愛占館はじめてのブログ

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『易経』の簡単な歴史

2005-08-29 21:55:49 | 占い
変化の書『易経』は世界の文献の中で
最も重要なもののひとつである。

その起源は伝説に包まれる太古の昔に
さかのぼる。

伝説の皇帝伏ぎ が三本の線からなる
8つの卦を書いたといわれる。

周の創始者である文王はこの八卦を組み合わせて
六十四卦を作った。

文王の息子 周公は卦のひとつひとつの線について
爻辞を書き、意味を与えた。

『易経』は秦の始皇帝が行った焚書坑儒でも
他の古典とともに燃やされる運命を免れた。

占いと魔術の書として地位を確立していたからである。

宋の時代には、経世と人生哲学の書と考えられる
ようになった。

今日では中国の高尚な占いの書とみなされている。 
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故事名言集 『老子』

2005-08-29 21:13:54 | 占い
『老子』のなかより故事名言を出してみました。

【敢えて主とならずして客となる】
競争相手に勝ちたいのであれば、自分の方から
闘いを仕掛けてはならない。あえて距離を置き
相手の出方を見てからはじめて
行動を起すべきである。

【人を知る者は知なり、自ら知る者は明なり】
他人を正しく評価出きる者はかしこいが、自分を正しく
評価できる者は、それ以上にかしこい。

【大道廃れて仁義あり】
現実に世情が悪いと、かえって人々が正義を
口にする。内情が悪ければ、表向きは良い事をいう。

【千里の行も足下より】
遠い旅路も足もとの一歩から始まる。
遠大な事業も手近なことから始めよ。

【小国寡民】
理想の国家は、人口の少ない小規模の国家である。
組織というものは、肥大化するほど腐敗も大きくなり
自浄作用が働かなくなる。

【上善は水の如し】
最も理想的な生き方は、水のように柔軟に生きることである。
ただ柔らかいだけではない。
周囲の環境に合わせて、時には氷の如く硬くもなれる、
融通の良さが肝要である。

 
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