徒然草独歩の写日記

周防東部の徒然なるままの写日記

第13回全国鵜飼サミット岩国

2012-10-26 01:22:12 | 日記・エッセイ・コラム

10時ごろ横山のNさんから電話。この時期何事か。

今日11月25日第13回全国鵜飼サミットが岩国で開催。余興として鵜船4艘の特別鵜飼遊覧があるそうだ。時間は未定だが夜の実施らしい。

開始時間を確認するため、午後になって鵜飼振興㈱に電話するが無応答。どうやら観光ホテルで一杯やっているらしい。

5時前にNさんから電話。彼はもう早々と錦城橋で待機中らしい。大慌てで家を飛び出す。ひょっとして薄暮の鵜飼遊覧篝火にお目にかかれるかも知れない。

ところが橋の上にはNさん一人だけ。「何時からあるんかね?」。「時間は分からんが、やることは間違いないようだ」。錦城橋の下に浮かぶ大型屋形船の中では着物姿の女性5、6名が琴のリハーサルを実施中。やることに間違いはないようだ。

7時になっても橋の上は二人だけ。やけに寒くてわびしい。いつもなら多数の屋形船の提灯が点灯するのに真っ暗なままだ。「本当にやるんかね?」。冷たい風が吹き出した。鼻水が出る。通行人が怪訝そうな顔つきで、物好き二人を見ながら通り過ぎる。まさか「定刻」の開始じゃあるまいか。

「Nさん、あんたのわびしい後姿を撮らしてや。ブログのネタにしたいんや」。物好き二人の撮影会。「動いちゃいけんよ」。ところが、何故か真っ暗。「もう一回」。これも暗い。「...27、28、29、30」。これでも真っ暗。おかしい。フィルターを外すのを忘れていた。「もうええじゃろう。寒いけぇ、じっとしとったら余計に体が固まってしまう」。「もう一回だけ、もうちょっと背中を丸めて寒そうに」。

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そのうち3名のカメラマンが到着。同時開催の岩国錦帯橋写真コンテスト優勝者受賞式に参列した連中だ。     

定刻の8時半過ぎごろ、ようやく篝火が橋の下を「琴と尺八」の演奏にのって下流に向う。屋形船のお客さんはサミット参加の全国の関係者。

直前になってフィルター装着を忘れていた。大慌て。それにしても寒かった。トイレの無い屋形船の着物姿の女性達は冷たい風のなか4時間以上も正座したまま。陸に上がった女性たちは一目散で...。こちらも早く帰って...。うっかりカメラの電源を切ってしまった。ノイズが気になる。

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