大梅山通化寺に大阪「臨済宗法厳寺」禅僧が入寺予定

掲載がおそくなったが、先般、黄檗宗本山萬福寺を中心とした多数の禅僧を迎え、大梅山通化寺で「黄檗式大施餓鬼法会」・「遊撃軍戦没者慰霊法要」が催行されたが、これを伝える当方のブログに大阪臨済宗法厳寺の法岳禅師から、「コメント」と「漢詩」を投稿頂いた。「普茶料理」を食べることばかりの記事に立派な漢詩を頂くことに赤面。

「コメント欄」は、分かりにくく、衆目に触れにくいので本欄に再掲することにした。

別便メールによると、１１月中旬にはお弟子さんと通化寺に入寺されるようだ。

 大阪臨済宗法厳寺はホームページを開設している。ギャラリーには、「達磨大師」の絵が多数。座禅教室等、多才で造詣深い禅僧のようだ。これで通化寺も息を吹き返すことだろう。期待しよう。

<コメント全文再掲>

この慰霊法要の日　大阪の宝厳寺から弟子二人を連れて参加しました　私は京都亀岡の宝泉寺で30年間、住職をしながら禅センターを開いて禅の布教をしてきました　現在、宝泉寺は弟子の吉野和尚が住職しています。いよいよ年末には弟子たちと通化寺に入寺します。まず寺周辺の掃除から始めようと思ってます。２０２０年のオリンピックを目標に世界の人々が静かに自己を見つめる坐禅入門道場ができればと夢見てます。今後ともよろしくお願いいたします。
その日の思い出を拙い漢詩にしました。

周防古刹大梅山
通化坊門深鎖関
供養先亡施食日
満堂清衆露和顔

周防の古刹大梅山
通化の坊門深く関を鎖す
供養先亡施食の日
満堂の清衆和顔をあらわす　２０１３年９月８日