なみだ酒

2024-07-07 20:35:00 | 日記
時計の針が廻る 夜が更け行く
白い扉の 名も知らない
小さなスナックの 片隅で
おんな酒 みれん酒
崩れた恋の 組み立てパズル
している 酔えない私 あゝ…

しんしんと夜が明ける
眼を擦る 窓に見えてる
綺麗な空から 星流れ
なみだ酒 あなた酒
明日を占う カードゲーム
涙して まぶたが痛い あゝ…



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愛染隼人の女の詩集 池袋の夜

2024-07-07 12:47:00 | 日記
あなたと飲んだ 尽きない話で
女の幸せ わかってくれた
夜に溶けて あなたに咲いた
赤い花を あげましょう
胸の灯りは あなたしか見えない
あゝ そんな池袋の夜…

飲んで絡んで 幸せあげると
真(まこと)の話と なみだ流した
どうせ気まぐれ 思っていても
あみだのクジに あたったような
そんな言葉を 肌に抱え生きる
あゝそんな池袋の夜…


3番予定してます

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愛染隼人の女の詩集 昔のよしみで

2024-07-07 12:39:00 | 日記
小さなお店を 持ちました
女一人の門出です
あんなに恋に燃えて
捨てられたけど
今でも 未練があるような…
内緒ですが 横浜関内に
昔のよしみに おすがりします
よろしかったら
訪ねて下さいね あゝ…

別れてかれこれ もう二年
女が迷う恋苦労
いろいろあったけれど
話しずらさが
なみだで 邪魔するけれど
女の過去は 傷が泣くばかりで
とても言えない 笑い話しで
店の名前は
女の門出です あゝ…




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