前日の１１日ＴＶ放映、「Ｊチャン山口・古地図片手に岩国めぐり」で、篤姫錦帯橋見物の際休憩した場所は「御客屋」と説明されていた。
岩国徴古館M学芸員に照会したところ、大橋東詰め下流の土手町にあった旅館「児玉屋」で休憩したようだ。食事もここでとっている。サイトに記載した木野村の津屋本陣（別名児玉屋）は間違いということになる。これは、「岩邑年代記」に記載されている文面からはそのように判読できるので間違いない。錦見土手町に大きな旅館「児玉屋」があったそうだ。当然、「児玉屋」旅館での休憩、食事は事前手配していたことになる。
大橋乗り越え折り返し後、多数の御使者が「御客屋」に案内され休憩したようだ。「御客屋」は錦帯橋から真っ直ぐ東に延びる大通り「大名小路」の南側にあった。当初からそのように推定したのだが、「岩邑年代記」を知った木野村津屋本陣の奥さんからそのように聞き、追加記載していたのだ。「児玉屋」違いのようだ。木野村の児玉屋さんにもそのように連絡しておく必要がありそうだ。
しかし、当サイトでは津屋本陣（児玉屋）でも休憩したことにしておこう。それの方がロマンがあるではないか。
（本件、サイトの「多田～欽明路峠」思案橋付近・「日々是見聞録」参照。）